センコー タイミーと物流センター運営で働き方の実証実験

センコー(本社:大阪市北区)と、スキマバイトアプリのタイミー(本社:東京都港区)は6月12日、6月よりセンコーの印西・浦和エリアでスポットワーカーを中心とした物流センター運営の実現に向けて、実証実験を行うことで合意したと発表した。実証実験では、日本全体が抱える人手不足の解消と、労働者側の「働きたい時に働ける」という環境づくり、働き方の多様化の実現に向けた取り組みへのチャレンジを試みる。
煩雑な物流作業を、DX化の推進およびロボティクス技術等により標準化を図り労働環境を整え、タイミーのスキマバイトサービスを活用し、マッチングされた働く意欲のある幅広い層のスポットワーカーを中心に物流センター運営を行うというスキームだ。
2030年を見据え人手不足の課題解決の一環として、物流の効率化に向けて、若年層や女性など多様な人材の活用、育成に重点を置き、持続可能な物流センターの構築を目指す。

郵便料金値上げへ 10月から手紙110円, はがき85円に

日本郵便は6月13日、総務省に10月1日に行う手紙の料金を現行の84円から110円とすることなど、郵便料金を一斉に値上げする届け出を行った。利用数の減少や物流コストの上昇がその要因。
具体的には定形郵便物の手紙は重さ25g以下の料金が現行の84円から110円に、50g以下の料金が現行の94円から110円にそれぞれ引き上げられ、区分を統合して同じ料金とする。はがきは現行の63円から85円に値上げされる。速達の追加料金は重さ250gまでの料金は現行の260円から300円に、レターパックライトは現行の370円から430円に、レターパックプラスは520円から600円のそれぞれ引き上げられる。
定形郵便物の値上げは、消費増税時を除けば、1994年以来30年ぶりとなる。

EU 中国製EVに最大38.1%の追加関税 7/4から実施

欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会は6月12日、中国製の電気自動車(EV)の輸入に関して最大38.1%の追加関税を課すと発表した。これにより現行の10%から最大48.1%に上がる。7月4日から実施される。
欧州委員会は2023年10月から、低コストEVを可能にしているとみられる、中国政府から補助金を受けた安価なEVが欧州市場に流入している実情について調査を開始。その結果、競争を不当に阻害していると判断した。

鹿島 安価で締固めが不要な「LACsコンクリート」開発

鹿島は6月12日、鉄筋コンクリート構造物の施工の生産性向上を目的に、安価で締固め作業が不要な高流動コンクリート「LACsコンクリート」(ラックスコンクリート)を開発したと発表した。これを実工事に初導入した結果、普通コンクリートで施工した場合と比べ、作業人数を約80%削減、打設時間を約60%短縮できることを確認した。同社は今後、LACsコンクリートを各現場に導入、展開し、コンクリート打設作業の効率化を進めていく。

サントリーHD タイで再生農業の手法でサトウキビ栽培開始

サントリーホールディングス(本社:大阪市北区)は6月11日、サトウキビを主とした農産品の持続可能な調達を支援する国際団体、VIVEおよびタイ有数の製糖会社、Kaset Thai International Sugar Corporation Public Co.,Ltd.(以下、KTIS社)と協働し、タイで再生農業の手法によるサトウキビ栽培を開始すると発表した。サトウキビ栽培における脱炭素促進策の一環。
VIVEは持続可能な砂糖調達を目指し、2015年に設立された、加工業者・製造業者を中心に80以上の組織が参加する国際団体。KTISは世界最大級のサトウキビの圧搾工場を所有、サントリーグループのタイにおける砂糖サプライヤーの1社。

パナソニックE タイ セブン1,000店舗で使用済み乾電池回収

パナソニックエナジー(本社:大阪府門真市)は6月10日、長期的な環境負荷の軽減に貢献することを目的に、CP ALL Public Company Limited(以下、CP ALL)と協業し、2022年からタイ国内のセブン・イレブンで進めてきた使用済み乾電池の回収が2024年3月に、目標だった1,000店舗で回収ボックス設置を達成、リサイクルスキームを確立したと発表した。
また同時期に使用済み電池を再利用可能な経済価値のある材料に溶解する電炉「ECOARC(TM)Furnace」を有するタイ製鉄会社のUMC Metals Ltd.と協業。この技術により再利用可能な材料を取り出す事が可能となり、電池リサイクルを通じたサーキュラーエコノミー構想を加速していくとしている。

白血病治療薬 ALS[症状の進行抑える効果 治験で確認 京大

京都大学iPS細胞研究所の井上治久教授などのグループは6月12日、全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者に白血病の薬として使われている薬を投与したところ、症状の進行を抑える効果が確認できたとする、第2段階の治験の結果を発表した。
この薬はボスチニブで、同グループは5年前から患者での治験を開始。今回、発症から2年以内の患者26人を対象に半年間にわたって投与し、薬を投与されていないグループと比較したところ、症状の進行を抑える効果が確認されたという。

「ドクターイエロー」27年引退へ 新幹線の検査専用車両

JR東海およびJR西日本は6月13日、新幹線の検査専用車両「ドクターイエロー」の検測走行を2025年から2027年をめどに終了すると発表した。老朽化などが理由。JR東海は2025年1月末をもって、JR西日本は2027年をめどにそれぞれ引退する。
ドクターイエローは東海道・山陽新幹線の線路を営業車両と同じ速度や条件で走行しながら、線路に歪みがないか、架線の摩耗、設備に異常がないかなどを検査する車両。車体が鮮やかな黄色のため、その愛称で親しまれている。現在、JR東海、JR西日本が1編成ずつ保有している。

オリンパス インド・ハイデラバードのR&D拠点立ち上げ

オリンパス(本社:東京都八王子市)は6月12日、インドテランガナ州ハイデラバードに研究開発戦略の一環で「オフショア・デイべロップメント・センター(以下、ODC)」の活動を開始したと発表した。最初の取り組みとして、グローバルにITサービスを提供するHCLテクノロジーズ社(以下、HCLTech、本社:ウッタルプラデシュ州)との戦略的合意に基づき、オリンパスのイノベーション創出を推進するとともに、研究開発体制をさらに強化していく。
ODCの設立とともに、ハイデラバードで数年後の自社研究開発センターの開設を目指して準備を進めていく。自社の研究開発センターとしては、日本、米国、欧州に続く拠点となる予定。

シーテックなど 洋上風力発電の低コスト化P NEDOに採択

シーテック(幹事会社)、日立造船、鹿島建設、北拓、商船三井の5社は6月11日、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)が公募した「グリンイノベーション基金事業/洋上風力発電の低コスト化プロジェクト」の浮体式洋上風力実証事業に、コンソーシアムを構成して、「愛知県沖浮体式洋上風力実証事業」に共同提案し、同日採択されたと発表した。
この事業は発電事業者と浮体メーカー、ゼネコン、風力発電メンテナンス企業、総合海運企業の各社が、これまで培ってきた技術力を融合し5社共同で浮体式洋上風力発電システム全体を対象とした技術開発に取り組み、2030年度までに一定状況下(風況等)における浮体式洋上風力を、国際競争力のある価格で商用化する技術の確立を目指すもの。
実証区域は愛知県田原市・豊橋市沖、実証期間は2024年7月〜2031年3月の予定。実証基数1基、風車出力15MW(メガワット)超(予定)。

王子HD VOC発生量の少ない射出成形用複合ペレット開発

王子ホールディングス(本社:東京都中央区)は6月11日、木質由来のセルロースを補強繊維とし、かつVOC(揮発性有機化合物)発生量の少ない射出成形用セルロース樹脂複合ペレットを新たに開発したと発表した。この開発品は、原料となる木材パルプを厳選することで、射出成形時に発生するアセトアルデヒドを最大40%削減できる。これによりVOC発生がネックとなっていた大型の自動車用内装材などへの適用の可能性が広がるとしている。今後”タフセルペレットVF”の名称でサンプルワークを行い、製品化を目指す。

東京都 23年新設法人10.8%増の4万7,092社で過去最多

東京商工リサーチのまとめによると、2023年に東京都内で新しく設立された法人は、前年比10.8%増の4万7,092社に上り過去最多だった。これまでは2021年の4万2,681社が最多。産業別では農業、林業、漁業、鉱業を除いた10産業中9産業で増加した。増加率が特に高かったのは運輸業(24.2%増)、卸売業(23.8%増)、建設業(21.0%増)など。

介護事業者の1〜5月倒産 前年比76%増の72件 過去最多

東京商工リサーチのまとめによると、倒産した介護事業者の2024年1〜5月累計は前年同期比76%増の72件に上り、過去最多を更新した。最も多かったのは「訪問介護」の34件で、「通所・短期入所」の22件が続いた。慢性的な人手不足と、新型コロナウイルス禍で受けた融資、実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)による負債の増加が”重荷”となった。

大和ハウス タイWHA社との複合開発P物流施設を着工

大和ハウス工業(本社:大阪市北区)は6月11日、タイで物流施設や工場の開発等を手掛ける最大手のWHA Corporation PCL(本社:タイ・サムットプラカーン県、以下、WHA社)と開発を進めている「バンナ・トラッドプロジェクト」の最終棟となるマルチテナント型物流施設、バンナ・トラッドプロジェクトB棟(平屋建て、延床面積2万1,848㎡)を同日着工すると発表した。
同プロジェクトは大和ハウスとWHA社が設立した合弁会社WHA Daiwa Logistics Property Co.,Ltd.(以下、WHADLP社)を通じて開発しているもの。バンナ・トラッドプロジェクトは、物流施設が集積するバンナエリアに、開発したバンナ・プロジェクト(マルチテナント型物流施設、平屋建て、延床面積約4万9,000㎡)に続く第2弾のプロジェクト。

マクニカ 鉛を利用した蓄電池システム「soldam」発表

マクニカ(本社:横浜市)は6月11日、サーキュラー蓄電ソリューション(本社:東京都杉並区)とともに、家庭容鉛蓄電池システム「soldam(ソルダム)」を開発し、試作品が完成したと発表した。2024年秋をめどに受注開始する予定。
soldamは、1個1.2kwhの鉛蓄電池を6個組み合わせた7.2kwhの鉛蓄電池システム。一般的なリチウムイオン蓄電池に比べて約3分の1の価格で、同程度の蓄電容量と耐久年数を誇る。また、鉛は品質をそのままにほぼ100%リサイクルすすことが可能なため環境にも負荷がかからない。

JBIC 横浜ゴムインド法人に8,200万米ドルを協調融資

国際協力銀行(JBIC)は6月10日、横浜ゴムのインド法人ATC Tires AP Private Limited(以下、ATCAP)との間で、融資金額4,900万米ドルを限度とする貸付契約を締結したと発表した。この融資はみずほ銀行、三菱UFJ銀行、横浜銀行との協調融資により実施するもので、協調融資総額は8,200万米ドル。これはATCAPがインドで実施する乗用車用タイヤ製造・販売事業に必要な資金を融資するもので、生産設備の増設に充てられる。

アミタG マレーシアでSunway大学と連携 資源循環で実証

アミタホールディングスは6月10日、グループの海外統括会社アミタ・サーキュラーデザインが、マレーシアのコングロマリット企業Sunwayグループが運営するSunway University SDN.BHD.(以下、Sunway大学)と資源回収ステーション「MEGURU STATION(R)」の実証実験を実施することで基本合意書を締結したと発表した。
MEGURU STATIONは、アミタグループが日本国内で開発・展開を進める地域資源・利活用機能とコミュニティ活性化機能を融合した資源回収事業。この合意に基づき同大学の近隣に位置する学校内に、海外初となるMEGURU STATION(互助共助コミュニティ型資源回収ステーション)を設置し、約7カ月間にお実証実験を行う。実証期間は6月7〜12月31日。
この実証を通じてマレーシアにおける一般廃棄物の分別回収のポテンシャル調査と、利用者の行動変容に関する知見の蓄積に取り組む。これにより資源循環システムの構築を図るとともに、海外での社会デザイン事業の展開を目指す。

JAL 特産品の鮮度維持した配送「J-AIR直鮮サービス」開始

日本航空(本社:東京都品川区、以下、JAL)は6月10日、配送事業者ルーフィ(本社:東京都中央区)との協業による空陸一貫輸送サービス「ハコJET」を深化させ、6月17日より特産品の鮮度を維持した輸送に特化した新配送サービス「J-AIR直鮮サービス」を開始すると発表した。
同サービスは、大阪国際(伊丹)空港を拠点とする航空運送事業者、ジェイエア(本店所在地:大阪府池田市、以下、JAIR)のエンブラエル型機材での運航便で提供する。

ソフトバンクとシャープ 堺工場活用しAIデータセンター

ソフトバンク(本社:東京都港区)とシャープ(本社:大阪府堺市)は6月7日、堺市のシャープの液晶パネル工場関連の土地および建物を活用した大規模なAIデータセンターの構築に向けて、基本合意書を締結したと発表した。
ソフトバンクは、シャープ堺工場の敷地面積全体の約6割に当たる約44万㎡の敷地と延床面積約75万㎡の建物に、受電容量約150メガワット(MW)規模のデータセンターを構築して2025年中の本格稼働を目指す。将来的には受電容量を400MW超の規模まで拡大する見込み。

米Apple 24年後半からiPhoneに「ChatGPT」搭載

米Appleは6月10日、iPhoneの基本ソフトにOpenAIの人工知能(AI)を搭載すると発表した。搭載するのは最新の大規模言語モデル「GPT-4o(フォーオー)」。Appleが開発した独自のAI「Apple Intelligence」の1機能として提供する。2024年後半から利用できるようになる。利用者が質問すると、iPhone音声アシスタント「Siri(シリ)」を通じて回答してくれる。文字入力での受け答えも可能。ChatGPTのアプリを立ち上げずに直接起動できるという。文章や画像をChatGPTに送る前にはユーザーに許可を求める仕様となっている。

エーザイ「レカネマブ」継続投与へ申請変更 FDAが受理

エーザイ(本社:東京都文京区)は6月10日、アルツハイマー病治療薬「レカネマブ」について、承認の一部変更が米食品医薬品局(FDA)に受理されたと発表した。今回承認を目指す継続投与は、レカネマブを2週間に一度投与する初期投与を一定期間実施した後、投与頻度を月に1度に減らして治療を継続するもの、投与を中止すると、Aβ(アミロイドベータ)の蓄積が始まることが治験で確認されており、エーザイは継続投与が必要とみている。

SOMPOとRIZAPが提携”ウェルビーイング”実感社会実現へ

SOMPOホールディングス(本社:東京都新宿区)とRIZAPグループ(本社:東京都新宿区)は6月7日、両社が掲げる「誰もがウェルビーイングを実感できる社会の実現」に向け、資本業務提携を締結したと発表した。RIZAPグループおよびRIZAPがSOMPOホールディングスに対し第三者割当増資を実施。これにより、SOMPOホールディングスのRIZAPグループへの出資比率は4.87%となるほか、RIZAPは200億円の払い込みを受け、SOMPOホールディングスの出資比率は23%となる。
両社は①SOMPOグループの国内の顧客基盤(約2,500万人)に向けたchocoZAPの利用促進等、RIZAPグループ会社の商品・サービスの浸透に向けた各種施策の実施②RIZAPグループの顧客層(約120万人のchocoZAP会員)へのSOMPOグループ会社の商品・サービスの浸透に向けた各種施策の実施③SOMPOが展開している介護事業、ヘルスケア分野等におけるRIZAPの事業活用も含めた協業の促進ーなどを行う。
これらを通じて両社は、すべての人が安心して、心身ともに健康な生活が送れる社会の実現を目指し、多方面での協業を推進していく。

三井E&S 往復動圧縮機2台受注 タイ初SAFプラント向け

三井E&S(本社:東京都中央区)は6月6日、タイのエンジニアリング会社、TTCL Public Company Limitedを通じて、BSGF Company Limitedが手掛ける、タイで初となる廃食用油を原料としたSAF(Sustainable Aviation Fuel)の大規模製造プラント向けに往復動圧縮機を2台受注したと発表した。
同圧縮機は廃食油から日量100万リットルのSAFを製造するプラントの主要機器として使用される予定。同プラントで製造されたSAFにより旅客機や輸送機の航空燃料から排出される温室効果ガスを年間約8万トン削減できると期待されている。

アニメ『エヴァンゲリオン』のガイナックスが破産申請

アニメ制作会社のガイナックスは6月7日、5月29日に東京地裁に破産を申し立て、受理されたことを明らかにした。公式ウエブサイトで公表した。
同社は1984年に設立。過去にアニメ・映画監督の庵野秀明氏らが所属し、人気アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』などのヒット作品を制作した。

ダイハツ 31年ぶり営業赤字 24年3月期 認証不正響く

ダイハツ工業(本社:大阪府池田市)の2024年3月期の単独決算は営業損益が50億円の赤字(前期は380億円の黒字)だった。営業赤字となるのは1993年3月期以来31年ぶり。認証検査を巡る大規模な不正で2023年12月に国内の新車出荷を全面停止し、4つの完成車工場すべてで生産を停止したことが響いた。
なお、売上高は前期比21%減の1兆1,810億円だった。軽自動車の新車販売台数は22%減の44万台にとどまり、18年ぶりにスズキに国内シェア首位の座を明け渡した。

スズキ タイの四輪子会社SMTの工場を25年末までに閉鎖

スズキ(本社:静岡県浜松市)は6月7日、グローバル生産体制の見直しの一環として、タイの四輪子会社スズキ・モーター・タイランド社(所在地:タイ・ラヨーン県、以下、SMT)の工場を2025年末までに閉鎖すると発表した。
同工場は2012年3月に生産を開始。「スイフト」「シアズ」「セレリオ」を生産しており、2023年度は生産実績7,579台、販売実績はタイ国内販売1万807台、輸出1,272台。ただ、ピーク時には輸出を含め年間6万台を生産していた。

PPIH マレーシアKLのモールに6/14「DON DON DONKI」

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(本社:東京都目黒区、以下、PPIH)は6月7日、グループのパン・パシフィック・リテールマネジメント(マレーシア)(本社:マレーシア)が14日に首都クアラルンプール(KL)に「JONETZ by DON DON DONKI NU Sentral(ニューセントラル)」をオープンすると発表した。
店舗はクアラルンプール国際空港への直通列車など複数路線が乗り入れる「KLセントラル駅」直結のショッピングモール「NU Sentral」内。売場面積は2,392㎡。店舗が入るモールは、日本発のショップが多く入る現地の人気のモールで、周辺には多くのマンションやオフィス、ホテルなどが立ち並ぶエリア。

大阪市7月から市内の調剤業務の一部を外部委託可能に

大阪市は7月から、市内の薬局が調剤業務の一部を別の薬局に外部委託できる仕組みを導入することになった。この仕組みは特定の地域で規制緩和を行う「国家戦略特区」の事業として大阪市が全国で初めて導入するもの。
今回の措置により大阪市内の薬局は、患者の飲み忘れ防止などのために複数の錠剤を1つの袋にまとめる「一包化」の業務に限って、別の薬局に委託することができるようになる。
調剤業務を効率化することで、薬剤師が患者に向き合う時間を増やすなどの効果が期待されるとしている。

キャセイ, シンガポール航空 脱炭素へSAF開発,利用で覚書

キャセイパシフィック航空(本社:香港)とシンガポール航空(本社:シンガポール)は6月6日、サステナビリティに関する幅広い取り組みで協力する覚書を締結したと発表した。航空業界の脱炭素化に向けた喫緊の課題である持続可能な航空燃料(SAF)のアジア太平洋地域での開発と利用を推進することを目的とし、サステナビリティに関するパフォーマンスを向上させるための取り組みを共有する。

5月百貨店各社 大阪の全旗艦店売上高が前年同月上回る

百貨店各社の5月の売上速報によると、大阪の旗艦店の売上高すべてが前年同月を上回った。円安を背景に外国人観光客による消費の押し上げが続いていることに加え、母の日に向けたギフト需要が伸びたことが主な要因。
大丸心斎橋店では売上高が前年同月比54.1%増となった。阪急うめだ本店は免税の売上高が前年同月のおよそ4倍に膨らみ46.1%増となり、5月として過去最高を更新した。阪神梅田本店も8.9%増えた。高島屋大阪店は免税売上高が月間として過去最高を更新し、全売上高で42.8%伸びた。あべのハルカス近鉄本店も18%増加し、5月として過去最高をの売上高を記録した。