丸紅(本社:東京都千代田区)は4月4日、加藤レディスクリニック(所在地:東京都新宿区、以下、KLC)と、フィリピンでIVF(In Vitro Fetilization(体外受精)の略)クリニックに参入すると発表した。両社はIVF検査専門クリニックを運営するCONCEIVE IVF MANILA INC.(所在地:フィリピン・ケソン市、以下、CIMI)へ出資する。
同事業では、日本で豊富な治療実績を持つ加藤レディスクリニックと連携し、KLCの技術を取り入れたIVF関連サービスを提供する。
イオンネクスト オンライン「Green Beans」立ち上げ
イオンネクスト(本社:千葉市美浜区)は4月4日、オンラインマーケットとしての新ブランド「Green Beans(グリーンビーンズ)」を立ち上げ、2023年夏からサービスを開始すると発表した。東京都区内11区、千葉市内6区および千葉県内6市、神奈川県川崎市7区から段階的に開始し、1年をめどに東京23区全域へ配送地域を拡大する。配送時間は7時〜23時まで1時間単位で指定が可能。
提携している英国テクノロジー企業Ocado Group plc(本社:ロンドン)の子会社、英国Ocado Solutions(本社:ロンドン)の最先端AIとロボティクス機能を導入。新鮮な食料品や日用品など幅広い品揃えを、顧客が欲しいタイミングで玄関先まで届ける。
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宅配便「再配達」削減へ4/1から1カ月間集中的取組
国土交通省は、トラックドライバー不足の深刻化による物流業界の「2024年問題」と呼ばれる課題の解決に向けて、4月1日から1カ月間、宅配業者の負担となっている「再配達」の削減に向けた取り組みを集中的に行う。
再配達の削減に理解を求める特設のホームページを開設するほか、ネット通販や宅配の事業者と連携して、共通のロゴマークなどを各社のホームページに掲載し、利用者への周知を徹底する。この中で、配達の時間指定を使って1回で確実に荷物を受け取ることや、不在のときも玄関先などに荷物を届ける「置き配」の活用などを呼び掛ける。
国交省によると、2021年度の宅配便数は49億個余に上り、ネット通販の普及を背景に5年で20%以上増えている。一方で再配達となる荷物の割合は2022年10月の調査で11.8%となっている。今回の取り組みを通じて利用者の意識を高めて、2025年度に7.5%まで引き下げたい考え。