全国のコロナ関連倒産200件に 発生スピードが加速

帝国データバンクのまとめによると、6月1日午後1時半時点で新型コロナウイルス関連倒産が200件に達した。都道府県別にみると、最多の東京都が43件、次いで大阪府および北海道の各17件、兵庫県の13件、静岡県の12件と続き、全国39都道府県に広がっている。業種別にみると「ホテル・旅館」の宿泊業が39件、「飲食業」が24件、「アパレル・雑貨・靴小売業」が16件となっている。負債額は5億円未満が全体の72.8%を占めている。
コロナ関連倒産の第1号案件が確認されたのは2月26日。それから96日後、200件目が確認されたことになる。発生スピードをみると、100件目を確認するまでの日数は61日だったのに対し、101~200件を確認するまでは35日で、およそ2倍近くに加速していることが分かる。緊急事態宣言のもと、運転資金が限られる中小企業の場合、長引く外出自粛と営業自粛で先行きが見通せない中、容易に打つ手がなく、資金繰りが叶わず経営破たんに追い込まれたケースが多いとみられる。

コロナ終息願い全国各地で花火 医療従事者への感謝メッセージも

日本で6月1日夜、新型コロナウイルスの終息を願い、大阪、岐阜、福岡、愛知など全国各地で花火が一斉に打ち上げられ、長く続いた”巣ごもり”生活から解放され、日常生活を取り戻した人々に、久しぶりに笑顔と元気を届けた。
この取り組みは全国のおよそ160の花火業者が参加した。花火大会は新型コロナの影響で、全国各地で中止が相次いでおり、今回も”密”になるのを防ぐため、事前の告知を行わず、いわばサプライズで実施する形で開催にこぎ着けたという。

東京都・大阪府・宮城県で計1万人対象に抗体検査の採血始まる

厚生労働省による新型コロナウイルスへの感染歴を調べるための抗体検査に使う採血検査が6月1日から東京都内と宮城県で始まった。大阪府は3日からの予定。
厚労省は一定規模の都市がある都道府県のうち、新型コロナウイルスの患者が多い東京、大阪と、患者が少ない宮城を対象に各3,000人を検査。全国の感染状況の推計や、感染拡大防止策の検討に生かす考え。東京では板橋、豊島、練馬の3区に居住する各1,000人程度を対象者に選定している。

2~8月の訪日客消費2兆3,000億円減 りそな総研が試算

りそな総合研究所(所在地:大阪市中央区)は5月27日、新型コロナウイルス感染拡大で見込み薄となった訪日外国人客による今年2~8月の消費が、全国で2兆3,642億円減少するとの試算を発表した。今後、第2波・第3波の発生も予想されるだけに、9月以降も新型コロナウイルスの収束は見通せず、減少額はさらに拡大すると予測している。そして、訪日客の消費がコロナの感染拡大前の水準に戻るのは2021年春までかかる可能性があると指摘している。

新型コロナ感染者の空き病床 全国9割へ改善進む

厚生労働省のまとめによると、新型コロナウイルス感染者の空き病床の割合が5月21日時点で、全国で平均9割まで回復した。このうち5月1日時点で空床率が1割未満と逼迫していた東京都内は、約8割へ大幅に改善した。
関西では大阪府が78%、兵庫県が91%、京都府が87%にそれぞれ改善。このほか、北海道69%、埼玉県83%、千葉県90%、神奈川県87%となっている。

中国・武漢-大阪の定期貨物航空便 1カ月余ぶり就航

中国メディアは5月11日、中国・武漢と大阪を結ぶ定期貨物航空便が1カ月余ぶりに就航したと伝えた。計画では今後、毎日1便で、武漢からは医薬品、大阪からは越境ECの品物を運ぶという。同航空便は4月上旬以降、新型コロナウイルスの影響で途絶えていた。

大阪市大が新型コロナの抗体検査キット 10分で判定 臨床試験開始

大阪市立大学の城戸康年准教授らは4月27日、新型コロナウイルスの新たな抗体検査キットの臨床試験を開始したと発表した。このキットはウイルスが細胞に侵入するために使う「スパイタンパク質」にくっつき抗体を検出する。微量の血液成分でわずか10分で感染の有無が判定できるという。現在広く使われているPCR検査に比べ、時間も人手も大幅に節約できる。
臨床試験は約20の医療機関で200人に参加してもらい、5月中に試験を終える予定。体外診断用医薬品として承認を取得し、病院の外来や空港検疫などで活用してもらうのが目標。

航空各社の近畿・国内線の大型連休予約は90%減

航空各社のまとめによると、近畿の4月29~5月6日の大型連休中の国内線の予約率(座席数全体に占める予約の割合)は、政府・自治体の新型コロナウイルス対策の外出自粛要請もあるため、各社とも低く昨年同期に比べおよそ90%減となっている。これは4月22日時点の関西空港・大阪空港・神戸空港を発着する国内線の予約状況をまとめたもの。
全日空の予約率は関西空港が8.7%、大阪空港が9.6%、神戸空港が9.2%といずれも10%を割り込んでいる。日本航空の予約率は関西空港が38.5%、大阪空港が35%となっている。また、空港別は明らかにしていないが、ピーチ・アビエーションは16.6%、スターフライヤーは8.1%、スカイマークは12.7%などとなっている。

関空国際線旅客便 新型コロナ禍で4/15は発着ゼロに

関西空港を運営する関西エアポートによると、関西空港は4月15日、国際線の旅客便の発着がゼロとなった。4月11日までの1週間に運航された国際線の旅客便は32便にとどまり、その後も1日数便の日が続いていた。国際線の発着がゼロになったのは、2018年9月の台風21号が同空港を襲来したとき以来という。
なお韓国と中国の航空会社による関西―ソウル、関西―上海を結ぶ便を運航する予定があることから発着ゼロの状態は改善されるが、空港内の閑散とした状態は当面続く見込み。

高野連 史上初 センバツ高校野球の開催中止を発表

高野連(日本高校野球連盟)などは3月11日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月19日の開幕を予定していたセンバツ高校野球を中止すると発表した。センバツ高校野球は、太平洋戦争(1941~1945年)の影響で5年間中止した期間はあったが、予定されていた大会が中止になるのは今回が初めて。
高野連などは3月4日、観客を入れずに開催する方針を示し、開催に向けた準備を進め、11日に最終判断する意向を示していた。