ANAホールディングス傘下の格安航空会社、ピーチ・アビエーションの2024年3月期決算は、売上高にあたる営業収益が前期比52.4%増の1,380億9,800万円で最終(当期)利益は228億8,400万円(前期は124億7,100万円の赤字)だった。2018年3月期以来の6期ぶりの黒字で、2011年設立の同社にとって過去最高の黒字を記録した。
24年1〜6月倒産件数21.9%増の4,931件 上期では過去最多
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異業種4社 ダブル連結トラック活用,往復運送の取り組み開始
サントリーホールディングス(本社:大阪市北区)、ダイキン工業(本社:大阪市北区)、鴻池運輸(本社:大阪市中央区)、NEXT Logistics Japan(本社:東京都新宿区、以下NLJ)は7月4日、持続可能かつ生産性の高い物流に実現に向け、ダブル連結トラックを活用した異業種製品輸送の往復輸送の取り組みを7月8日より開始すると発表した。
サントリーの拠点(山梨県)から関西方面への製品輸送と、ダイキンの拠点(滋賀県)から関東方面への製品輸送でダブル連結トラックを活用する。鴻池運輸の島田金谷スイッチセンター営業所(静岡県)を発着地としてドライヴァーを交替する。これにより、ドライバーの労働環境の改善が見込まれるほか、CO2排出量は10トントラック2台での輸送時と比べ、年間約35%削減できる見込み。
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ユニ・チャーム 福利厚生制度に「卵子凍結」サービス導入
ユニ・チャーム(本社:東京都港区)は7月3日、セルソースが提供する卵子凍結保管受託サービス「卵子凍結あんしんバンク(TM)」を、7月より社員の福利厚生制度に導入すると発表した。
厚生労働省が2023年に実施した「不妊治療と仕事の両立に係る諸問題についての総合的調査」によると、不妊治療経験者の半数以上が「仕事と治療を両立した」と回答。ただその一方で、女性回答者の約1割は「不妊治療を行うための退職した」「雇用形態を変更した」と回答するなど、ライフプランの見直しを余儀なくされていることも明らかになった。
こうした現状を踏まえ今回、社員一人ひとりの多様な人生設計を支援するため、卵子凍結保管を可能とするサービスを福利厚生制度に導入することにした。
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法人向けAI対応PC出荷 30年度620万台 全体の72%に拡大
調査会社のMM総研は(所在地:東京都港区)は、AI対応パソコンの長期的出荷見通しを発表した。これによると、人工知能(AI)処理に対応する半導体を搭載した法人向けパソコンの出荷台数が2030年度に620万台に達し、全体に占める割合は72%に拡大する。米マイクロソフトの「ウインドウズ10」のサポートが2025年に終了することに伴う買い替え需要を契機にAI対応PCの導入が加速するとみている。
ちなみに2024年度の法人向けPC出荷794万台のうち、AI対応PCの出荷台数はわずか8%の60万台と予想。これが2025年度は1,015万台で、このうちAI対応は180万台となる。2026年度以降はAI対応PCが法人PC市場の需要を底上げし、2030年度には620万台に達するとの見立て。