大阪市は保育に対する多様なニーズに応えていく必要があるとして、市の中心部にある浪速区の浪速公園に新たに保育所を整備することを決め、施設を設置・運営する事業者の公募を始めた。公募の条件に、施設の定員を100人以上とし、このうち0歳児から2歳児までの定員を40人上とすることや、公園の魅力や機能の向上につながる提案を行うことを盛り込んでいる。 大阪市が公園に保育所を設置するのは初めてで、2020年の2月ごろに事業者を決定したうえで、2021年4月の開設を目指すとしている。大阪市の保育所の待機児童は2019年4月1日時点で過去最少の28人まで減少したが、このほかに希望する施設に入れないことなどを理由に、あえて施設を利用しない児童らが2,000人余りに上っているという。
文楽で80年ぶりの名跡「竹本錣太夫」復活
近畿で昨年より18日早い「木枯らし1号」
「大阪・光の饗宴」,冬の風物詩御堂筋などでスタート
大阪の街を色とりどりのイルミネーションで彩る恒例のイベント「大阪・光の饗宴」が11月4日、大阪・御堂筋はじめ吹田市の万博記念公園など府内各地で始まった。 大阪・御堂筋の点灯式では吉村知事が、「冬の風物詩となっているイルミネーションで、大阪の街を元気にしてほしい」とあいさつ。その後、カウントダウンが行われ、街路樹のイルミネーションが一斉にともされた。御堂筋は梅田から難波までのおよそ4kmが青や紫、オレンジなど130万個ものLED電球の光で彩られた。この日は特別に淀屋橋から心斎橋の区間が時間限定で歩行者天国となり、訪れた人たちは写真に収めるなど、道路いっぱいのスペースを歩きながら散策を楽しんでいた。御堂筋では12月末まで午後5時~同11時までイルミネーションを楽しむことができる。
近畿の9月有効求人倍率1.59倍と高水準維持 大阪府1.77倍
大阪労働局によると、9月の近畿2府4県の有効求人倍率は1.59倍と前月までの4カ月連続の低下から横ばいに転じ、いぜんとして高い水準が続いている。府県別では大阪府が1.77倍(前月比+0.01)、京都府が1.58倍(同-0.03)、兵庫県が1.41倍(同∓0)、滋賀県が1.30倍(同-0.05)、奈良県が1.45倍(同-0.01)、和歌山県が1.40倍(同∓0)だった。 新規の求人は、「建設業」で住宅の建設やリフォームに加え、防災用の蓄電池の据え付けなどが好調で増加した。また「宿泊業・飲食サービス業」で好調なインバウンド需要を受けて、大阪などを中心にホテルや飲食店の求人が増加している。9月の近畿2府4県における求職者は29万7,717人、求人数は47万3,845人だった。
大阪国際空港駐車場に「ETC多目的利用サービス」導入
大阪国際空港駐車場で、日本の空港では初となるETC多目的利用サービスが導入される。11月5日14時から予約開始、12月1日から利用開始となる。ネットワーク型ETC技術を活用することにより、事前登録されたETCカードの情報等をもとに、駐車場の出入口ゲートが自動的に開閉されるため、チケットレスでよりスムーズな入出場が可能となる。出場時には駐車場料金の精算の手間を省き、支払いが自動的に行われるため、よりスマートでキャッシュレスな出場が可能になる。 第1弾として大阪国際空港駐車場の「南予約駐車場」を利用する一部の顧客を対象に運用開始。将来的に大阪国際空港駐車場を利用するすべての顧客を対象に、運用範囲の拡大を目指す。同サービスは首都高速道路、関西エアポート、アマノ、日立製作所、首都高ETCメンテナンスの5社が共同で導入する。
泉佐野市 ふるさと納税除外で大阪高裁に取り消し求め提訴
11月から「大阪・関西万博」ロゴマーク公募 20年春決定
大阪市 鶴見区に4カ所目の児童相談所 令和8年度に開設へ
大阪国税局で近畿の日本酒「鑑評会」62点を優秀賞表彰
大阪で開催の外国人の就職面接会に過去最多の84企業が参加
大阪市が路上喫煙禁止区域拡大 20年2月からJR大阪・天王寺駅も
八千草薫さん すい臓がんで死去、大阪府・ 宝塚歌劇団出身
関空 冬期の国際線便数ピーク週1553便で開港以来最多に
厦門航空 11/20関西-青島線を新規就航 毎日運航、3都市週56便に
深圳航空 10/27より関西-南昌線を新規就航、関西発着は5路線に
北陸新幹線16年前倒しの経済効果4.3兆円、金沢-新大阪間
関西と北陸の経済連合会および大阪商工会議所はこのほど、北陸と大阪を結ぶ北陸新幹線について、想定より16年間前倒しして2030年に全線が開業した場合、およそ4兆3,000億円の経済効果が見込まれるとの試算をまとめた。この根拠は関西と北陸の移動時間が大幅に短縮されることで、観光やビジネスなどによる人の行き来が増えるほか、沿線の地域で企業誘致や宿泊施設の建設が進むことで、前倒しした分の16年間で延べおよそ4兆3,000億円の波及効果があるとしている。このため、これらの経済団体は早期の開業に向けて、国への働きかけを強めていく考えを示している。 金沢から福井県敦賀を経由し、新大阪との間を最短で1時間20分で結ぶ北陸新幹線は、既存計画では2046年ごろの全面開業を目指すとしている。