三菱電機(本社:東京都千代田区)は2月14日、Charoen Pokphand Group Co.,Ltd.(チャロン・ポカパン・グループ、本社:タイ・バンコク、以下、CPグループ)と、タイにおける持続可能な社会の実現に向け、カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーの各領域における環境価値提供を目指し、包括的協力に関する覚書(MoU)を締結したと発表した。
この覚書に基づき、両社は双方の知見やアセットを活用した協業を通じて、新たなソリューション、事業、環境価値を共同で創出し社会課題解決に貢献する。
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キューピー タイ, インドネシアの能力増強 新ライン生産開始
キューピー(本社:東京都渋谷区)は1月9日、マヨネーズ、ドレッシング、調味料などの生産・販売を手掛けるグループ会社のキューピータイランド(本社:バンコク都、工場:ラーチャブリー県)、とキューピーインドネシア(本社兼工場:西ジャワ州ブカㇱ県)がそれぞれ既存工場内に新設した生産ラインを稼働し、2025年1月から本格的に生産を開始すると発表した。タイにおけるマヨネーズ類の生産能力は年間約3万6,000トンに倍増するほか、インドネシアでは年間1万9,500トンへ2.6倍になる。
両国での生産能力の大幅な増強によりアジア・パシフィック地域におけるマヨネーズやドレッシングの需要増加に応え、市場を深耕する。
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東京建物 タイ・バンコクで2分譲マンション開発に参画
東京建物(本社:東京都中央区)は12月12日、タイの現地法人、Tokyo Tatemono(Thailand)Ltd.(以下、東京建物タイランド)を通じて、タイ・バンコクで新たに2つの分譲マンション(コンドミニアム)開発事業に参画したと発表した。タイの大手デベロッパー、SC Asset Corporation Public Company Limited(本社:バンコク都、以下、SC社)と共同で、「Reference Ekkamai(リファレンス エカマイ)プロジェクト」および「Reference Kasetsart(リファレンス カセサート)プロジェクト」を進めていく。
プロジェクトの詳細は以下の通り。エカマイプロジェクトの所在地はバンコク都ワッタナー区、敷地面積3,876㎡。延床面積3万3,522㎡。鉄筋コンクリート造、地上44階、地下1階、住宅396戸。2027年竣工予定。カセサートプロジェクトの所在地はバンコク都チャトチャック区、敷地面積4,099㎡、延床面積2万2,700㎡。鉄筋コンクリート造、地上21階、住宅381戸。2027年竣工予定。
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旭化成 樹脂原料ANのタイ生産から撤退 全社の能力2割減
旭化成(本社:東京都千代田区)は11月15日、樹脂原料アクリロニトリル(AN)のタイでの生産から撤退すると発表した。これにより旭化成全社のAN生産能力は2割減となる。タイでのAN生産はすでに10月末に停止しており、12月末で販売も終える。
今回停止するのは旭化成の持分法適用会社で国営タイ石油公社(PTT)グループと折半出資する「PTT旭ケミカル」。同社は家電に使われるABS樹脂などの原料となるANのほか、アクリル樹脂原料MMAなどを生産している。
旭化成はANの生産能力で世界3位で、日本、韓国にも生産拠点を保有、これらを合わせた年間生産能力は93万トン。タイ拠点(年間20万トン)の停止により2割減る。
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グリーンハウス, 住友商 タイEpicure Catering社へ共同出資
グリーンハウス(本社:東京都新宿区)と住友商事(本社:東京都千代田区)は11月5日、共同企業体(JV)を設立し、タイの大手ホスピタリティグループのDisit International社の子会社、Dusit Foods社と戦略的パートナーシップ契約を締結のうえ、インターナショナルスクール向けフードサービス事業を営むEpicure Catering社(所在地タイ・バンコク)に共同出資すると発表した。
日本国内の食と健康、ホスピタリティ分野のフロントランナー、グリーンハウスグループのノウハウで、Epicure Catering社のタイにおけるインターナショナルスクール向けのフードサービス事業のさらなる成長を目指す。
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タカラレーベン タイ・バンコクで初の戸建住宅開発
不動産デベロッパー、タカラレーベン(本社:東京都千代田区)は10月17日、グループのタカラレーベンタイランド(本社:タイ・バンコク)とともに、タイの不動産デベロッパー、メジャー・デベロップメント(本社:タイ・バンコク)と共同で、バンコク西部のタウィーワッタナー区で高級戸建住宅を開発すると発表した。同社のタイにおける住宅開発は5例目で、今回は初の戸建住宅開発事業となる。
同プロジェクト「Malton Reserve Pinklao-Kanchana」は、2万1,913㎡の敷地に戸建住宅25戸のほか、プール、フィットネスルーム、キッズルーム、会議室、コワーキングスペースなどの共用施設も設ける。
戸建住宅の専有面積は408〜641㎡、販売価格は3,560万〜6,210万タイバーツ(約1億4,900万〜2億6,100万円)の高額物件。販売開始は2025年10月、引き渡しは2026年4月以降を予定。
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ユニコーン タイに現法 ブランドマーケティング事業開始
アドウェイズ(本社:東京都新宿区)は10月9日、子会社のユニコーン(本社:東京都新宿区)がタイ・バンコクに現地法人「UNICORN THA Co.,Ltd.」を設立し、ブランドマーケティング事業を開始したと発表した。
ユニコーンはこれまで全自動マーケティングプラットフォーム「UNICORN」を日本国内中心に展開してきたが、東南アジアにおけるデジタルマーケティング市場はさらに拡大し続けると判断。アドウェイズグループとして、グローバルに事業成長を実現させるべく、ユニコーンの東南アジア進出第1号として、今回タイ・バンコクに現地法人を設立したもの。
米グーグルなどの調査によると、東南アジア主要6カ国(タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、ベトナム)の2023年のデジタルマーケティング市場の規模は前年比11%増の2,180億ドルとなり、2023年以降は2025年までの期間に年平均で16%成長し、2025年の市場規模は2,950億ドルに拡大すると見込まれている。
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丸紅 タイで廃タイヤ熱分解リサイクル事業へ出資参画
丸紅(本社:東京都千代田区)は9月6日、タイで廃タイヤの熱分解リサイクル事業を展開するGreen Rubber Energy Company Limited(所在地:タイ・サムットプラカーン県、以下、GEE、処理能力:廃タイヤ年間約1万トン)に出資参画したと発表した。
GREは廃タイヤの熱分解により、再生カーボンブラック(以下、iCB)や再生油などを取り出す技術開発に10年以上取り組んできた。その結果、GREはタイヤ用途に利用可能なrCBの安定的な生産を実現した。丸紅は今回の出資参画により、タイにおける廃タイヤの回収からrCB・再生油などのリサクル原料の生産・販売に至る、タイヤのリサイクルサプライチェーンの構築を目指す。
現在世界では年間3,000万トン以上のタイヤが廃棄され、相当量の廃タイヤが環境負荷の高い埋め立て地や焼却により処理されている。このため環境負荷を低減する方法として、廃タイヤをタイヤ原料に再利用するリサイクル技術への注目が高まっている。
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理研ビタミン タイとベトナムに改良剤の販売子会社設立
理研ビタミン(本社:東京都新宿区)は8月28日、シンガポールを拠点とし、改良剤を手掛ける100%子会社RIKEVITA(SINGAPORE)PTE.LTD.(以下、リケビタ・シンガポール)が、タイおよびベトナムに販売子会社を設立すると発表した。
設立するRIKEVITA THAILAND CO.,LTD.(所在地:タイ・バンコク都)の資本金は1,000万タイバーツ(約4,200万円)。RIKEVITA VIETNAM CO.,LTD.(所在地:ベトナム・ホーチミン市)の資本金は30億ベトナムドン(約1,700万円)。いずれも食品用および化成品用改良剤を手掛ける。出資比率は両社ともリケビタ・シンガポール60%、理研ビタミン40%で、両社とも2025年1月設立する予定。