ダイハツ工業(本社:大阪府池田市)は6月6日、香川県三豊市で社会福祉法人三豊市社会福祉協議会へ、「福祉介護・共同送迎サービス”ゴイッショ”」のシステム等の提供を開始すると発表した。
同社がこのサービスをを行うのはこれが初めてで、今後は全国の自治体への展開を目指す。サービス内容は、各通所介護施設がそれぞれ単独で行っている送迎業務を、市社協が運営主体として集約、共同送迎の運行については地域のタクシー会社に委託した体制で実施する。
同サービスは主に地方自治体を対象に、通所介護施設の送迎業務の共同化をベースに、地域の高齢者の移動や暮らしを支援するもの。
日産自 脱炭素燃料活用の「Z」開発車両を公開
東急・ブックオフ 資源循環型まちづくり実証実験
東急、東急電鉄、ブックオフグループホールディングスと、その子会社ブックオフコーポレーションの4社は6月3日、2021年12月より進めてきた「モノを捨てない」資源循環型まちづくりへの実証実験第1弾の成果を踏まえ、第2弾として6月下旬より新たな取り組みを実施すると発表した。範囲を東急バスおよび、その子会社の東急トランセにも拡大する。
これは東急線の鉄道施設で拾得された忘れ物のうち、法的に保管期間が過ぎ、東急電鉄が所有権を取得したものを、ブックオフを通じて再流通・再資源化を図る取り組みおよび、東急線駅直結施設でのブックオフ不用品買い取りイベントを行う取り組み。
第1弾では4カ月間で約1,240kgをブックオフが回収。うち62%の768kgは国内外のブックオフ店舗でリユース商品となり、その他はリサイクル資源として循環させている。この結果、2020年度の年間廃棄量25トン(月平均2,080kg)に対して、1カ月あたり約15%の廃棄量削減につながり、4カ月間で約3.2トンのCO2排出削減に寄与したとしている。
クラブツーリズム 鉄道開業150年記念JR6社で日本縦断旅
三菱重工 インドネシアの既設火力向けアンモニア利用発電へ
三菱重工は6月3日、インドネシアにおける既設火力発電所の燃料としてアンモニアを導入することで、同国のエネルギー脱炭素化を支援する事業化調査(FS)に着手したと発表した。
経済産業省が公募するFS事業の令和4年度採択案件として、同社の2案件がこの程採択された。スララヤ石炭焚き発電所および同国内既設ガス焚き発電所が対象。いずれも同国で豊富に産出する石油・天然ガスの改質で得られるアンモニアについて製造・輸送・燃料消費およびCO2貯留にわたる一連のバリューチェーンの構築を視野に入れている。
スララヤ案件は三菱商事および日本工営と共同で取り組み、2030年ごろの運用開始を視野にプロジェクトを進める。既設ガス火力発電所案件は、東電設計と共同で2020年代後半の運用開始を視野にプロジェクトを進めていく。
シチズンマシナリーアジアがNC旋盤累計出荷2万台達成
プラス デイサービス向けリハビリ支援ソフトを提供
アイカ工業 ベトナム子会社の化粧板製造2倍に増強
ジャノメ インドUSHA社と20年の長期事業契約締結
三菱倉庫 東南アの現地法人2社がGDP認証を取得
TGES 都市ガス・LPガス切替え可能な小型防災用発電設備
東京ガスエンジニアリングソリューションズ(本社:東京都港区、以下、TGES)は6月2日、YGK通商(以下、YGK)と共同開発した都市ガス・LPガス切替え対応可能な小型防災用発電設機「G-Sketto(ジースケット)」の販売を開始したと発表した。
これは都市ガス仕様の小型防災用発電設備(出力3kVA)で、停電時も燃料切れの心配なく電気を使用することができる。また、新開発のマルチ燃料対応ミキサーを搭載しており、燃料バルブ操作のみでLPガスに切り替える事が可能。軽量コンパクトな設計のため、建物近傍の空きスペースや屋上に設置可能だ。避難所や公共施設、医療施設での照明、充電等の非常電源やコンビニ、飲食店、集合住宅等での給水ポンプや冷凍冷蔵庫等の用途での普及・拡大を目指す。
ユーグレナ ガソリンスタンドでバイオ燃料の販売開始
パナソニック EV電池生産本格化へ3年で1,000名増員
中部電力 インドOMCと株式引受契約を締結
トヨタ ポータブル水素カートリッジを開発 実証へ
クボタ 25年にも世界初のFCVトラクター商用化
東洋エンジ インドネシアのアンモニア生産事業化調査
東洋エンジニアリング(本社:千葉県習志野市)は5月31日、インドネシアで同国肥料公社ププック・インドネシア(PIHC社)と、同国アチェ州ププック・イスカンダル・ムダ社(PIM社)の肥料工場におけるグリーンアンモニア生産に関するフィージビリティスタディ(FS)に関し、経済産業省より「令和4年度質の高いエネルギーインフラの海外展開に向けた事業実施可能性調査事業」の対象案件として採択を受け、調査を開始すると発表した。
再生可能エネルギーの電力源選定、電力供給量変動への対応方法等を考慮しつつ、安全かつ経済合理性を持った事業とするための検証を行う予定。
アンモニアは燃焼時にCO2を排出しないため、脱炭素化に向けた石炭火力発電での混焼や船舶燃料の代替としてのクリーンな燃料、あるいは水素を国際輸送するうえでのキャリアーとしての期待が高まっており、日本政府は2030年に年間300万トンの燃料アンモニアの導入目標を定めている。