東洋エンジニアリングは3月31日、日揮と国内のSAF(Sustainable Aviation Fuel、継続可能な航空燃料)製造プラントのFEED(基本設計)およびEPC(設計・調達・建設)プロジェクト受注・遂行に関するアライアンス契約を結んだと発表した。
両社グループは2022年4月に燃料アンモニア分野に関する契約を結んでおり、今回締結した国内SAF分野に関するアライアンスを通じて、日本の脱炭素社会の実現に貢献していくとしている。
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JOLED 民事再生法を申請 負債337億円で今年最大
JOLED(本社:東京都千代田区、ジェイオーレッド)は3月27日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し同日、監督命令を受けた。負債総額は約337億円。官民ファンドが主導した「日の丸ディスプレイ」構想は事実上、未完に終わった。
同社は世界初となる印刷方式の有機ELディスプレイの開発や量産化体制の構築を目的に設立された。ソニー(現ソニーグループ)、パナソニック(現パナソニックホールディングス)のほか、官民出資の投資ファンド、INCJ、ジャパンディスプレイが出資。その後、ソニーとパナソニックの有機ELディスプレイパネルの事業を承継。2018年6月にはジャパンディスプレイから能美工場(所在地:石川県能美市)を取得し、量産化を急いでいた。