SOMPOホールディングス傘下で介護事業を手掛けるSOMPOケア(本社:東京都品川区)は、訪問看護事業の拠点を6割増やす。現在の43カ所から、2023年度末までに68カ所にする。介護拠点に併設し、介護スタッフとの連携を強化する。訪問看護の利用が少なかった、介護度が低い高齢者にも対応を広げ、病気や認知症などの早期発見につなげる。日本経済新聞が報じた。
凸版印刷 インドOPPフィルム事業に参入 MSFLを連結子会社化
パナソニック テスラ向け新型車載電池量産へ和歌山県で新設
JALなど5社 ドローンで複数の大橋を横断する医薬品配送実験
日本航空(本社:東京都品川区、以下、JAL)、KDDI(本社:東京都千代田区)、ウェザーニューズ(本社:千葉市)、Terra Drone(本社:東京都渋谷区)、東日本旅客鉄道(本社:東京都渋谷区)は2月1日、2月8~10日の3日間、東京都に採択された「東京都におけるドローン物流プラットフォーム社会実装プロジェクト」で、都内で初めて隅田川に架かる永代橋など複数の大橋をドローンで横断する医薬品配送の実証実験を行うと発表した。
2022年度をめどに法施行が予定されている「有人地帯における補助者なし目視外飛行(レベル4飛行)」を見据えた実証実験。道路の混雑状況にかかわらず、緊急時・災害時における即時のオンデマンド輸送や、日常的に医薬品を届けられる社会の実現を目指す。
これまでJALが培ってきた空の移動に関わる運航・安全ノウハウと、KDDIの運航管理システムを活用することで十分な安全管理を行い、実証を可能にする運航体制を整えた。
第一交通とNearMe 福岡で空港送迎「スマートシャトル」実証
タクシー、バスの旅客事業を手掛ける第一交通産業グループ(本社:福岡県北九州市)と独自のAIにより相乗りなどで発生するルーティングを最適化したスマートシャトルを運営するNearMe(本社:東京都中央区、以下、ニアミー)は2月1日、北九州市が行うスタートアップSDGsイノベーショントライアル事業に採択され、北九州市周辺と北九州空港間で同日より実証実験を開始すると発表した。両社は、北九州空港と市内・苅田町をドア・ツー・ドアで結ぶ空港送迎の実証実験を行う。
ニアミーはこれまで独自のAIを活用しハイヤー・タクシーの相乗りなどのルーティングの最適化を行い、空港版スマートシャトルを11空港で運用している。実施期間は2月1日~2月28日。オンラインによる事前予約制。
資源循環型社会へトレーサビリティ付与の再生プラ材を実証販売
1月の国内新車販売台数14.2%減の約33万台 過去10年で最低
慶応大ベンチャー ジャカルタ病院と共同で眼科で実証研究
慶應義塾大学医学部発のベンチャー企業、OUI Inc.(ウイインク:株式会社OUI)は、インドネシア・ジャカルタのHarapan Kita Women and Children Hospital(HKWCH:ハラパン・キタ病院国立児童・女性保健センター)と共同で、自社で開発したスマートフォンアタッチメント型眼科医療機器Smart Eye Camera(以下、SEC)を使った国際共同研究プロジェクトをスタートすると発表した。この研究は、インドネシア初のSEC実証プロジェクトとなる。
今回の研究はOUIのSECを使い、HKWCHの眼科チームが新生児の眼のスクリーニングを実施、先天性の眼科疾患の有無を観察するもの。同実証で有用性が確認できた場合には、より大規模かつ本格的な新生児向けの眼科疾患スクリーニングにつなげていくことを検討する予定。
HKWCHはインドネシア・ジャカルタにある、国立の小児科・産婦人科病院。全国9つの関連センターの管理監督・指導を行うなど、インドンネシアにおける小児科・産婦人科bの主導的な役割を果たしている医療機関。
独ダイムラー「メルセデス・ベンツグループ」に社名変更
帝人ファーマ ライセンス先がアルツハイマー治療薬の治験開始
帝人ファーマ(本社:東京都千代田区)は2月1日、2017年にアルツハイマー病治療薬候補「抗リン酸化タウ抗体」の独占的開発・製造・販売権を供与するライセンス契約を締結したMerck&Co.,Inc.Kenilworth,N.J.,U.S.A(北米以外ではMSD)が、このほど臨床試験(治験)を開始したと発表した。これにより、同社はライセンス先より臨床試験開始のマイルストーン(一時金)を受領した。
帝人ファーマはライセンス先より契約一時金および開発・承認の成功に応じた対価、販売額に応じた対価を受け取る権利を持っている。
国際アルツハイマー病協会発表のデータによると、認知症の患者数は2030年には全世界で7,600万人、2050年には約1億3,900万人に達するといわれている。その認知症の中で最も多いとされているのがアルツハイマー病。
インド政府 国営エア・インディアを民営化でタタGに売却
センコーHD シンガポールのエアープランナーズ社をグループ化
パナソニック「車載用小型パワーインダクタ」4mm角を製品化
OKI・リコー A3モノクロプリンターエンジンを共同開発
沖電気工業(本社:東京都港区、以下、OKI)とリコー(本社:東京都大田区、以下、リコー)は1月31日、A3モノクロプリンターののプリンターエンジン(印刷機構)を共同開発したと発表した。今春、同エンジンに自社製のプリントコントローラー(制御機構)を独自に搭載した新商品を、両社がそれぞれ国内市場向けに発売する。
今回の共同開発は、OEMとは異なり、両社の強みを持ち寄ってプリンターエンジンの開発を企画段階から協業して進めたもので、開発期間を従来比で約3割短縮し、開発効率の向上を実現した。印字部分には高精細・高信頼性を実現し、装置の小型化に寄与するOKIのLEDプリントヘッドを採用、業務用途で重要となる幅広い用紙対応力や高信頼性を実現する用紙搬送機構をリコーが担うなど、両社の強みとなる技術を組み合わせている。