電気自動車(EV)用インフラを手掛けるテラモーターズ(本社:東京都港区)は9月26日、総事業費100億円超を投じ、2025年度までに東京都内に超急速充電器を1,000カ所設置すると発表した。都内のエンジン車用ガソリンスタンド(GS)とほぼ同数の拠点を設置し、都内におけるEV社会に求められる環境を整え、EVユーザーの利便性を高める。今回披露した超急速充電器はわずか6分の充電で100km走れる高性能という。
高齢者と遠隔家族をつなぐデジタル同居サービスの研究開発開始
パナソニックホールディングス(本社:大阪府門真市)は9月26日、国際医療福祉大学、善光総合研究所(本社:東京都港区)とともに、高齢者と遠隔家族をつなぐデジタル同居サービスの研究開発を開始すると発表した。
これは内閣府総合科学技術・イノベーション会議が府省・分野の枠を超えて自ら予算配分し、基礎研究から出口(実用化・事業化)までを見据えた取り組みを推進する戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期(2023〜2027年度)における「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」課題の研究テーマの一つとして採択されたもの。
老親(高齢者)と離れて暮らしている家族とがデジタル技術を用いて、あたかも同居しているようなつながりを実現し、高齢者の孤独感や遠隔家族の負担を軽減、双方のWell-being-最大化を目指す。
フジテレビ 中国・bilibili社と戦略的パートナーシップ構築で合意
フジテレビは9月26日、中国のゲーム、ブログ、漫画などのエンターテイメント・コンテンツ企業、bilibili(ビリビリ)社と、互いのコンテンツ提供、それぞれのIPを活用した共同制作、新たなIPの共同開発など立体的に事業を展開させるパートナーシップを構築していくことで合意したと発表した。
bilibiliは中国で若年層に人気の大手プラットフォームで、DAU(1日あたりのアクティブユーザー)は9,650万人、MAU(月間アクティブユーザー)は3.24億人にも上る。また、年間50作品のアニメーションを制作、配給しているコンテンツ制作会社でもある。
フジテレビは10月より深夜に新たなアニメ枠「B8 station(ビーハチステーション)」を創設。その第1弾『時光代理人−LINK CLICK−』を放送する。