中国の自動車大手、比亜迪(BYD)は1月1日、2023年の世界販売台数が目標通り、前年比62%増の302万台だったと発表した。BYDは電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド(PHV)のみを販売しており、内訳はEVが前年比73%増の157万台、PHVが同52%増の143万台だった。
23年中国化粧品市場7.9%増の4兆円 ネット通販4割弱に
TPCマーケティング・リサーチ(所在地:大阪市西区)の調査によると、2023年の中国化粧品市場は、前年のマイナス成長から一転、前年比7.9%増の4兆30億円となる見込みだ。
中国化粧品市場は、新型コロナウイルス禍のもとで取られたゼロコロナ政策による主要都市で”ロックダウン”(都市封鎖)が実施された結果、大きな打撃を受けた。その結果、2022年の市場規模は前年比3.6%減の3兆7,100億円にとどまった。ここ10年で初めてのマイナス成長となった。
これをチャネル別にみると、オフライン販売はロックダウンの影響で低迷。とりわけ百貨店・」ショッピングモールチャネルでは、カウンセリング販売を中心に展開してきたブランドが、業績不振で化粧品販売コーナーから次々に撤退した。一方、オンライン(ネット通販)チャネルは経済停滞の中でも堅調に推移シており、市場全体のケル構成比が4割近くになっている。
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12社が「自動車用先端SoC技術研究組合」設立 技術結集
自動車メーカー・電装部品メーカー・半導体関連企業12社は12月28日、高性能デジタル半導体(System on Chip、以下、SoC)の車載化研究開発を行う「自動車用先端SoC技術研究組合」(本部所在地:名古屋市西区、Advanced SoC Research for Automotive、以下、ASRA)を12月1日に設立したと発表した。今後、チップレット技術を適用した自動車用SoCを研究開発し、2030年以降の量産車へ搭載することを目指す。
参画企業はSUBARU、トヨタ自動車、日産自動車、ホンダ、マツダ、デンソー、パナソニックオートモーティブシステムズ、ソシオネクスト、日本ケイデンス・デザイン・システムズ、日本シノプス、ミライズテクノロジーズ、ルネサスエレクトロニクスの12社。
日本国内の自動車・電装部品・半導体の技術力と経験知を結集し、世界に先駆けた技術研究集団として国内外・産官学の連携をともに進め」ていく。
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自動車大手など 車載用先端半導体の共同研究組織設立
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JX石油開発 NEDOと地下水素製造技術実証で委託契約
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島津製作所 CGHとシンガポールで共同研究ラボ開設
タイ政府 日系自動車4社が5年でEVに6,200億円投資
IHI 天然ガス熱分解による水素製造試作機での実験開始
IHIは12月25日、横浜事業所で12月から天然ガス熱分解による水素製造試作機の実験を開始すると発表した。水素製造量10kg/日相当の運用を開始し、商用化に向けた様々な基礎データの取得を始める。
この水素製造技術は、天然ガスを加熱し水素と固体の炭素に分解する技術。従来の水蒸気改質による水素製造技術に比べ、単位当たりの水素を生成するために必要なエネルギーが約4割削減できるという。また、炭素は90%以上を固体で回収されるため、CO2排出量の大幅な削減が期待される。触媒には鉄鉱石を使用し、鉄鉱石のハンドリングにはIHIが長年保有してきた流動層技術を活用することで、最大100トン/日の水素製造を目指す。
KDDIスマートなど 島根・津和野でドローン配送実証実験
JERA AOTSとフィリピンのLNG導入の制度設計を支援
JERAは12月25日、一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS)との間で、フィリピンにおけるLHGの導入に向けた制度設計等の支援に関する契約を結んだと発表した。この契約はAOTSが実施する「フィリピンにおけるLNG導入に向けた制度設計支援等事業」の委託先として、JERAが採択されたことを踏まえ締結したもの。
これにより、JERAは①LNG貯蔵・再ガス化ターミナル、送ガス・配ガスシステム、第三者アクセスに関する施設の建設、操業、維持管理に関する規制の作成支援②LNG、天然ガスに係るフィリピン国家規格の草案作成支援③天然ガスの需要およびバタンガス経済特区での発電所・ボイラーの事業性調査支援ーなどを行う。