双日(本社:東京都千代田区)は10月26日、シンガポールを拠点とするエネルギーおよび都市ソリューションのプロバイダーSembcorp Industries Limited(セムコープインダストリーズ、以下、セムコープ)と、脱炭素をテーマとした広範囲なインフラおよび新エネルギー分野の事業領域に向けた戦略的提携で覚書を締結したと発表した。
両社は2001年から携わっていたベトナムIPP(発電)プロジェクトから共同で取り組みを開始して以来、20年を超える共同取り組みの実績がある。
セムコープはグループ総資産144億シンガポールドル、シンガポール証券取引所上場ののコングロマリット企業。シンガポールほか、6大陸で電力・ガス・蒸気・水などのインフラ整備事業、工業団地および都市開発を手掛けるシンガポールの代表的企業。
9月全国百貨店売上高20.2%増 高額品・衣料品好調
ホンダ バッテリー交換ステーション稼働開始
ジブリパーク 23年2月分から入場券を先着順に
11月1日に開園するジブリパーク(所在地:愛知県長久手市)は10月24日、入場券の抽選を取りやめ、2023年2月分から先着順にすると発表した。また、3区画ごとに分けている入場券の区分も見直す。スタジオジブリの小道具や絵コンテを展示する「ジブリの大倉庫」と、映画「耳をすませば」の風景を再現した「青春の丘」の共通券を発売する。2月分から「青春の丘」単独の入場券は廃止する。
ジブリパークは2023年1月分までを発売しており、2022年11月分、12月分はすでに完売している。2月分以降は、販売に伴う混乱が落ち着くとみて、11月10日から一般販売する。
ジブリパークは「ジブリの大倉庫」「青春の丘」に加え、映画「となりのトトロ」の風景を再現した「どんどこ森」の3区画に分かれている。
山九 マレーシアに人材育成センター開設 海外初
パナソニック EV充電器シェアサービス 11/29開始
パナソニック エレクトリックワークス社は10月24日、電気自動車(EV)充電器のシェアリングサービス「エブリワ・チャージャー・シェア」を開始すると発表した。EVユーザーがコンビニエンスストアなどに設置された充電器をスマートフォンアプリから予約して利用できるようにする。
11月29日よりEVチャージャーのシェアリングサービスを開始し、EVチャージャーを設置するホストの募集を始める。普通充電器の15%が登録するサービスに育てたい考え。決済システムでみずほ銀行と、充電器周辺での物損事故などに対応する保険で損害保険ジャパンと連携する。商業施設や自治体などが設置するEV充電器とEVユーザー双方に登録してもらい、サービスの拡大を図る。
野村不 タイの3件の分譲事業に参画 累計1万戸突破
豊田通商 ペットボトルの水平リサイクル本格稼働
豊田通商は10月24日、豊通ペットリサイクルシステムズ(本社:滋賀県蒲生郡日野町)が10月初旬よりペットボトルの水平リサイクル工場の本格稼働を開始、22日に同工場の開所式を行ったと発表した。同工場では年間約4万トンの飲料ボトル用リサイクルペット樹脂の生産を目指している。
豊通ペットリサイクルシステムズは2020年、豊田通商、ウツミリサイクルシステムズ、中央倉庫などの共同で設立された。
日本では販売されたペットボトルの96.7%が回収され、88.5%がリサイクルされている。ただ、ペットボトルからペットボトルへ水平リサイクルされている割合は15.7%にとどまっている。多くは衣料・副資材など多用途へ展開されているのが実情。
トヨタ 中国BYDと共同開発のセダン型EV発売へ
物流施設の自動化・制御・管理で8社が共同実証
大和ハウスグループのフレームワークス(本社:東京都港区)など物流関連事業8社は10月24日、物流施設における自動化機器の制御・管理システムに係る標準化や、商慣行に係る業務対象物の標準化のモデルケース創出に共同で取り組む実証実験を開始すると発表した。
これは経済産業省の公募事業、令和4年度「流通・物流の効率化・付加価値創出に係る基盤構築事業(物流施設におけるサプライチェーン横断的な自動化機器の効果的導入・活用事例の創出)」の採択を受けたもの。
同事業に参画するのはフレームワークスはじめ、アンシェル(本社:東京都港区)、FAプロダクツ(本社:東京都港区)、オフィスエフエイ・コム(本社:栃木県小山市)、キリンビバレッジ(本社:東京都中野区)、日立物流(本社:東京都中央区)、BIPROGY(本社:東京都江東区、旧 日本ユニシス)、Mujin(本社:東京都江東区)の8社。
マツキヨココカラ 香港にコーズウェイベイ店,4店目
ドラッグストア・調剤薬局を展開するマツキヨココカラ&カンパニー(本社:東京都文京区)は10月21日、香港で松本清香港股份有限公司(以下、マツモトキヨシ香港)を通じ、4号店目となる「マツモトキヨシ コーズウェイベイ店」を同日オープンすると発表した。同店舗はマツモトキヨシの旗艦店として香港島随一のショッピングエリア、コーズウェイベイ ハンルンセンター内に出店。
同店のコンセプトは”Tokyo CHAOS”。香港にいながら、TOKYOを感じてもらう、Tokyo Culture Japan Beauty体験型ショップ。売場面積は約792㎡。営業時間は日曜〜木曜日は11時〜22時、金曜・土曜日は11時〜23時。取扱商品は医薬品、健康食品、衛生用品、日用品、食品。
香港には2022年5月に1号店をオープン、順次2号、3号店まで出店してきた。
大阪ガス,三菱重工 CO2流通可視化へPtoCを共同実証
大阪ガス(本社:大阪市中央区)、三菱重工業(本社:東京都千代田区)、日本アイ・ビー・エム(本社:東京都中央区、日本IBM)の3社は10月21日、合成メタンの環境価値の可視化・最適化に向け、三菱重工と日本IBMが構築を進める二酸化炭素(CO2)流通を可視化するデジタルプラットフォーム「CO2NNEX(TM)(コネックス)」を活用し、サプライチェーン全体における合成メタンのCO2排出量の流通・移転を可能にするシステムの概念実証を共同で実施することに合意したと発表した。
今回共同で実施するPtoCにより、CCU(CO2を回収して燃料、化学品、建材などの製造・利用に活用すること)のCO2流通を可視化し、CO2の取引方法や環境価値の移転、合成メタン供給先でのカーボンフットプリントの試算などの活用に役立てる。
マレーシア航空 KLー羽田,成田,関空線を増便 緩和で
ガルーダ航空 11/1から成田ーバリ直行便運航再開
ジェトロ 11月に留学生向け合同企業説明会開催
日本貿易振興機構(ジェトロ)は文部科学省と厚生労働省との共催で11月14〜18日の5日間、国内最大級の外国人留学生向け「オンライン合同企業説明会 2022秋」を開催する。オンラインでの採用合同イベントは今回で6度目。
同イベントには国内37都道府県を拠点とする中堅・中小企業126社が参加する。このうち約74%が1都3県(神奈川・埼玉・千葉)以外の地方企業。業種別にみると製造業が58%を占めるほか、職種別では技術職が68%と前回から10ポイントも高くなっている。
今回の企業説明会ではSDGs(持続可能な開発目標)に取り組む日本企業の外国人活用を支援することで、日本発の持続可能なビジネスのグローバル展開を促進していく。ウェブサイトの企業情報欄では各社が取り組むSDGs関連分野のアイコンを表示し、外国人材に対してアピールする。
9月薄型テレビ国内出荷台数5.2%増 大型機種人気
トヨタ 22年度世界生産計画引き下げ 半導体不足響く
22年世界鋼材需要2.3%減の17億9,670万㌧へ修正
世界鉄鋼協会は10月19日、2022年の世界鋼材需要が前年比2.3%減の17億9,670万トンになるとの見通しを発表した。2022年4月に発表した前回予想の前年比0.4%増の18万4,020万トンから下方修正した。インフレや金利上昇、中国のゼロコロナ政策による経済の減速などを背景に、鋼材需要が落ち込みとの見立てだ。ウクライナ問題の動向次第で、さらに需要が下触れする可能性もある。
最大消費国の中国の2022年の鋼材需要は前年比4%減の9億1,400万トン、第2位のインドの鋼材需要は同6.1%増の1億1,270万トンになる見込み。また、2023年の世界鋼材需要が2022年比1%増の18億1,470万トンになるとの見通しも発表した。
石川県小松市とパナソニック SDGs,ごみ減量で連携
石川県小松市とパナソニック(本社:東京都港区)は10月20日、小松市が2015年10月に制定した「小松市 都市デザイン」に定めている「ひとに まちにやさしい まちづくり」の達成に向け、「SDGsの推進と、ごみ減量化」を目的に共同で取り組んでいくことで合意し、協定を締結したと発表した。
これに基づき小松市で、家庭から排出される生ごみ削減を目的とした、生ごみ処理機を用いた減量化に関する共同実証実験をを行う。小松市は可燃ごみ量を、2030年までに2008年度比で33%削減すること(2021年度実績22.3%減)、年間の一般廃棄物量に占めるリサイクル率を2030年までに30%まで向上させること(2021年度実績23.7%)を目標に、ゴミの減量化、リサイクル率の向上を推進している。