シャープ(本社:大阪府堺市)は4月12日、インドネシアの生産販売会社PT.Sharp Electronics Indonesiaが拠点を構えるカラワン県カラワン工業団地に建設していたエアコン新工場が4月初旬より生産を開始し、同日より出荷を開始したと発表した。
同工場の生産能力は年間90万台。投資金額は約40億円。同工場では、インドネシア国内およびASEAN諸国の旺盛な需要に対応する生産・輸出拠点として、ノーマルタイプエアコンはもちろん、省エネ性能が高いインバーターエアコン・プラズマクラスター搭載エアコンなどを生産する。
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大阪ガス・IHI マレーシアでのメタン製造事業で覚書
大阪ガス(本社:大阪市中央区)とIHI(本社:東京都江東区)は4月10日、マレーシアの大手国営ガス・石油供給事業者ペトロナス・グループ(本社所在地:クアラルンプール)と、同国の未利用森林資源や農業残渣を活用したe-methane(e-メタン)製造事業の、基本設計の実施判断に向けた詳細検討を開始するための覚書を締結したと発表した。
同事業では、バイオマス化技術とメタネーション技術を組み合わせた新たな方式により、再生可能エネルギー電力の価格に影響されないe-メタンの製造を目指す。また、2030年に製造したe-メタンを、ペトロナスがマレーシアの保有するLNG基地で液化し、日本などに輸出することを目指す。
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イオンモール カンボジア3号店4/7グランドオープン
カンボジアの首都プノンペンに、イオンの同国3号店となる商業施設商業施設「イオンモール ミエンチェイ」が4月7日、グランドオープンした。同モールはプノンペンの中心地から南へ8km、フンセン通り沿いに位置する。
プノンペンの副都心として開発されたエリアで、将来的には住宅やマンション、インターナショナルスクール等多数のプロジェクトが計画され、人口の増加が見込まれ、広域での集客が期待される立地環境にある。
モールコンセプトは『EDUTAINMENT』(Education+Entertainment)。イオンを核店舗とし、約250の専門店が出店している。RC構造3階建て(一部4階建て)、延床面積約18万㎡。
JBICなどインド・インダス銀行に1億㌦を協調融資
国際協力銀行(JBIC)はこのほど、インド法人インダスインド銀行との間で融資金額1億米ドル(うちJBIC融資分6,000万米ドル)を限度とする貸付契約を締結したと発表した。この融資はみずほ銀行、静岡銀行、常陽銀行との協調融資によるもの。
インダスインド銀行は、インドの民間金融機関において資産規模第5位(2022年3月末時点)の地場金融機関。同融資は日系建機メーカーの現地サプライヤーおよび、ディーラーが行う製造・販売事業並びに、建機の現地販売金融事業に必要な資金をインダスインド銀行を通じて融資するもの。
インドの建機市場は販売台数ベースで世界第3位の規模で、今後も市場拡大が見込まれている。とくに日系建機メーカーはインドの掘削用建機市場で約6割のシェアを持つ。