太陽ホールディングス傘下でソフト開発を手掛けるファンリード(本社:東京都豊島区)は10月5日、マレーシアのサンウェイ大学のHUMAC(Research Centre for Human-Machine Collaboration)との間で、マレーシアのマングローブ保全を目的として進める実証実験のプロジェクトを契機に、ICT分野における幅広い連携を目指して、研究協力に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。
ファンリードとしては大学との初めての覚書締結で、サンウェイ大学HUMACとしても日本の民間企業との覚書締結は初めて。
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メディカロイド 手術支援ロボでシンガポールに現法
メディカロイド(本社:神戸市中央区)は10月3日、手術支援ロボット「hinotori(TM)サージカルロボットシステム」をはじめとする医療用ロボットのグローバル展開に向け、米国、ドイツに続く3カ所目の海外拠点として、シンガポールに現地法人「Medicaroid Asia Pacific Pte.Ltd.」を設立し、同日より活動を開始すると発表した。新会社の資本金は130万シンガポールドルで、全額メディカロイドが出資する。
メディカロイドは2020年8月に厚生労働省よりhinotoriの製造販売承認を取得し、同年12月より国内で使用されている。
今回設立したシンガポールの拠点で、東南アジア・オセアニア・南アジアの医療用ロボットのマーケティング、薬事および品質証明に関する活動、サービス・サポートを目的として活動していく。
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大和ハウス 中国で967戸の大規模マンション開発
大和ハウス工業(本社:大阪市北区)は10月3日、中国江蘇省常州市で大規模分譲マンションを開発すると発表した。総事業費720億円を見込み、全15棟、総戸数967戸のマンションを建設する。販売価格は日本円で7,200万円から1億4,400万円。10月4日に販売開始し、2024年12月に竣工、2025年1月に引き渡しを始める予定。
この大規模分譲マンション開発プロジェクト「●越花苑(キュウエツカエン)グレースレジデンス」の、開発場所の敷地面積は東京ドーム1.6個分にあたる約7万5,000㎡。共用施設として多目的広場、フィットネス広場、スポーツを楽しめる場所も整備する。内装にキッチン、照明、浴槽などに日系企業の製品を使用することで、日本ブランドを”売り”にする。
今回の案件は、同社が常州市で手掛ける3カ所目の大規模マンション開発プロジェクトとなる。