ヤクルト本社(本社:東京都港区)は5月20日、持分法適用会社フィリピンヤクルト(本店:マニラ)の100%子会社、ヤクルトエルサルバドール製造(フィリピンヤクルト第2工場)で、「ヤクルト」の生産を開始したと発表した。ヤクルトエルサルバドール製造(所在地:ミンダナオ島ミサミス・オリエンタル州エルサルバドル市)の資本金は20億ペソ。敷地面積約4万1,738㎡、建設面積約1万8,709㎡、延床面積約2万5,583㎡。
生産品目は「ヤクルト」「ヤクルトライト」。ただ、当面は「ヤクルト」のみ生産する予定。生産能力は、生産開始時は1日あたり138万本、設備増強後は最大同276万本を生産する予定。これにより、ミンダナオ島以南およびビサヤ地方の市場深耕による需要増加に対応していく。
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エア・ウォーター インドのシリンダーガス充填工場稼働
エア・ウォーターは5月17日、100%子会社Air Water India Private Limited(以下、エア・ウォータ・インディア)が、インド西部デリー郊外のファリダバード近郊に、ローリー輸送中継基地を兼ねたシリンダーガス充填工場を新設し、4月より稼働開始したと発表した。
液化ガス製造拠点のある東部エリアから、北部エリアへの長距離輸送を効率化し輸送コストを合理化、配送時CO2排出量の19%削減を実現する。エア・ウォーター・インディア ファリダバード充填工場の敷地面積は約7,000㎡、充填工場の面積は約4,400㎡。
エア・ウォーター・インディアは、製鉄所向けのオンサイトガス供給事業と、川下分野にあたるローリー・シリンダ事業を展開。インド国内における産業ガスメーカーとして確固たる地位を確立している。
大阪ガス 舞洲工場でメタネーション実証設備の竣工式
大阪ガス(本社:大阪市中央区)は5月17日、大阪市や大阪広域環境施設組合の協力のもと、大阪市此花区にある同組合のゴミ焼却工場(以下、舞洲工場)の敷地内にメタネーション実証設備の竣工式を執り行ったと発表した。
同事業は再生可能エネルギー由来の水素と地域の未利用バイオマスを活用して製造したe-methane(以下、e-メタン)により、二酸化炭素(以下、CO2)排出量の低減を図り、エネルギー地産地消型モデル構築を目指す。製造したe-メタンを都市ガス機器で利用する。
2024年7月ごろまで舞洲工場で実証を行った後、メタネーション実証設備の移設や試運転を経て、2025年4月から大阪・関西万博の会場内で実証を行う予定。