双日(本社:東京都千代田区)は6月6日、インドのスタートアップ企業で、卸売プラットフォーム運営のIntelligent Retail Private Limited(本社所在地:カルナタカ州ベンガルール市、以下、RIPPLR)による第三者割当増資に参画、出資したと発表した。同社の今回の出資は2021年12月に続くもの。RIPPLR(リップラー)への事業支援を通じてインド流通業界への貢献を加速。将来的にインド・リテール分野における他事業への参画も目指す。
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ヤマトHDとJAL 24年4月就航に向け貨物専用機へ改修開始
ヤマトホールディングス(HD)(本社:東京都中央区)と日本航空(本社:東京都品川区、以下、JAL)は6月6日、2024年4月から運航開始を予定している貨物専用機の導入にあたり、旅客機から貨物専用機への改修を2023年5月8日からシンガポールのSTエンジニアリング社で1機目の改修を開始したと発表した。
改造プログラムはドイツのエルベ・フルクツォイヴェルケ社と契約している。9月中旬に改修終了し、航空機が10月下旬に日本へ到着した後、運航を担うJAL連結子会社のスプリング・ジャパンが11月下旬から、実機(エアバスA321ceo P2F型機)を使った運航乗務員の飛行訓練を実施し、運航開始に向けた準備を着実に進めていく。
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JR貨物 タイのGMLと危険品複合一貫輸送事業で協力の覚書
JR貨物(本社:東京都渋谷区)は6月5日、タイのGlobal Multimodal Logistics Company Limited(本社:タイ・バンコク、以下、GML)との間で、LNGをはじめとする危険品の複合一貫輸送事業の検討に関する協力の覚書を締結したと発表した。
GMLはエネルギー供給やインフラ事業を多国籍に展開するタイ最大のPTT Public Company Limited(以下、PTT)が物流事業を主要な新規事業と位置づけて2022年に設立した100%子会社。PTTはJR貨物が長年培ってきた危険品輸送の貨物鉄道輸送についてのノウハウや実績を高く評価し、GMLが実施する危険品の複合一貫輸送事業を展開するパートナーとしてJR貨物を位置づけ、今回協力して事業化を検討していくことになった。5月18日にバンコクのPTT本社でGMLと協力の覚書の署名式を行った。
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大和ハウス シンガポールの低温物流Storbest社を買収
大和ハウス(本社:大阪市北区)は6月1日、シンガポールの物流会社Storbest Holdings Pte.Ltd.(ストーベストホールディングス、以下、Storbest社)の株式を取得し、連結子会社化したと発表した。株式の取得額は非公表。ストーベスト社は低温物流を手掛けており、成長市場であるASEANでの低温物流事業に参入するため、傘下に収めた。
シンガポールをはじめとするASEAN諸国では人口増加や食生活の多様化などを背景にコールドチェーン物流の需要が高まっている。大和ハウスグループは、今回のストーベスト社の子会社化を低温物流事業の足掛かりに、ASEANにおける国際物流サービスを提供する。