シャープは12月15日、シャープソーラーソリューションアジアが、インドネシア国営電力会社PLNの子会社と太陽光発電事業に関する覚書を締結したと発表した。インドネシアの日系企業向けに工場の屋根に設置する太陽光発電システムを、共同で提案する営業活動を加速していくことで合意した。インドネシアにおける再生可能エネルギーの普及拡大に貢献する。
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相鉄不動産 タイ・バンナーの分譲戸建住宅開発に参画
相鉄グループの相鉄不動産(本社:横浜市西区)は12月13日、タイの自動車部品大手、タイサミットグループのReal Asset Development Co.,Ltd.(以下、リアルアセット)との共同事業として、タイ・バンコク郊外のサムットプラカーン県における分譲戸建住宅開発プロジェクト「Vivaldi Bangna(ヴィヴァルディ バンナー)」に参画し、販売と引き渡しを開始すると発表した。
同プロジェクトはバンコク郊外で人気のバンナーエリアに立地する110戸の分譲戸建住宅(デタッチド・ハウス)事業。土地面積は約5万1,200㎡、住戸面積(延床)は215〜328㎡。共用施設はプール、フィットネスジム、公園、ラウンジ、コワーキングスペースなど。2023年12月から第1期引き渡しを開始し、2026年11月までに引き渡しを完了する予定。販売価格は1戸あたり1,286万〜2,148万バーツ(約5,100万〜8,600万円)。相鉄不動産のタイにおける分譲住宅合弁事業は今回が3件目。
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くら寿司など 廃食用油のSAFへの再資源化で基本合意
くら寿司、日揮ホールディングス、レボインターナショナルおよび合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY(サファイア・スカイ・エナジー)の4社は12月12日、くら寿司の国内全店舗の廃食用油のSAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)への再資源化を目的とする廃食用油の継続的な供給および利用に関する基本合意書を締結したと発表した。
今回の基本合意による廃食用油の供給量は年間およそ37万8,000リットルを見込む。2024年度下期から2025年度初めの生産開始を目指し、大阪府堺市で建設中の日本初となる国産SAFプラントで年間約32万リットルのSAFの製造を見込んでいる。これによるCO2削減量は年間約870トンとなる。
空飛ぶクルマ 万博での商用運航へ有人でテストフライト
2025年の大阪・関西万博での国内初の商用運航を目指している「空飛ぶクルマ」の有人飛行によるテストフライトが、大阪市此花区の万博会場に近いヘリポートで12月11日、行われた。このテストフライトには、経済産業省と万博で運航を予定する日本航空などが参加。ドイツ製の試験用の機体にパイロットを乗せて実際に操縦する形で行われた。
試験機はプロペラを回し始めてゆっくりと浮かび上がりおよそ30mの高さまで上昇。そして上空をおよそ500四方で旋回した後、再び元の場所まで戻って着陸した。
万博では①全日空ホールディングスと米ジョビー・アビエーション②日本航空とドイツのホロコプター③丸紅と英国バーティカル・エアロスペース④スカイドライブ(自社開発)ーの4事業者グループが空飛ぶクルマを運航する予定。ただ、機体の安全性についての基準などが現在も定まっておらず、目標とする商用運航に向けて多くの課題が残されている。