2017/01/28

「笑い」はがんに効くか 大阪国際がんセンターが実証実験

「笑い」はがんに効くか 大阪国際がんセンターが実証実験

今年3月に大阪市中央区に移転し、オープンする大阪府立病院機構「大阪国際がんセンター」(現・成人病センター、大阪市)が、漫才や落語によってがんに対する免疫力が上がるかを調べる実証実験を始める。5月から約4カ月間、血液検査などで効果を確かめ、2017年度にも論文にまとめる計画だ。
吉本興業や松竹芸能、米朝事務所が実験に協力する。血液や唾液を採取後、病院のホールで漫才や落語を鑑賞してもらい、鑑賞後も血液などを採取。免疫細胞がどれだけ活性化したか調べる。鑑賞の頻度による免疫細胞の活性化の違いも調べるとしている。