エターナルホスピタリティグループ(旧鳥貴族ホールディングス)は2月25日、中国本土初となる1号店を上海市内の商業施設「五角場万達広場」に開業した。同1号店は日本と同様に全品均一価格を採用、18元(約370円)に設定され、現地の飲食店と比べても競争力のある価格帯となっている。
同グループは、中国国内での出店を今後も積極的に進める考え。将来的に日本国内の既存店舗数(約650店舗)を超える規模にしていく構想。同グループは現在、世界で1,139店舗を展開。海外では米国、台湾、韓国、香港に進出している。2030年度までに海外300店舗の展開を目指している。
セブン&アイ 創業家側が非上場化を断念 資金めど立たず
関西鉄道7社がQR乗車券導入へ取り組み 万博の利便性向上
大阪・関西万博での外国人客の移動の際の利便性を高めようと、関西の鉄道7社がQRコードを活用したデジタル乗車券を発売することを明らかにした。この取り組みを進めているのは、先行させたJR西日本と大阪メトロ、そして阪急、阪神、京阪、南海、近鉄の鉄道7社。
JR西日本と大阪メトロ1月から10月までの間、専用のアプリを使ってクレジットカードで決済すると、大阪市内を中心に対象となる駅でQRコードを専用の器械にかざせば自由に乗り降りできるデジタル乗車券を発売している。阪急、阪神、京阪、南海、近鉄の私鉄5社は2月27日から1カ月限定で新しい共通のデジタル乗車券の利用を始める。1日乗車券は1人、税込み3,000円で大阪、京都、奈良、神戸などの駅で自由に乗り降りできる。
これに先立ち、大阪メトロとJR大阪環状線が接続する森ノ宮駅で2月26日、QRコードを使って関係者が乗り降りする催しが行われた。
24年医療機関倒産64件 過去20年で最多 休廃業・解散598件
東京商工リサーチのまとめによると、2024年の病院、クリニック(診療所)、歯科医院などの医療機関の倒産は前年比56.0%増の64件で、過去20年の最多を更新した。また、休廃業・解散は14.1%増の598件に上り、2016年(663件)、2017年(617件)に次ぐ3番目の水準だった。この結果、倒産と休廃業・解散の合計は前年比17.1%増の662件に達し、過去20年で2番目の高水準となっている。
倒産は、クリニック、歯科医院が件数を押し上げたが、ベッド数20床以上の病院も前年比3.5倍と大幅に増えた。休廃業・解散は、クリニックが60.3%、歯科医院が23,0%を占め、小規模な医療機関の閉院が加速している。
ANA 3社から旅客機77機導入, 計2.1兆円規模, 過去最多
ANAホールディングス(HD)は2月25日、2028年〜2033年度に米国ボーイング社、欧州エアバス社、ブラジルエンブラエル社から計77機の旅客機を新たに導入すると発表した。同社が一度に発注する機材数としては過去最多。この総額は各社のカタログ価格で計2兆1,580億円に上る。
77機のうち、ボーイング「787−9」18機を全日本空輸の国際線に投入する。2030年度時点で全日空の国際線事業規模を現在の約1.5倍に拡大させる。エンブラエルの新型小型機「E190-E2」20機を全日空の国内線に投入する。国内線は需要減少呼応、機材の小型化で機動的な運用を図る。ANAHDの機材数は2023年度時点で278機。
ANA 3社から旅客機77機導入, 計2.1兆円規模, 過去最多
ANAホールディングス(HD)は2月25日、2028年〜2033年度に米国ボーイング社、欧州エアバス社、ブラジルエンブラエル社から計77機の旅客機を新たに導入すると発表した。同社が一度に発注する機材数としては過去最多。この総額は各社のカタログ価格で計2兆1,580億円に上る。
77機のうち、ボーイング「787−9」18機を全日本空輸の国際線に投入する。2030年度時点で全日空の国際線事業規模を現在の約1.5倍に拡大させる。エンブラエルの新型小型機「E190-E2」20機を全日空の国内線に投入する。国内線は需要減少呼応、機材の小型化で機動的な運用を図る。ANAHDの機材数は2023年度時点で278機。
公取委 ビックカメラに下請け法違反で勧告 不当に5億円減額
「人手不足」影響広がる 企業の5割超実感 事業活動に支障
東京商工リサーチが実施した調査によると、「人手不足」が原因で全企業の5割超で活動に支障を生じていることが分かった。人手不足で「負の影響がある」と回答したのは、業種別のトップが建設業の67.9%(826社中、561社)。次いで運輸業の66.5%(209社中、139社)、情報通信業の56.5%(304社中、172社)と続いている。規模別にみると、「負の影響がある」と回答したのは大企業が60.7%(410社中、249社)に対し、中小企業は51.6%(4,982社中、2,572社)。
2024年の人手不足倒産は、2013年以降の12年間で最多の290件(前年比82.3%増)に達した。人手不足による影響について、具体的には「既存従業員の作業負担が増加」が51.6%(2,714社中、1,401社)と半数を占めた。次いで「既存従業員の労働時間が増加」が39.6%(1,077社)、「受注や来店予約を断った」が35.7%(969社)と続いている。
ホンダ 小型機で初めて無給油で米国横断できる新型ジェット
鴻海 ホンダに協業を提案 日産・三菱自含む4社連携視野
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1月首都圏新築マンション平均価格7.7%下回る7,343万円
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ホンダ 燃料電池の出力2倍 次世代燃料電池モジュール公開
1月倒産830件 33カ月連続で前年同月上回り戦後最長更新
帝国データバンクのまとめによると、2025年1月の企業倒産は前年同月比18.6%増の830件に上り、33カ月連続で前年同月を上回り、戦後最長の記録を更新した。負債総額は前年同月比43.1%増の1,205億1,900万円で、3カ月連続で増加した。
2024年度(2024年4月〜2025年1月)の累計倒産件数は前年同期比15.8%増の8,427件となり、年間1万件超えが現実味を帯びてきた。これは2013年度(1万102件)以来、11年ぶりの高水準となる可能性がある。
1月倒産は7業種中6業種で前年同月を上回った。業種別にみると、サービス業は11.8%増の218件で、2000年以降で最多となった。小売業は33.6%増の179件、建設業は37.1%増の170件、製造業は20.8%増の87件だった。
大林組 ホイールローダ用後付け自動運転装置開発 機種選ばず
大林組(本社:東京都港区)は2月18日、ホイールローダ用の後付け自動運転装置を開発し、グループ会社で実証実験を行い作業の自動運転を実現したと発表した。大林神栖バイオマス発電(本社:茨城県神栖市)が運営する大林神栖バイオマス発電所(所在地:茨城県神栖市、発電容量:51.5MW)で実証実験を行い、燃料運搬作業の自動運転を実現した。
今回開発したホイールローダ用自動運転装置は、自動運転システム、3D-LiDARや傾斜計などの各種センサー、自動運転制御盤、レバー制御装置で構成される。すくい込み、運搬、積み込み、投入など自動運転に必要な作業設定は、遠隔で安全な場所から行える。同装置はホイールローダのメーカーや機種を選ばず後付けが可能で、動作設定も作業員の熟練度に関係なく簡単に設定が可能という。
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トヨタ 商用分野のニーズに応える第3世代 燃料電池システム
トヨタ自動車は2月14日、水素社会の実現に向け、商用分野のニーズに応える第3世代のFCシステムとなる新型燃料電池システムを開発したと発表した。今回開発したシステムは、ディーゼルエンジンに並ぶ耐久性能を実現したほか、燃費性能や航続距離をそれぞれおよそ20%向上させている。このため、乗用車ほか汎用向け(定置式発電機、鉄道、船舶等)に加え、大型商用車にも搭載できる。
同社は2014年に燃料電池自動車(FCEV)「MIRAI(ミライ)」を発売し、30カ国以上の地域に約2万8,000台を販売。2019年からFCシステムの供給を開始。バスや鉄道、定置式発電機などでグローバルに100社以上の顧客に2,700基を超えるシステムを供給してきている。
ニチコン 第3世代の家庭用蓄電システム 今秋から市場導入
2012年に業界に先駆けて家庭用蓄電システムを開発、市場導入したニチコン(本社:京都市中京区)は2月13日、太陽光発電、蓄電池、EV(電気自動車)の3つのエネルギーをコントロールし、電気代の最小化が目指せるトライブリッド蓄電システム(R)の新商品を開発し、2025年秋から発売開始すると発表した。
家庭用蓄電システムの第3世代ともいえるトライブリッド蓄電システム「ESS-T5/T6シリーズ」は、自宅の太陽光発電を蓄電池とEV電池で最大活用して、電気代の最小化が目指せるシステム。初年度2万台の販売を見込む。希望小売価格はトライブリッドパワコンT5で150万円、同T6で180万円、蓄電池ユニット190万円など。
TOYO マレーシアでSAF製造プラント付帯設備建設を受注
東洋エンジニアリング(本社:千葉市、TOYO)は2月13日、子会社のToyo Engineering&Construction Sdn.Bhd.(以下、Toyo-Malaysia)が、マレーシアの国営石油会社PETRONAS Refinery and Petrochemical Corporation(PRPC)の子会社PRPC Utilities and Facilities Sdn. Bhd.から石油・石油化学コンプレックス Pengrang Integrated Complex(PIC)内でのOutsaide Battery Limit(OSBL)設備の建設プロジェクトを受注したと発表した。
東南アジア最大・最先端の石油精製施設および石油化学ハブの1つ、PIC内ではSAF(Sustainable Avietion Fuel、持続可能な航空燃料)を製造するバイオ精油所プラント建設がPRPCによって建設中。Toyo-Malaysiaはバイオ製油所プラントのOSBLに分類される付帯設備の設計、調達、建設工事を一括で受注し、プロジェクトを遂行する。建設地はマレーシアジョホール州ペンゲラン。
関西の24年休・廃業47.3%増の9,829社で過去最多更新
奈良・桜井市「寒仕込み」三輪そうめんづくり 最盛期
奈良県桜井市でいま、特産の三輪そうめんの中でも、寒さの厳しいこの時期に生産される「寒仕込み」のそうめんづくりが最盛期を迎えている。同市内の製麺所では、軟らかい状態の麺を専用の機械を使って引き伸ばした後、さらに人の手で引き伸ばし、通常の半分、0.5ミリほどの細さに仕上げていた。
この時期は、寒さで熟成が緩やかになり時間が掛かるものの、通常より細くてコシがあることから”寒仕込み”の高級品として出荷される。現在生産されているものは、箱詰めした後、1年余り熟成させ、2026年の夏向けに全国に出荷される。
三輪そうめんは、およそ1300年前に大神神社に小麦を練ったものをお供えしたことが始まりとされ、細く、歯ごたえのあるのが特徴。