スズキ(本社:静岡県浜松市)は8月29日、インド・グジャラート州ガンディナガルの国際会議場「スハトマ・マンディール」で開催されたスズキのインド事業40周年記念式典で、インド・デリーにスズキ100%出資のSuzuki R&D Center India Private
Limited(以下、SRDI)を設立したと発表した。
SRDIの設立を通じて、日本とインドの開発部門を効率的に連携させ、インドの豊富な技術系人材とともに、社会から必要とされている技術開発を行い、スズキの競争力強化を支える体制を構築していく。このため、SRDIはインドでの採用活動を開始する。
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JR西日本 ディーゼル車両 30年めどにバイオ燃料に切り替え
JR西日本(本社:大阪市北区)の長谷川一明社長は8月24日、脱炭素の取り組みの一環として、ディーゼル車両の燃料を2030年をめどに、植物などからつくるバイオ燃料に全面的に切り替えることを目指し、実証実験を始めることを明らかにした。
今年度からエンジンの試験を始め、2024年度には乗客を乗せた走行試験を行ったうえで、2025年度から順次、バイオ燃料を導入していく予定。経由などを混ぜず、100%バイオ燃料で長期の走行試験を行うのは国内の鉄道事業者で初めてという。
山陰本線などを走るディーゼル車両の燃料のすべてを軽油から、植物由来の食料油やミドリムシなどからつくる次世代バイオディーゼル燃料に切り替える。バイオ燃料への切り替えにより、年間およそ5万5,000トンのCO2(二酸化炭素)排出量を削減できると見込んでいる。