回転すしチェーン大手のくら寿司(本社:大阪府堺市)は7月27日、新型コロナウイルス感染防止策の一環として回転するすしを覆う透明のプラスチックカバー(ポリカーボネート製)を紫外線で殺菌するシステムを「なんば日本橋店」(所在地:大阪市中央区)に導入したと発表した。
回転レーンが一周するごとに紫外線を浴びせる仕組み。実験では98%以上殺菌することができたとしている。今後全国各地の店舗へ順次拡大し、10月までに全店に導入する予定。
大阪府とNEC スマートシティ推進で協定締結 コロナ第2波に備え
大阪府と日本電気(本社:東京都港区、以下、NEC)は7月21日、新型コロナウイルス感染症の第2波に備え、スマートシティ推進を目的に同日、事業連携協定を締結したと発表した。医療・教育・商工等の行政分野において、対応力の強化を図るため、新しい生活様式の実践に向けてICT企業・団体との連携を推進していく。
ANA 関空発着の国内5路線の運航再開 「GoToトラベル」開始
全日本空輸(ANA)は7月22日、関西空港を発着する国内線の一部運航を再開した。観光需要の喚起策「GoToトラベル」の一環で、ANAが運航を再開したのは関西空港と札幌や沖縄県の石垣島などとを結ぶ国内線の5つの路線。ANAは新型コロナウイルスの影響で、およそ3カ月にわたって関西空港を発着するすべての便を運休していた。
関西空港では、LCC(格安航空会社)のピーチ・アビエーションも7月22日から国内線のすべての便を運航再開している。
公益社 スマホ使用の「葬儀へのリモート参列サービス」本格導入
公益社(東京本社:東京都港区、大阪本社:大阪市北区)は7月10日、スマートフォンやタブレット使用による「葬儀へのリモート参列サービス」を本格導入すると発表した。新型コロナウイルス感染症の影響や、遠方に居住するため葬儀に参列できない人が、遠方から亡くなった方を弔う気持ちを表現できるサービスとして導入する。同社は年間1万件を上回る葬儀実績を誇る葬儀業界の大手。
シャープ 生え抜きの野村氏が社長に就任 戴会長とニ頭体制へ
関西3空港の5月の利用者90%以上の大幅減に 関空はわずか1%
USJ 600億円以上投じた「マリオ」エリアの開業時期を延期
配車サービスのディディ 大阪市で料理宅配に本格参入 順次全域へ
ピーチ 国内12路線で運航再開 都道府県をまたぐ移動の自粛緩和で
CBcloud 大阪府と「PickGo買い物代行」で連携 地域経済活性化へ
ITを活用し運送業界における新たな価値の創出を目指すCBcloud(本社:東京都千代田区)は5月14日、「PickGo買い物代行」サービスと連動した店舗向けのアプリケーション「PickGo買い物代行店舗用」を同日リリースし、コロナ禍での経済活動の冷え込みに直面する地域の個店をサポートするため、大阪府と連携を開始すると発表した。
これにより、7都府県(東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、福岡)でのプロドライバーによる買い物代行から配送までのサービスを一気通貫で提供することが可能になる。自治体との連携はCBcloudとして初めての試みで、今後自治体との連携を加速させ、公民双方からの地域経済の活性化を支援していく。
ローソン フードデリバリーサービスを大阪府内50店舗に拡大
コクヨ コロナ医療現場への支援で簡易フェイスシールドを無償提供
イオン店舗 高齢者・妊婦らの買い物優先時間設定の営業開始
大和ハウス 賃貸アパートの賃料支払いを最大3カ月分猶予
全日空 関空ー中国便を3/3以降当面すべて運休へ
USJ 600億円超投じ「マリオ」エリア工事進行 東京五輪前開業へ
大阪のテーマパーク、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、所在地:大阪市此花区)で、任天堂の人気キャラクター「マリオ」をテーマとしたエリアの工事が急ピッチで進められている。東京オリンピック・パラリンピックの開催前の開業を目指している。今回の投資額は600億円以上に上り、6年前に開業した「ハリーポッター」のエリアに投じた450億円を凌ぎ、過去最高額となる。
今回公表されたヘリコプターの映像からは巨大な建物の外観やキャラクターのオブジェが設置されている様子が見える。USJはマリオをテーマとした新たなアトラクションやレストランにより、家族連れなど幅広い客層を取り込む狙いがある。2月19日には米国・ニューヨークで大規模なイベントを開き、海外にも開業をアピールした。
関電とダイヘン 万博記念公園内で次世代モビリティサービスの実証実験
LCCのピーチ 関西-上海便など2/10~3/28まで運休
関空開港25年で国内・国際線利用者初の3,000万人超え
JDI シャープへ白山工場売却交渉 今年度中の合意目指す
経営再建中の液晶パネルメーカー、ジャパンディスプレイ(JDI)が、稼働を停止している白山工場(所在地:石川県白山市)を、シャープ(本社:大阪府堺市)と米国アップルに売却する方向で交渉を進めていることが明らかになった。今年度中の合意を目指していて、交渉がまとまれば売却額は数百億円規模になる見通し。 白山工場は、アップルから返済が必要なおよそ1,700億円の資金を事前に受け取る形で建設され、最新鋭の設備を備えた液晶パネル工場として3年前に稼働した。ところが、主要取引先のアップルからの受注が減少して稼働率が低迷し、今年7月から停止している。このためJDIは事前に受け取った資金の返済が重荷になっていた。 JDIは抜本的な経営再建に向けて、シンガポールの資産運用会社から最大で900億円を調達することで基本合意しているが、白山工場の売却で財務体質を改善できれば、再建に好影響を及ぼす。