パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(本社:東京都目黒区、以下、PPIH)は2月13日、国内加工食品事業者を対象とする、日本食の積極的な振興を掲げる同社の海外店舗用仕入れ担当者との「世界商談会」を開くと発表した。同商談会への参加企業を募集する。一次受け付け〜締め切り:2月13日〜2月28日(3月商談予定)、二次受け付け〜締め切り:3月1日〜3月31日(4月商談予定)。
ルノーと日産自 インドで6億㌦投じ拠点輸出ハブに
三井不 宇宙産業育成へ新団体「クロスユー」設立
中国BYD インドで1月中にSUVモデルのEV340台納車
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、中国の電気自動車(EV)大手、BYDはインドで1月にスポーツ用多目的車(SUV)「アット3」の納車を開始し、同月中に340台以上を納車したと発表した。ショールーム価格は339万9,000ルピー(約543万8,400円)からとなっている。同社は2022年10月に予約受付を開始して以来、2,000件以上の予約があったとしている。同社がインドに投入するEVの車種は多目的車(MPV)「e6」に続き2つ目。
アット3の販売台数は、すでに全世界で25万2,251台に上るとしている。アット3の主な性能は、バッテリー性能が60.48kwh、50分間で0%から80%までの充電が可能、1回の充電での航続距離は480km。
資生堂 NARSを加えインドでのブランド展開を拡大
丸紅 フィリピンで森林再生通じたカーボンクレジット
JERA フィリピンAboitiz Powerと脱炭素で共同検討
豊田合成 インドで22億円投じエアバッグ生産増強
パナソニック 中国にオートモーティブ事業統括法人
大塚製薬,豊田通商 ペットボトルのリサイクルで連携
東急不など12社 営農型太陽光発電事業拡大で連携
東急不動産(本社:東京都渋谷区)など12社は2月10日、営農型の太陽光発電施設「ソーラーシェア」事業拡大で連携すると発表した。埼玉県東松山市でソーラーシェアを中心とした、農業と再生可能エネルギーを両立する実験施設『リエネソーラーファーム東松山』で実証実験を開始する。
このプロジェクトに参画するのは東急不動産ほか、リエネ(本社:東京都渋谷区)、エクシオグループ(本社:東京都渋谷区)、オムロンソーシアルソリューション(本社:東京都港区)、佐勇(本社:東京都港区)、ジンコソーラージャパン(本社:東京都中央区)、ふみさん農園(所在地:埼玉県東松山市)、丸紅メタル(本社:東京都千代田区)、ユー・シー・エル(本社:東京都渋谷区)、リニューアブル・ジャパン(本社:東京都港区)、JDSC(本社:東京都文京区)、Sungrow Japan(本社:東京都千代田区)の12社。
ソーラーシェアは、太陽光発電設備を設置した地面を農地として活用するもの。この事業を展開・普及するため、運営の手法の研究や、最適な発電量を確保するための検証、作物の収穫高や栽培品質に影響の少ない営農の実証など様々な実証実験行う。
日本製鉄 大型高炉実機用い高炉水素還元の実証実験
西鉄 ディーゼルバスEVバスに改造 台湾RACの指導で
東急・青葉台駅でペロブスカイト太陽電池の実証
学校常人 桐蔭学園、東急、東急電鉄、横浜市の4者は2月9日、ペロブスカイト太陽電池の先行実証実験を、東急田園都市線・青葉台駅で11日に実施すると発表した。青葉台駅正面口改札前自由通路で、東芝が作製するペロブスカイト太陽電池による発電実証実験を行い、天窓下で直射日光がなく、人の往来が多い場所での発電性能を確認する。
商用化に向けて開発が進められている同電池が、一般の方々が身近に感じられる形で実証実験が行われる日本初の取り組みという。
ペロブスカイト太陽電池とは、ペロブスカイトと呼ばれる結晶構造の材料を用いた新しいタイプの太陽電池で、アメリカ国立再生可能エネルギー研究所の最新データでは、シリコン太陽電池に匹敵する高い変換効率(25.7%)が報告されている。
ペロブスカイト膜はスピンコート法やインクジェット法といった印刷技術で作製されるため、既存の太陽電池よりも低いコストで製造できる。さらに建築物の曲面や垂直面などシリコン太陽電池では困難なところにも設置することが可能になる。