大阪万博の誘致委トップに榊原経団連会長 就任要請受諾
2025年の大阪での開催を目指す国際博覧会(万博)の誘致活動を中心的に担う誘致委員会のトップに、経団連の榊原定征会長(東レ相談役最高顧問)が就くことが2月7日決まった。
世耕弘成経済産業相、松井一郎大阪府知事、関西経済連合会の森詳介会長(関西電力相談役)らが同日、経団連(東京都)を訪れ、正式に誘致委の会長就任を要請、榊原氏はこれを受諾した。
誘致委は大阪府・市、経済界など官民で組織。2018年11月ごろの博覧会国際事務局(BIE)総会で開催地が決まるまで誘致活動の中核となるほか、課題とされる会場建設費の負担割合を調整したり、開催機運を高めるシンポジウムを開いたりする。
榊原氏は誘致の「顔」として国内外のPR活動のけん引役を担う。