イオングループは2030年度までにグループ企業全体で4,000人の「特定技能」外国人を受け入れ、強化する。政府の拡大方針で導入可能になった食品・総菜加工などに新規に組み込むほか、ビルメンテナンスなどで強化、拡大する。
5月外食売上高6.3%増 訪日客増加で 30カ月連続プラスに
医療・介護を成長産業に 厚労省が国際戦略推進本部発足へ
塩野義「新型コロナワクチン」厚労省承認を取得 起源株対象
電動キックボードのLuup 罰則規定 都内から9都市に順次拡大
EU 米アップルをデジタル市場法違反と認定 初の適用
みずほFG 中国で証券会社設立へ 当局CSRCが申請を受理
TOYO タイのCirPlasと混合廃プラ油化技術の共同開発で協業
東洋エンジニアリング(本社:千葉県習志野市)は6月24日、タイのSCGケミカルズの関連会社、CircularPlas Company Comapany Limited(以下、CirPlas)が保有する使用済み廃混合プラスチックの油化技術による石油化学原料化プロセスに関して、スケールアップおよび事業機会拡大のための協業に関する共同開発契約書(JDA)を締結したと発表した。
両社のパートナーシップを強化し、商業化や第三者へのライセンシング供与するための技術・ビジネス両面での開発を促進するため、当該合意書を締結した。この技術はすでにタイ・ラヨーン県の混合廃プラスチック油化実証プラントで活用され、循環型プラスチックの製造を行っている。
溶射加工事業のトーカロ タイ関連会社を子会社化
阪急阪神不動産 タイのセナ社と660戸の住宅分譲販売開始
日産自 中国・常州工場の生産停止 生産能力適正化の一環
イオンリテール 廃棄の未利用魚「あかえい」メンチカツ発売
大和ハウス バンコクのホテル開発に参画 25年3月開業
ダイハツ 新潟・三条市と介護事業所の共同送迎で連携協定
シン・エナジー 未利用材活用の生野銀山バイオマス発電所
ホンダ 50cc「原付き」25年5月生産終了 排ガス規制強化で
西松建設, 奥村組 シンガポールLTAから鉄道工事共同受注
西松建設(本社:東京都港区)と奥村組(本社:大阪市阿倍野区)は6月21日、シンガポール陸上交通庁(LTA)から同国の国内8路線目となる地下鉄MRTクロスアイランド線第2期工事のうち、CR210工区(ジュロンレイク・ディストリクト駅とウエスト・コースト駅の間のトンネル建設工事、総延長約4.8km、2.4km×2本)を共同で受注したと発表した。
契約金額はJV全体で約281億円、うち西松建設分約169億円、請負比率:西松建設60%、奥村組40%。工期は2024年6月20日〜2032年6月30日。
この工事は複合地盤であるジュロン層を掘削するトンネル工事。また掘削距離が長いため各トンネルをつなぐ連絡坑が10カ所計画されており、短い工期でトンネル掘削および連絡坑工事を平行して行う。クロスアイランド線の第2期工事は、シンガポール中央部に新設されるターフシティ駅からジュロンレイク・ディストリクト駅までの全長約15km全6駅の区間となり、2032年の開業を予定している。
ルネサス 米パワー半導体大手トランスフォームの買収完了
ルネサスエレクトロニクス(本社:東京都江東区)は6月20日、GaN(窒化ガリウム)パワー半導体のグローバルリーダー、米トランスフォームの買収を同日完了したと発表した。買収金額は3億3,900万ドル(約537億円)。GaNやSiC(炭化ケイ素)は、従来のSi(シリコン)に比べ電力効率に優れ、小型化が可能なことから、次世代パワー半導体のキーテクノロジーとして期待されている。
GaNやSiCを使用した半導体製品は、EV(電気自動車)やデータセンターのサーバー、AI処理、再生可能エネルギー装置、産業用電力変換装置、急速充電・アダプターなどのコンシューマー機器等の需要の高まりを背景に、今後10年で急成長が見込まれている。