丸紅(本社:東京都千代田区)は1月24日、タイの製糖大手Mitr Phol Sugar Corp.,Ltd.(ミトポン)と、バイオベース製品関連事業および再生可能エネルギー開発で協業すると発表した。丸紅の100%出資子会社の丸紅泰国とミトポンが1月1日に覚書を締結した。
ミトポンが保有する農業残渣を含めた、あらゆる農業由来のリソースを活用し、バイオベース製品の原料開発と、包装資材・食器等の製造および、再生可能エネルギーの開発・導入等を目的とする。
TIS「大阪スマートシニアライフ実証事業推進協議会」へ参画
TISインテックグループのTIS(本社:東京都新宿区)は1月24日、「大阪スマートシニアライフ実証事業推進協議会」に参画すると発表した。同協議会は大阪府域全体における住民の生活の質(QoL)の向上に向けて、「高齢者にやさしいまちづくり」にフォーカスし、特にシニア層の抱える課題をICTの活用により解決することを目的とした「大阪スマートシニアライフ事業」の実証事業を実施する。
大阪スマートシニアライフ事業とは、運営主体として公民一体の事業体を設立し、行政および民間サービスをワンストップで府域全体に提供するプラットフォームを構築・運用するとともに、令和7年度(2025年度)に利用者100万人を目指す。令和4年2月から堺市南区(泉北ニュータウン等)ほかで、専用タブレットを通じた実証事業を開始する。令和4年1月21日現在、同協議会の構成は大阪府、民間企業20グループ23社。
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世界初の液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」豪州に到着
川崎重工業(本社:神戸市中央区)は1月21日、日本を出港した世界初の液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」が初めての国際航海を経て豪州ビクトリア州に到着したと発表した。同運搬船は同社が建造、2021年12月24日に神戸を出港していた。21日に豪州連邦政府および在豪日本大使館関係者を招いて到着式典を行った。
川崎重工、電源開発、岩谷産業、丸紅、住友商事は、豪州のAGL Energy Limitedとともに、豪州ビクトリア州ラトローブバレー産の褐炭から製造した水素を液化し、日本まで液化水素専用船で輸送する国際水素サプライチェーン構築実証実験に参画している。これは日本国内で価格競争力のある水素を利用できるようにするため、水素の大量製造・大量輸送の実現に必要な技術開発や、サプライチェーン構築時の課題抽出に取り組むもの。今後、水素の積荷作業や、すいそ ふろんてぃあの各種機器の点検を実施し、豪州を出港、2月中旬から下旬にかけて日本に帰港する予定。
トヨタ 国内工場の停止拡大で1月の減産4.7万台に拡大
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日本製鉄 タイの電炉2社を子会社化 低炭素製法で需要開拓
日本製鉄は1月21日、タイの電炉から熱延製品を一貫生産するミル、G Steel Public Company Limited(以下、G Steel)およびG J Steel Public Company Limited(G J Steel)の株式を取得し、子会社化すると発表した。G Steel株式の49.99%、G J Steel株式の49.90%をそれぞれ保有するKendrick Global Limitedとの間で、その保有するすべての株式を取得する株式譲渡契約を締結することを明らかにした。これにより日本製鉄は両社を実質支配し、両社を子会社化する。
二酸化炭素(CO2)排出量が少ない電炉を生かし、現地で需要が拡大する建材や自動車向けの需要を取り込む。日本製鉄が東南アジアに製鉄所を持つのは初めて。
古河機械金属 油圧ショベル用ドリルをインドネシア市場へ投入
古河機械金属(本社:東京都千代田区)は1月20日、グループ中核事業会社、古川ロックドリル(本社:東京都千代田区)と協働で、油圧ショベルに装着するアタッチメントドリル「AHD709」を開発し、インドネシア市場に投入したと発表した。
インフラ開発に伴い骨材の需要増加が見込める東南アジア砕石市場をターゲットに、作業性が高くかつ購入しやすい価格設定の削岩機の市場投入を実現した。今後、インドネシアのほか、東南アジア諸国にも同製品を展開し、FURUKAWAブランドによる削岩機の油圧促進に取り組む。
古河機械金属が進める2025年ビジョン「FURUKAWA Power&Passion150」の実現に向け、その第1フェーズとなる中期経営計画2019で掲げた「東南アジア砕石市場開拓」の具体的施策の一つ。