財務省は6月20日の財政制度審議会の分科会で、官民ファンドの海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)について、累積損が改善されない場合の対応策として、統廃合も視野に検討する方針を示した。同機構の累積赤字は309億円に上っている。
今秋をめどに組織の見直し案をまとめるが、成果が上がらなければ組織の統廃合を念頭に置き、道筋を整理するとしている。
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アマゾン 西日本最大の物流拠点公開 通販需要に対応
インターネット通販大手のアマゾンジャパン(本社:東京都)は6月20日、3月に開設した西日本最大規模の新たな物流拠点「アマゾン尼崎フルフィルメントセンター」(所在地:兵庫県尼崎市)を、報道陣に初めて公開した。
同センターは地上4階建て、延床面積10万㎡超。日用品や雑貨など1,000万個以上の在庫を保管し、1日当たり数十万個を全国に発送する。
約1,800の自走ロボットが動き回って商品を仕分けする最先端技術を導入。商品を約2万台の「ポッド」と呼ばれる棚で管理している。注文を受けると、該当商品のポッドを自走ロボットが持ち上げ、梱包や配送作業をエリアに自動で運ぶ。新型コロナウイルス流行を経て、さらに拡大している通販需要に対応する。
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安川電機 中国江蘇省常州市の新工場竣工 量産開始
DON DON DONKI タイ5号店 初のバンコク西側へ出店
TDK 中国のEV向け二次電池大手と合弁2社設立
TDKは6月20日、二次電池事業を手掛ける同社子会社と、中国の車載用二次電池大手Contemporary Amperex Technology Co.,Limited(所在地:中国福建省、以下、CATL)との間で、家庭用蓄電システムや電動二輪車、その他産業用途に適した中型二次電池の開発・製造・販売に特化した合弁会社2社を設立したと発表した。
合弁会社は「Xiamen Ampcore Technology Limited(厦門新能和科技有限公司)」(所在地:福建省厦門市)と、「Xiamen Ampack Technology Limited(厦門新能達科技有限公司)」(所在地:福建省厦門市)。前者は二次電池セルの開発・製造・販売、後者は二次電池パックの開発・製造・販売をそれぞれ手掛ける。