日本下水道事業団(JS、所在地:東京都文京区)は9月12日、JS本社でタイ下水道公社(WMA)と同国の下水道事業に関する政策立案や法制度の整備、人材育成などに協力する旨、協力の覚書の交換式を行った。
覚書の合意事項は①下水道事業に係る政策立案、計画、設計、施工および維持管理②下水道事業に関する法制度および制度的枠組みの整備③下水道技術および技術評価・技術基準、マニュアル④下水道事業実施のための人材育成⑤下水道事業に関する市民啓発の推進−など7項目。
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日本触媒 豊通と中国のリチウム塩製造会社へ出資
日本触媒(本社:大阪市中央区)は9月12日、リチウムイオン電池(以下、LiB)の最大市場の中国で、同社が世界で初めて商品化した高性能電解質としてのリチウム塩:LiFSI(リチウムビスフルホロスルホニル)イミド、商品名:イオネル(R)の事業拡大に向け、LiFSI事業へ進出すべく製造設備立ち上げを進めている深セン新宙邦科技股份有限公司(本社:広東省深セン市)の子会社、湖南福邦新材料有限公司(所在地:湖南省衡陽市、以下、湖南福邦)へ参画することで合意したと発表した。豊田通商(本社:名古屋市中村区)も共同出資する。豊通は豊田通商(上海)有限公司(以下、豊通上海)が出資する。
第三者割当増資を引き受け、日本触媒は2億176万9,912人民元(40億4,000万円)、豊通上海は2,920万3,539人民元(5億8,000万円)をそれぞれ出資。持株比率は日本触媒が38.0%、豊通上海は5.5%とする。湖南福邦のリチウムイオン電池用電解質LiFSIの生産能力は現状の年間1,200トンから2025年には10倍の1万2,000トンに拡大する。
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日立 インド・デリー高層住宅向けエレベータ40台受注
日立製作所(本社:東京都千代田区)は9月6日、日立ビルシステムとインドの昇降機販売・サービス会社、日立リフトインド社を通じて、インドのデベロッパー、ユニティグループ(本社:インド・デリー)から初めて、インド・デリーの高層複合住宅「ジ・アマリリス」のフェーズ2向けに、高速エレベーター40台を受注したと発表した。
今回受注したのは、定格速度分速180m(30台)および同150m(10台)の高速エレベーターで、地震時管制運転機能が搭載されている。
ジ・アマリリスは敷地面積16万㎡の集合住宅プロジェクトで、5つのフェーズに分かれており、フェーズ2は10棟の高層タワーで構成され、いずれも建物高さ約143m、地上35階建てで、2023年に竣工予定。