UCC上島珈琲(本社:神戸市中央区)は10月1日、水素を熱源とした焙煎と、これまで培ってきた焙煎ノウハウを組み合わせることによって、従来の熱源では実現できない、”水素焙煎ならではの美味しさ”を創り出すことに成功したと発表した。特許出願済み。
2025年4月に迫った世界初の量産に先駆けて、この水素焙煎による美味しさを届けるために10月9日より、UCC直営のコーヒー豆の挽き売り業態「UCCカフェメルカード」の一部店舗やUCC公式オンラインストア、イベントでワンドリップコーヒー製品、炒り豆製品を数量限定で発売する。
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製造業景況感横ばい, 非製造業は2四半期ぶり改善 日銀短観
日銀が10月1日発表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、大企業・製造業がプラス13で、前回6月調査から横ばいだった。また、大企業・非製造業のDIは6月から1ポイント改善のプラス34で2四半期ぶりの改善だった。
大企業・製造業は、全16業種のうち8業種が改善した。電気機械が10ポイント改善してプラス11、造船・重機等が9ポイント改善してプラス23だった。悪化した業種は7業種で、自動車が5ポイント悪化してプラス7、鉄鋼が5ポイント悪化してマイナス5だった。
大企業・非製造業は、全12業種のうち5業種が改善した。小売が9ポイント改善してプラス28、宿泊・飲食サービスが3ポイント改善してプラス52だった。悪化した業種は6業種で、対個人サービスが11ポイント悪化のプラス18、通信が5ポイント悪化のプラス35だった。
業況判断DIは、景気が「良い」と回答した企業の割合から「悪い」と回答した割合を差し引いて算出。今回の対象企業は約9,000社。