23年アニメ産業3兆3,465億円と過去最高 初の3兆円超え

アニメーションの制作会社などでつくる日本動画協会がまとめたアニメ産業レポートによると、2023年のアニメ産業の市場規模は全体で3兆3,465億円で、過去最高だった前年を14%余り上回り、初めて3兆円を超えた。
内訳をみると、最も多かったのが海外との番組契約やグッズ販売など海外展開で、前年比18%増の1兆7,222億円となり、全体の半分以上を占めた。配信は継続的に伸びていて、前年の1.5倍の2,501億円となった。このほか、商品化が7,008億円、ライブが1,081億円、テレビが973億円、映画が681億円等となっている。

北陸新幹線 敦賀ー新大阪の延伸着工25年度断念 与党整備委

政府与党の整備委員会は12月20日、北陸新幹線の敦賀ー新大阪の延伸を巡り、年内の詳細ルートの決定を見送り、2025年度内としてきた着工を事実上、断念した。地下水への影響の懸念、残土の処分方法、財政負担のあり方など地元自治体の理解を得るのが先決と判断した。詳細ルート決定の先送り、そして着工の遅れは全線開業の先送りにつながる可能性がある。

住友化学 中国のPPコンパウンド事業2社の株式を譲渡

住友化学(本社:東京都中央区)は12月18日、中国のポリプロピレンコンパウンド事業の合弁会社2社の株式の全持ち分を、現地のコンパウンド事業会社、仕天材料科技有限公司(所在地:広東省広州市)に譲渡したと発表した。
同社の合弁事業会社は、珠海住化複合塑料有限公司(所在地:広東省珠海市、住友化学の出資比率55%)、大連住化塑料有限公司(所在地:遼寧省大連市、同出資比率50%)の2社。
ポリプロピレンコンパウンドとは、ポリプロピレン(PP)に合成ゴム、ガラス繊維、無機フィラーなどを混練し、機能性や剛性などを向上させた高性能な材料で、主に自動車のバンパーや内装材、家電製品などに使用されている。

ホシザキ ベトナム企業を子会社化 東南アジア初の製造拠点

厨房機器大手のホシザキ(本社:愛知県豊明市)は12月19日、食品加工工場で使われる冷蔵設備や加工機械などの製造・販売を手掛けるベトナムのアジア・リフレジレーション・インダストリー・ジョイントストックカンパニー(略称:アリコ、所在地:ホーチミン市)を子会社化すると発表した。シンガポールのアジア統括会社を通じて買収する。アリコの発行済み株式の51%を取得する。取得価額は2,244億ベトナムドン(約13億円)。ホシザキにとっては、東南アジア初の製造拠点となる。取得完了は2025年2月末の予定。

トヨタ会長がタイ首相訪問 HV生産で550億バーツ投資表明

トヨタ自動車の豊田章男会長が12月18日、タイ・バンコクの首相府にぺートーンターン・チナワット首相を訪問、会談した。この中でトヨタ自動車がタイでのハイブリッド車(HV)の生産能力を増強で、新たに550億タイバーツ(2,500億円相当)を投資することを明らかにした。これを受け、ぺートーンターン首相は「雇用創出、技術移転、人材育成につながる」と歓迎に意を表した。

JR西日本 北陸新幹線 金沢ー敦賀間で29年度に自動運転導入

JR西日本は12月18日、北陸新幹線の金沢ー敦賀間で、2029年度に自動運転を導入すると発表した。運転士は乗車するものの、走行中の速度制御や停止はシステムに委ねる。将来的には、車両に運転士や係員が乗らない「完全自動運転が」の導入も検討する。
システムはJR東日本と共同開発中で、導入されれば運転士の業務量を削減でき、走行中は安全確認などの業務に徹することができる。

ユーグレナ HVO51%混合 次世代バイオディーゼル燃料開発

ユーグレナ(本社:東京都港区)は12月18日、軽油に水素化処理植物油(HVO)を51%混合した次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」を開発し、供給を開始すると発表した。HVOを51%混合したサステオは軽油規格に適合しており、軽油同様にディーゼルエンジン車の公道走行に使用可能だ。すでにいすゞ自動車のバスに採用され、供給を開始している。これまでHVOを20%混合した燃料を販売してきたが、軽油の規格を維持しながら、HVOの比率を高めた。

経産省「全固体電池」5社に補助 最大255億円 EV用

経済産業省は、電気自動車(EV)に搭載する次世代電池の本命とされる「全固体電池」の部材製造などに補助金を拠出する方針を固めた。経済安全保障推進法に基づく戦略物資として、全固体電池の生産強化を補助対象に認定するのは初めて。
対象企業は出光興産、三井金属、東洋鋼鈑、三菱ケミカル、智頭電機の5社。全固体電池の部材や関連諸資材に対する5社の計648億円の投資計画に対し、最大255億円を補助する。

JR東海と積水化学 ペロブスカイト太陽電池搭載の防音壁

JR東海と積水化学工業は12月18日、ペロブスカイト太陽電池を搭載した防音壁の共同開発を進めることで契約を結んだと発表した。これは日当たりが良く、東海道新幹線沿線に設置されている防音壁に、薄くて軽量で、柔軟なフィルム型ペロブスカイト太陽電池を搭載しようというもので、今回試作機を開発した。今後実用化に向けてJR東海の小牧研究施設等で実証実験を行う。

ソニーG KADOKAWに500億円追加出資, 筆頭株主に 

ソニーグループは12月19日、出版大手KADOKAWAと資本業務提携すると発表した。KADAKAWAが2025年1月に実施する第三者割当増資を引き受け、500億円で株式を取得する。これにより、ソニーGのKADOKAWA株の保有率が約2%から約10%に上がり、筆頭株主となる。
今回の資本業務提携により、両社が持つアニメやゲームなどコンテンツや知的財産での協業を強化する。

静岡空港に初のLCC定期便 週3往復 香港エクスプレス航空

静岡空港(所在地:静岡県牧之原市)に12月17日、香港国際空港とを結ぶ初の定期便が就航し、第1便が到着した。格安航空会社(LCC)の香港エクスプレス航空が週3往復運航する。同日は、静岡が舞台の人気漫画「ちびまる子ちゃん」のキャラクターが香港から第1便の乗客を出迎えた。その後、空港内で開かれた記念式典では空港の運営会社、西村等社長や利用促進協議会の岸田裕之会長(静岡ガス会長)、鈴木康友知事らが就航を祝った。

ホンダ HV世界販売30年に23年比2倍の130万台めざす

ホンダは12月18日、ハイブリッド車(HV)の世界販売を2030年に、2023年比2倍の130万台に増やす方針を明らかにした。新開発のエンジンやモーターを搭載したHV新型車を2026年から販売する。世界で電気自動車(EV)の伸びが鈍化する中、”つなぎ役”のHVを強化し、HV販売首位のトヨタ自動車を追撃する。

国交省 25年万博期間中のライドシェア緩和を正式決定

国土交通省は12月19日、2025年大阪・関西万博の期間中に大阪府内で「日本版ライドシェア」の規制を大幅に緩和することを正式に決定した。大阪府、大阪市との間で合意した。この要点は①大阪市周辺に限られていた運航エリアを大阪府全域に広げ、万博会期中の移動需要に対応する②万博会期中の2025年4〜10月に曜日を問わず、24時間運行できるようにする。
これらの要点実施に向け、12月20日から大阪府内全域で24時間ライドシェアを運行する試験運用を始める。台数は大阪市周辺は210台まで、そのほかの地域では、各地にあるタクシー車両数の5%までとする。試験運用の「状況を踏まえ、国交省と大阪府、大阪市、大阪タクシー協会で万博期間中に必要なライドシェアの台数を検討する。

ホンダ・日産 経営統合で協議 持ち株会社設立 検討

ホンダと日産自動車が、経営統合する方向で協議していることが12月18日、分かった。両社が傘下に入る持ち株会社の設立を検討し、日産が筆頭株主となっている三菱自動車の合流も視野に入れる。実現すれば、世界販売台数の2023年実績で813万台になり、トヨタ自動車グループ(1,123万台)、フォルクスワーゲングループ(923万台)に次ぐ3位の自動車グループとなる。
ホンダ、日産両社は現在「各社の強みを持ち合い、将来的な協業について様々な検討を行っている」と表明。今後、持ち株会社の設立時期や出資比率、首脳人事などを詰め、早ければ23日にも覚書を交わすとみられる。

スペースワン 小型ロケット「カイロス」2号機打ち上げ失敗

宇宙スタートアップのスペースワン(本社:東京都港区)は12月18日午前、和歌山県串本町の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」から小型ロケット「カイロス」2号機を打ち上げたが、ミッションの達成が困難と判断、飛行を中断したと発表した。民間単独では国内初となる衛星の軌道投入というミッションは達成できず、打ち上げは失敗した。3月の初号機に続く2回連続の失敗となった。

キオクシアHD 東証に上場 初値1,440円 公開価格下回る

半導体メモリ大手のキオクシアホールディングス(本社:東京都港区、旧東芝メモリ)が12月18日、東証プライム市場に上場した。午前9時に公開価格の1,455円を15円(1%)下回る1,440円で初値をつけた。キオクシア株はその後、個人投資家などの買いが入り、一時は1,689円まで上昇し、1,601円で引けた。終値ベースの時価総額は8,630億円となった。

ソフトバンクG 米に5年間で15兆円投資 孫会長発表

ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は12月16日、米フロリダ州でトランプ次期大統領と記者会見し、今後5年間で米国に1,000億ドル(約15兆円)を投資し、10万人の雇用を生み出す方針を発表した。投資の詳細は明らかにしなかったが、データセンターなど米国でAI(人工知能)関連などへの投資を加速させるとみられる。
トランプ氏は、ソフトバンクGの計画を「歴史的な投資」と評価し、米主要メディアが相次いで速報した。

日立 社長に徳永氏 副社長から昇格 IT軸に成長目指す

日立製作所は12月16日、2025年4月1日付で小島啓二社長兼CEO(最高経営責任者)(68)が副会長に就き、後任に徳永俊昭副社長(57)を充てる人事を発表した。東原敏昭会長(69)は続投する。
徳永氏は日立製作所の創業の地、茨城県日立市の出身。入社以来、金融関連のシステムエンジニアなどとして、IT畑を歩んだ。徳永氏について、小島社長は「デジタルの申し子」という。デジタル化や急速にAI(人工知能)の普及が進む中、ITを軸にさらなる成長を目指す。

センコーと住宅3社が物流効率化と共同利用, 脱炭素で協業

物流大手のセンコー(本社:大阪市北区)と住宅メーカー、旭化成ホームズ、積水化学住宅カンパニー、積水ハウスの3社は12月16日、「住宅物流4社協議会」を発足させ、物流効率化と脱炭素社会への貢献を目指すと発表した。
これにより、①全国に7エリア29拠点ある各社の輸送拠点を共同利用して効率的な物流体制を構築する②部材メーカーからの購入・輸送の共同実施ーーなど、4つの協業施策を実施し、2025年までにドライバーの運転時間を約1万7,000時間(トラック2,160台分)削減し、輸送CO2排出量を約500トン-CO2(スギの木約3万5,800本分)削減することを目指す。

大阪メトロ 新大阪, 本町駅に配送ロッカー 当日指定ホテルへ

大阪メトロ(本社:大阪市西区)は12月13日から、預けた手荷物が指定した大阪市内のホテルまで当日中に配送されるスマートロッカーを御堂筋線の新大阪駅と本町駅に設置した。2025年大阪・関西万博の混雑緩和対策の一環。
配送ロッカーは計180個(新大阪駅157個、本町駅23個)分あり、午後2時までに預ければ提携する市内約160カ所のホテルに当日中に配達する。日本語、英語、中国語、韓国語に対応している。手荷物は、ロッカーの大きさに応じて小サイズ1個1,900円、中サイズ2,300円、大サイズ2,800円。交通系ICカードで支払う。
同ロッカーはSPACER(本社:東京都中央区)が運営し、JR西日本や近畿日本鉄道でも導入されている。

JR西日本 25年万博で乗換なしの「エキスポライナー」運行

JR西日本(本社:大阪市北区)は12月13日、2025年3月15日からのダイヤ改正について発表した。大阪・関西万博を見据え、会場へのアクセス向上と、大阪市内の混雑緩和対策に向けた増便を発表した。
新大阪駅と万博会場に近い桜島駅を乗り換え無しで結ぶ、8両編成の「エキスポライナー」を上下線合わせて26本を新たに運行し、輸送力を高める。また、大阪環状線は平日に5本、土日・祝日に3本それぞれ増便し、ゆめ咲線も平日に4本、土日・祝日には6本増やす。
このほか、九州新幹線と山陽新幹線は万博の開催期間中の週末を中心に鹿児島中央駅の始発時間を35分繰り上げ、午前9時59分新大阪に到着する臨時列車を新たに運行する。東海道新幹線も午前6時台に東京発・新大阪行の「のぞみ」を1本増便する。

商船三井 インドネシアMCSIと特定技能人材送り出しで提携

商船三井(本社:東京都港区)は12月13日、インドネシアで船員のマネジメントやトレーニングを手掛けるPT MCS International(以下、MCSI)と、日本への特定技能人材の送り出し事業に関する業務提携契約を12月5日に締結したと発表した。この提携により、インドネシアからのドライバー人材の送り出しに注力していく予定で、インドネシア人若年層への雇用機会創出と日本国内のドライバー人材不足解消に貢献していく。

大和ハウス 67歳定年を導入 従来の65歳と選択可能に

大和ハウス工業(本社:大阪市北区)は12月13日、2025年4月1日に選択定年制を導入し、社員自らが定年を65歳か、新設する67歳のどちらにするか選べるようにすると発表した。これまでは65歳を一律の定年としていた。シニア人材の活躍の場を広げ、これまで培ってきた経験やノウハウを事業に生かす。

くら寿司 25年万博会場店舗で提供の70カ国メニュー発表

回転すしチェーン「くら寿司」を展開するくら寿司(本社:大阪府堺市)は12月12日、2025年大阪・関西万博の会場内に出店する店舗で提供する特別メニューを発表した。万博に参加する国のうち、70カ国・地域の代表的な料理をサイドメニューとして用意する。特別仕様の抗菌寿司カバーに入れて、日本の寿司とともに回転レーンで提供する。
特別メニューはトルコの肉料理「ケバブ」、ベトナムの「生春巻き」、カメルーンで庶民の味として親しまれているサバの炭火焼き「マケロ」など70種類。

住友商事 印チェンナイ工業団地第二期区画約57haを拡張

住友商事(本社:東京都千代田区)は12月12日、インドのマヒンドラワールドシティデベロッパーズ社(本社:タミル・ナドゥ州チェンナイ、以下、MWC社)とともに、同地チェンナイ近郊で運営するオリジンズ・チェンナイ工業団地において、第一期(約124ha)に続き、新たに第二期として約57haの開発用地を拡張し、2025年より販売開始すると発表した。
同工業団地はタミル・ナドゥ州の州都チェンナイ市中心部から北に37km(車で約1時間)の国道16号線沿いに位置する。日本、インド両政府からの支援により、近隣および敷地内の変電所や国道へのアクセス道路などが整備されている。
2017年の第一期販売開始後、現在15社(うち日系企業6社)が入居している。将来的には合計250ha程度まで開発エリアを広げていくことを目指す。

全国の酪農家数 初めて1万下回る 前年比5.7%減の9,960

全国の酪農関係の団体でつくる中央酪農会議の調査によると、日本の酪農家の数は2024年10月時点で前年同月比5.7%減の9,960となり、2005年に調査が始まってから初めて1万を下回った。
このうち230余りの酪農家を対象に行ったアンケートでは、今年10月の経営状況について、58.9%が「赤字」と答えたほか、こうした状況が続く中、「離農を考えたことはあるか?」との質問に、47.9%が「ある」と回答したとしている。

ヤマト 日本郵便に委託停止打診 協業の行方見通せず

ヤマト運輸が、小型の薄型荷物「クロネコゆうパケット」の配達を委託する日本郵便に、委託の停止を打診したことが12月13日、分かった。両社は2023年6月、メール便や薄型荷物の配達を日本郵便に一本化することで合意したが、協業の行方が見通せない状況となっている。
両社の亀裂の発端は、クロネコゆうパケットを巡る配達の遅れだ。一部の地域で、輸送にかかる日数が以前より長くなっているというのがヤマト側の主張。これに伴いヤマト側は2025年1月〜2026年3月の間の委託を中断したいと申し入れた。これに対し日本郵便側は、得意とする二輪で配達できる荷物の取扱個数を増やし、収益の拡大を見込んでいただけに、合意に反するとして反発している。
ヤマトの委託停止打診の背景には業績の悪化がある。ヤマト運輸の親会社、ヤマトホールディングスは2024年9月中間期の最終損益で、中間期として5年ぶりに赤字に転落した。ネット通販の伸びが鈍化する一方、人県費や物流コストなどが増えたためだ。
「物流2024年問題」を念頭に始まった大手2社の協業だが、合意からわずか1年半で見直しを迫られる可能性が出ている。

東京建物 タイ・バンコクで2分譲マンション開発に参画

東京建物(本社:東京都中央区)は12月12日、タイの現地法人、Tokyo Tatemono(Thailand)Ltd.(以下、東京建物タイランド)を通じて、タイ・バンコクで新たに2つの分譲マンション(コンドミニアム)開発事業に参画したと発表した。タイの大手デベロッパー、SC Asset Corporation Public Company Limited(本社:バンコク都、以下、SC社)と共同で、「Reference Ekkamai(リファレンス エカマイ)プロジェクト」および「Reference Kasetsart(リファレンス カセサート)プロジェクト」を進めていく。
プロジェクトの詳細は以下の通り。エカマイプロジェクトの所在地はバンコク都ワッタナー区、敷地面積3,876㎡。延床面積3万3,522㎡。鉄筋コンクリート造、地上44階、地下1階、住宅396戸。2027年竣工予定。カセサートプロジェクトの所在地はバンコク都チャトチャック区、敷地面積4,099㎡、延床面積2万2,700㎡。鉄筋コンクリート造、地上21階、住宅381戸。2027年竣工予定。

ホンダ・GM 自動運転の提携解消 都内のタクシー事業も中止

ホンダは12月10日、米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)との自動運転分野での提携を解消することを明らかにした。これに伴い、2026年から東京都内で共同で始める予定だった自動運転タクシー事業も中止する方針。
ホンダは現在、GM傘下で自動運転タクシーの運行を手掛ける米クルーズに数%を出資している。2025年前半をめどに、保有するクルーズの株式をGMに売却し、「提携を解消する。ホンダは今後、独自で自動運転技術の開発を進める。

USJに新エリア「ドンキーコング」12/11オープン

大阪市のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、所在地:大阪市此花区)に12月11日、任天堂のゲームキャラクター「ドンキーコング」をテーマにした新エリアがオープンした。
新エリアは「ドンキーコング・カントリー」で、任天堂のゲームを題材にした「スーパー・ニンテンドー・ワールド」を1.7倍に拡張し、ドンキーコングたちが暮らすジャングルを再現した。アトラクションの目玉は、ゲームでもおなじみのトロッコを模した「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」で、ジャングルの中を駆け巡る。
USJは2023年の入場者数で前年比29.6%増の1,600万人を動員、世界のテーマパークでウォルト・ディズニーが米国内で運営する2施設に次ぎ3位となっており、引き続き高い伸び率を維持できるのか注目される。