大阪・万博公園でドライブインシアター “3密”避け家族連れ

大阪府吹田市の万博記念公園で8月1日、車に乗ったまま”3密”を避けて映画などを鑑賞できる「ドライブインシアター」が始まった。これは大阪府警などが新型コロナでイベント中止が相次いでいる文化、芸術活動を支援しようと始めたもの。
会場の万博記念公園の広場には幅12m、高さ7mのスクリーンが設置された。この日は太陽の塔の魅力を伝える映画が上映され、乗用車で訪れた家族連れやカップル、およそ90組が車内から鑑賞していた。
このドライブインシアターは10月まで随時行われ、演劇やコンサートの上演も予定されているという。

大阪府上半期の特殊詐欺減少もコロナ関連多発、架空請求被害増

大阪府警察本部のまとめによると、今年上半期(1~6月)に大阪府内で発生した特殊詐欺の被害額は、およそ11億5,000万円と前年同期に比べ8,000万円余減少した。内容をみると、トラブルを解決するといった名目で現金を要求する「架空料金請求詐欺」が、およそ5億6,000万円に上り前年同期比3億円増えて、全体の半分近くを占めた、
このほか、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、10万円の給付金をめぐり、「受け取るためにはキャッシュカードを交換する必要がある」などと嘘(うそ)を言って、カードをだまし取る手口も相次いでいて、これまでにおよそ1,500万円の被害が出ている。

大坂冬の陣図屏風 色鮮やかにデジタル復元 大阪城天守閣で展示

豊臣秀吉亡き後、豊臣秀頼を総大将とする豊臣家と、徳川政権を盤石なものとすることを願う徳川家康を総大将とする徳川家との最終決戦、大坂の陣(1614~1615年)。このうち冬の陣(1614年)を描いた屏風(びょうぶ)が、東京国立博物館に残されている模写本を使って、大手印刷会社の凸版印刷のデジタル技術で色鮮やかに想定復元され、大阪城天守閣(所在地:大阪市中央区)で展示されている。
展示されているのは縦1.7m、横3mの「大坂冬の陣図屏風」で、金箔や金銀泥(きんぎんでい)がふんだんに使われ、江戸時代初期、400年余前の戦乱の様子が色鮮やかに描かれている。この原本は行方不明となっている。
展示室には、大坂城が焼失、豊臣家が滅亡した夏の陣(1615年)を描いた重要文化財の屏風などが展示されている。この展示は10月7日まで。

日本のコロナ感染者1,264人 1日で初の1,000人超え 岩手で初確認

日本の新型コロナウイルス感染者が全国で急増しつつある。都道府県のまとめによると7月29日、新たに発表された感染者は全国で1,264人に上り、1日の感染者が初めて1,000人を超えた。大阪府が221人と初めて200人を超えたほか、愛知県など全国の8府県で最多の感染者を確認した。また、岩手県で初めて2人の感染が発表され、全国の47都道府県すべてで感染が確認された。
この結果、国内の累計感染者は空港の検疫などを含め3万3,508人、クルーズ船の乗客・乗員712人を合わせ3万4,220人となっている。また、亡くなった人は国内で感染した人が1,006人、クルーズ船での乗船客13人の合わせて1,019人となった。
1,000人以上の感染者が確認されている都道府県は、東京都1万1,861人、大阪府3,651人、神奈川県2,354人、埼玉県2,196人、福岡県1,635人、千葉県1,562人、愛知県1,452人、北海道1,404人、兵庫県1,105人の9都道府県に上っている。

くら寿司 すしカバーを紫外線で殺菌 10月までに全店に導入

回転すしチェーン大手のくら寿司(本社:大阪府堺市)は7月27日、新型コロナウイルス感染防止策の一環として回転するすしを覆う透明のプラスチックカバー(ポリカーボネート製)を紫外線で殺菌するシステムを「なんば日本橋店」(所在地:大阪市中央区)に導入したと発表した。
回転レーンが一周するごとに紫外線を浴びせる仕組み。実験では98%以上殺菌することができたとしている。今後全国各地の店舗へ順次拡大し、10月までに全店に導入する予定。

大阪取引所「総合取引所」で始動 東京商品取引所から大半を移管

日本取引所グループ傘下の大阪取引所(所在地:大阪市北区)は7月27日、東京商品取引所から金や銀などの貴金属やトウモロコシ、ゴムなどの14品目を移し、様々な先物を売買できる「総合取引所」として午前8時45分からスタートした。これにより、国内初の42品目の総合取引所が誕生、投資家にとっては一つの口座で様々な先物を手軽に売買できるようになり、取引規模の拡大がどこまで図られるか注目される。

新型コロナ関連経営破たん 全国44都道府県で350件に

東京商工リサーチのまとめによると、新型コロナウイルス関連による負債総額1,000万円以上の経営破たんは7月22日午後4時時点で、350件(倒産283件、準備中67件)に達した。経営破たんは和歌山県、鳥取県、高知県の3件を除く全国44都道府県で発生。
東京都が89件(倒産78件、準備中11件)と突出。次いで大阪府が32件、北海道20件、愛知県と静岡県がいずれも15件と続き、以下、10件以上の発生が9都道府県となっている。業種別では飲食業が最多の53件、次いでアパレル関連が43件、宿泊業の43件と、これら3業種が突出している。

近畿の新型コロナ新規感染 過去最多の215人”GoToトラベル”で

近畿2府4県で7月26日、新型コロナウイルスの新規感染者数がこれまでで最も多い215人に上った。感染が確認されたのは大阪府141人、兵庫県49人、京都府13人、和歌山県6人、奈良県5人、滋賀県1人。
近畿では24日に1日の感染者数として、これまでで最多の208人の感染者を記録したばかりだったが、あっさり更新した。政府の旅行需要喚起策の一環として実施されている”GoToトラベル”キャンペーンによる人の大幅な移動により、全国各地で過去最多の感染者数を記録する自治体が相次いでおり、当分予断を許さない状況が続きそうだ。

規模縮小の「天神祭」本殿の神事を初のライブ配信

大阪夏の風物詩、大阪天満宮の「天神祭」は7月25日、無病息災を祈願して白木の神鉾を川に流す「鉾流神事」が行われたほか、天満宮の本殿での神事の様子が初めてインターネットでライブ配信された。
今年は天神祭のハイライトで、神様が年に1度、陸と船から地域を見回ったという故事を再現した「船渡御(ふなとぎょ)」や「陸渡御(りくとぎょ)」は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止された。大阪天満宮によると、1,000年以上の歴史がある天神祭で船渡御と陸渡御の両方が中止されるのは、戦争の影響を受けた昭和23年以来という。

大阪府とNEC スマートシティ推進で協定締結 コロナ第2波に備え

大阪府と日本電気(本社:東京都港区、以下、NEC)は7月21日、新型コロナウイルス感染症の第2波に備え、スマートシティ推進を目的に同日、事業連携協定を締結したと発表した。医療・教育・商工等の行政分野において、対応力の強化を図るため、新しい生活様式の実践に向けてICT企業・団体との連携を推進していく。