中部電力は9月11日、bpの子会社、BP Berau Ltd.(以下、BPベラウ)とインドネシア・西パプア州のタングーのCO2貯留地の活用に関する実現可能性調査のための協力協定を締結したと発表した。タングーCCUSプロジェクトは同国で最も進んでおり、貯留可能量は約18億t-CO2で、同国初のCCSハブになる可能性がある。
中部電力とBPベラウは今回の協定に基づき、名古屋港から国際的なCCUSバリューチェーン構築に向け、同港で排出されたCO2のタングーでの貯留に関する実現可能性について調査を行う。
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大阪の金剛自動車12/20にバス事業廃止 府下4市町村で運行
大阪府下4市町村でバス事業を運行する金剛自動車(本社:大阪府富田林市)の白江社長は9月11日、ドライバー不足と利用者減などを理由として、2023年12月20日にバス事業を廃止することを明らかにした。同社は富田林市、太子町、河南町、千早赤阪村の4市町村で、近鉄の長野線富田林駅や喜志駅等を結ぶ14路線を運行している。
バス事業廃止について、①すべての路線が赤字②ドライバー不足が慢性化し、減便したり、他のバス会社からドライバーの派遣を受けてしのいできたものの、事業の継続が困難になったーとしている。また、この間、運行路線の自治体から補助金を出すので運行を継続してほしい旨の要請もあったが、ドライバーの確保難、2024年問題で残業時間のの規制が入ると、事業を継続できるほどの収支の改善は望めないと判断した。
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脱炭素へコンソーシアム設立「みんなで減CO2プロジェクト」推進
日本総合研究所(所在地:東京都品川区、日本総研)など10社は9月5日、生活者の脱炭素に係る意識・行動変容を促すことで企業の脱炭素の取り組みを加速させ、脱炭素社会を構築することを目的に、「チャレンジ・カーボンニュートラル・コンソーシアム」(以下、CCNC)を設立すると発表した。日本総研とCCNC参画企業が中心となり、協創型実証実験「みんなで減CO2(ゲンコツ)プロジェクト」を推進する。
参加企業は日本総研ほか、Daigasエナジー(所在地:大阪市中央区)、アサヒグループジャパン(所在地:東京都墨田区)、アスエネ(所在地:東京都港区)、サラヤ(所在地:大阪市東住吉区)、三幸製菓(所在地:新潟市)、スギ薬局(所在地:愛知県大府市)、日本ハム(所在地:大阪市北区)、万代(所在地:大阪府東大阪市)、ユーグレナ(所在地:東京都港区)の10社。