仏壇・仏具事業を主に手掛けるはせがわ(東京本社:東京都文京区、福岡本社:福岡市博多区)は5月28日、全国136店舗(2024年5月現在)で6月1日から、顧客の終活をサポートするサービス「あんしん終活パック」の提供を開始すると発表した。墓じまいや葬儀の生前契約、遺言の作成、相続手続きの代行、遺品整理を含めた死後事務委任など、生前整理から亡くなった後の葬儀供養、その他諸手続きをサポートする。
マイナビ ベトナムの介護事業の「WeCare247」へ出資
マイナビ(本社:東京都千代田区)は5月28日、ベトナムで介護人材と被介護者のマッチングサービスを手掛けるWeCare247 Joint Stock Company(本社:ベトナム・ホーチミン市、以下、WeCare247)へ出資したと発表した。WeCare247の質の高いサービスの提供をもとに、被介護者およびその家族への支援を充実。マイナビはWeCare247への投資と成長サポートを通して、人々の生活の質の向上を目指す。
ベトナムでは急速に高齢化が進んでおり、人口1億人のうち65歳以上の割合は10%を超え、2039年までに15%以上に達すると予測されている。その一方で、同国では病院・病床数が不足していることから、家族が介護する慣習があり。被介護者およびその家族にとって”介護”は重い課題となっている。
東急建設 ベトナムACSD社と建築業務のDX化推進で協業
高度4km上空から38GHz帯電波での5G通信の実証に成功
スカパーJSAT、_NTTドコモ、国立研究開発法人 情報通信研究機構(以下、NICT)、パナソニックホールディングスは5月28日、HAPS(High Altitude Platform Station:高高度プラットフォーム局)を模擬した小型飛行機を活用し、高度約4kmからの38GHz帯電波での5G通信の実証実験に成功したと発表した。
実験では①HAPS搭載用アンテナ・通信機器の追尾性能の検証②地上局アンテナ・通信機器の追尾性能の検証③HAPSネットワークへの回線の切り替え・制御技術の実証④電波伝搬路における降雨減衰補償アルゴリズムの検証ーの4点の検証を行い、すべての項目で目標が達成されていることを確認した。
日本調剤 オンライン薬局「NiCOMS」専用アプリリリース
塩野義 グラム陰性菌治療薬「Fetroja」を台湾で販売開始
京大と住友林業 世界初の木造人工衛星「LignoSat」完成
京都大学と住友林業は5月28日、2020年4月より取り組んできた「宇宙木材プロジェクト」で、約4年かけて開発した木造人工衛星(LignoSat)が完成したと発表した。6月4日、JAXA(宇宙航空研究開発機構)へ引き渡す。
これは1辺が100mm角のキューブサットと呼ばれる超小型の衛星で、NASA/JAXAの数々の厳しい安全審査を無事通過。世界で初めて宇宙での木材活用が公式に認められた。今年9月に米国フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げ予定のスペースX社のロケットに搭載し、国際宇宙ステーション(ISS)に移送する。ISS到着から約1カ月後に「きぼう」日本実験棟より宇宙空間に放出される予定。
いすゞ自動車 国内初 床フルフラットのEV路線バス発売
トヨタ 低排気量の小型エンジンを開発 PHV, HVへ搭載想定
斉藤国交相 ライドシェア全面解禁の議論見合わせを要望
NTTデータ マレーシアの決済会社GHL Systems株式取得
ワタミ 居酒屋「三代目鳥メロ」中国へ4年ぶり再進出
帝人 小児向け伸びる心臓パッチ共同開発 再手術リスク減
サイバーダイン マレーシア・ペラ州施設にHAL大型納入へ
トヨタなど4社 脱炭素燃料30年導入へ共同検討
「レカネマブ」韓国でアルツハイマー病治療剤で承認取得
三菱電機, アイシン 次世代電動化関連製品で合弁会社
三菱電機 ベトナムでFA機器の合弁 ASEAN向け事業拡大へ
三菱電機(本社:東京都千代田区)は5月24日、ASEAN向けFA機器の生産体制強化するため、冨士ベークライト(所在地:岡山県小田郡)と冨士ベークライトの子会社Fuji Bakelite Vietnam Co.,Ltd.(所在地:ベトナム・ハノイ近郊、以下、冨士ベークライトベトナム)の持分80%の取得に関する契約を締結したと発表した。これに伴い、新社名を「Mitsubishi Electric FP Automation Co.,Ltd.(三菱電機オートメーションベトナム)」(所在地:ベトナム・ハノイ近郊、第2タンロン工業団地)とし、6月1日から新合弁会社として事業を開始する。
これにより、ASEAN向けの低圧遮断器の生産体制を構築する。将来的には同新会社でFA機器の需要拡大に向けた生産体制を強化し、ASEAN諸国への製品供給力を高めることで、FAシステム事業のさらなる拡大を図る。
東京海洋大学 ニジマスでサケの卵を繰り返し産卵に成功
東京海洋大学の研究グループは5月24日、ニジマスにサケの細胞を移植することで、サケの卵を繰り返し産卵させることに成功したと発表した。サケの養殖の効率化や品種改良、他魚種への適用を含め資源の保護に役立つ技術と期待される。
サケは数年間、海を回遊した後、生まれた川に戻って、一生に1度の産卵を終えると死んでしまう。これに対し、ニジマスは成熟した後は死ぬまで毎年、産卵し続ける。
グループはキングサーモンなどから精子や卵のもとになる「生殖幹細胞」を取り出して、ふ化したばかりのニジマスに移植。実験施設の水槽で飼育を続けたところ、2年ほどでニジマスは成熟してオスはサケの精子、メスはサケの卵を持つようになり、双方を人工的に授精させるとサケになった。さらにこれらのニジマスはその後も毎年、サケの精子と卵をそれぞれ持つようになり、メスは卵を産み続けた。