コマツ(本社:東京都港区)は11月18日、国土交通省の「宇宙開発利用加速化戦略プログラム」(スターダストプログラム)の一環、「宇宙無人建設革新技術開発推進事業」(国交省主担当、文科省連携)の公募に応募し、今回「無人建設(自動化・遠隔化)に係る技術」の実施対象の一つとして、同社の「月面建設機械のデジタルツイン技術構築」が選定されたと発表した。
将来の月面建設機械の基盤技術である精度の高い「デジタルツイン技術」の構築可能性を検証するフィージビリティスタディ(実現可能性検証)を行う。具体的には、サイバー空間上に油圧ショベルを作成・動作させ、地球上の実機との挙動と比較することにより、シミュレーターの制度を検証する。また、サイバー空間を月面環境に設定し、シミュレーター上の車体挙動を確認することにより、月面建設機械の課題を抽出する。
川崎汽船 バンコク近郊に冷凍冷蔵倉庫・一般ドライ倉庫新設
牛丼「すき家」フィリピン1号店 マカティ市に11/24開業
22年5月めどに蓄電池産業の強化戦略策定 官民協議会初会合
川崎重工 台湾CSCグループ向け蒸気タービン発電設備受注
川崎重工は11月18日、台湾の大手製鉄会社、中國鋼鐵股份有限公司(以下、CSC社)向けに、CSC社グループの中鋼機械股份有限公司から45MW級蒸気タービン発電設備1基を、川重商事を通じて受注したと発表した。受注した蒸気タービン発電設備、今回新設されるボイラーから発生した蒸気を利用し発電するもの。熱の有効利用による省エネルギーとCO2削減を実現する。
蒸気タービン発電設備一式を2023年1月に出荷し、運転開始は2025年上期を予定しています。発電された電力は製鉄所内へ供給され生産プロセスに使用される。川崎重工はCSCグループに合計9基のタービン発電設備の納入実績を持ち、コークス乾式消火設備(CDQ)用蒸気タービン発電設備としては今回が3基目の受注となる。