米アップルの株式時価総額が1月3日、一時3兆ドル(約350兆円)の大台を超えた。米国メディアによると、世界の上場企業で3兆ドルを超えたのは初めて。2兆ドル突破から、わずか1年4カ月で1.5倍に膨らんだことになる。米企業の時価総額上位は2位がマイクロソフト、3位がグーグルの持株会社アルファベット。
トヨタ 米国での21年新車販売223万台で初の首位 GM抜く
トクヤマ 韓国・SKGC社とIPA製造・販売で合弁設立
トクヤマ(本社:東京都千代田区)はこのほど、韓国の石油化学製品製造・販売のSK Geo Centric Co.,Ltd.(以下、SKGC社)との折半出資により、電子工業用高純度イソプロピルアルコール(以下、高純度IPA)の製造・販売を手掛ける合弁会社を韓国に設立すると発表した。合弁新会社の資本金は6,000万米ドル相当。2022年7月に設立予定。合弁契約締結日は2021年12月28日、事業開始日は2024年7月の予定。
5G、IoT、AI、DX等の進展により半導体市場は今後中長期的に拡大すると見込まれ、それに伴い半導体製造プロセスで使用される高純度IPA需要も漸増する見通し。また、半導体の微細化の進展に伴い、高品質化と安定供給に対する顧客企業からの要求がますます高まってきている。こうした需要とニーズに応える。
独メルセデス 走行距離1,000kmのEVコンセプト車 25年発売
独メルセデス・ベンツは1月3日、満充電で1,000km以上走れる電気自動車(EV)のコンセプト車「ビジョンEQXX」を発表した。この車両をベースにした市販車を2025年ごろ発売する。ガソリン車と比べ給電インフラが未整備な中、消費者がEVに対して抱く走行距離への不安を払拭し、脱炭素社会の実現に向けEVへの買い替えを促す。
駆動システムの効率を大幅に改善、電池のエネルギーを車輪の駆動に変える際のエネルギー損失は5%と、現在の5分の1に減らす。電池のエネルギー密度も高め、走行距離784kmの同社の旗艦車種「EQS」の電池パックと比べて体積は半分、重量は約3分の2に減らしている。この結果、ガソリン車の燃費に相当する電費(電池の消費効率)では、10KW時あたり100km以上を実現した。
大阪ガス 京大と寒波や猛暑発生予測 ガス・電力需要把握へ
米テスラ 21年のEV販売87%増の93.6万台と過去最高を更新
21年日本企業のM&F15%増の4,280件 過去最多 レコフ
イオン 100円ショップ キャンドゥのTOB成立 22年1/5子会社に
キリンHD 国内全9ビール工場に大規模太陽光発電設備導入
キリンホールディングスのグループ会社、キリンビールは12月27日、国内全9工場で大規模太陽光発電設備を導入すると発表した。2016年に先行して導入した横浜工場に続き、2021年2月よりPPAモデルによる、北海道千歳、仙台、取手、名古屋、滋賀、神戸、岡山の各工場に順次、太陽光発電電力の導入を進めてきたが、今回福岡工場への導入をもって、国内全工場で再生可能エネルギーの導入となる。実質の稼働は2022年3月ごろを予定。
これにより、年間約5,800トンのGHG(温室効果ガス)排出量を削減するとともに、キリンビール全体の使用電力の再生可能エネルギー比率は、2020年時点の約18%から約34%に向上する。今後もキリングループの国内外事業拠点での再生可能エネルギー導入を推進し、将来的にはキリングループの事業で用いる電力のすべてを再生可能エネルギーに」置き換える。
Jフロント「脱・百貨店」へ非商業施設の不動産開発強化
川崎重工 液化コスト低減目指した水素液化機の大型化開発へ
川崎重工は12月28日、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「グリーンイノベーション基金事業」の「革新的液化技術開発」に係る採択を受け、水素液化機の大型化・高効率化開発を開始したと発表した。
今回の開発では、100%子会社の日本水素エネルギーを幹事会社として、同様にNEDOの公募として採択された「液化水素サプライチェーンの商用化実証事業」と連携しながら、2021年6月18日に経済産業省が関係省庁と策定した「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」に示されている2030年30円/N㎥(船上引渡しコスト)、および2050年20円/N㎥(同)の水素供給コストを実現するための技術開発を行う。
現時点では日量5トン~25トンの水素を液化できる技術を確立しており、今回の開発を通じてこれらの技術をさらに発展させることで、商用運転規模までの水素液化機の大型化および液化の効率化を図る計画。
トヨタ,JERAなど神戸市で25社・団体が蓄電池再利用で連携
トヨタ自動車、JERA、神戸市など25社・団体が車載などの使用済み蓄電池のリユース・リサイクル技術の実用化に取り組む「神戸関西圏電池リユース・リサイクル協議会」を設立した。トヨタとJERAが協議会の幹事となる。
自動車の電動化に伴い大量発生が予想される中古蓄電池を有効活用するため、加盟者が様々な実証実験に取り組んでノウハウを蓄積する。設立を呼び掛けた神戸市が実証実験の場所の提供などで取り組みを支援する。
既述の幹事2社のほか、関西電力、三菱商事、川崎重工、GSユアサ、あいおいニッセイ同和損害保険など幅広い企業や団体が参加している。すでにトヨタとJERAが神戸市内で2021年度から、トヨタのハイブリッド車などから回収した32台分の蓄電池を連結して定置型の蓄電池として再利用する実験を始めている。
ANAグループ 23年度新卒採用と22年度キャリア採用を再開
東京海上HD シンガポールのスマートシティ計画で業務提携
東京海上ホールディングス(本社:東京都千代田区)は12月27日、現地子会社のトウキョウ・マリン・ライフ・インシュアランス・シンガポールを通じて、シンガポールの政府系電力・ガス会社SPグループと、同国西部テンガに建設予定のスマートシティ計画に関する業務提携を締結したと発表した。
SPグループは、テンガで約4万世帯、10万人以上が居住するスマートシティを建設しており、2023年9月に入居開始の予定。
東京海上HDは、住民や事業者に対しグループのシンガポールの損害保険会社の商品を提供することから始め、今後はスマートシティーや管理アプリの実現に合わせ、より個別最適化した保険商品・サービスの開発・展開を検討する。
タカラバイオ 12/28からオミクロン株の検査試薬を発売
住友商事 ケッペルO&Mの子会社とアンモニア燃料事業で提携
住友商事(本社:東京都千代田区)は12月27日、シンガポール政府系コングロマリット(複合企業)のケッペル・コーポレーションの油田開発用リグ・造船部門ケッペル・オフショア・アンド・マリン(ケッペルO&M)の子会社と、同国での多様なアンモニア燃料事業の実現に向けた戦略的提携の覚書を締結したと発表した。
両社は、2020年代半ばの事業化を目標として、シンガポールでの船舶向けアンモニア燃料供給事業に取り組む。すでに2021年3月から事業化に向けた共同検討を開始しており、今回の提携により関係当局との協議などを加速させることで、国際海運の脱炭素化に貢献していく。両社は、シンガポールが抱える大規模な再生可能エネルギーの導入という課題への解決策の一つとして、アンモニアを用いた洋上火力発電などの導入を検討する。これにより、アンモニア燃料のバリューチェーンの構築を目指す。
カネカ 22年1月からオミクロン株検出のPCR検査試薬発売へ
ホンダ 埼玉・狭山工場の完成車の生産終了 2~3年内に閉鎖
保育の第一コーポがベトナムの保育・幼稚園に出資 海外初
明電舎 PUBトゥアス水再生センターのセラミック平膜を受注
明電舎(本社:東京都品川区)は12月27日、シンガポール法人Meiden Singapore Pte.Ltd.(以下、明電シンガポール)がシンガポール企業、Koh Brothers Buildong&Civil Engineering Contractor(Pte.)Ltd.より、シンガポール公益事業庁(以下、PUB)のトゥアス水再生センター工業排水MBRプラント向けのセラミック平膜を受注したと発表した。このプロジェクトはシンガポール西部に新たに建設される水再生プラントで、2025年完成予定。
明電シンガポールはトゥアス水再生センター工業排水MBRプラントに、処理能力9万7,500㎥/日のセラミック平膜を供給する。今回納入する明電舎製セラミック平膜は省エネに貢献できるとともに、高耐久性、耐薬品性に優れ、長寿命という特長を持っている。