care のすべての投稿

大阪の子どもの体力調査 7年連続全国平均下回る

スポーツ庁が全国の小学5年生と中学2年生を対象に実施した体力調査によると、大阪の子どもは8種目の合計点で全国平均を下回った。この調査には大阪府から合わせて13万人余が参加した。各種目の最高点は10点で、8種目合わせた合計点は80点満点。大阪の子どもたちの合計点の平均は小学5年生では男子が52.39点、女子が54.16点。中学2年生では男子が40.53点、女子が48.97点で、いずれも全国平均を下回った。平成25年度にすべての公立の小中学校で調査を行うようになってから、大阪府は7年連続で小学生、中学生ともに合計点が全国平均を下回る結果となった。

中国河北航空が20年1/18から 石家荘-関西線 国交省が許可

国土交通省は12月19日、中国の河北航空(所在地:河北省石家荘市)からの外国人国際航空運送事業の経営許可申請について同日付で許可したと発表した。2020年1月18日から、河北省の石家荘ー関西空港間を週7往復運航する。使用機材はボーイングB737-800(座席数:177席)。

サバ缶輸入急増 近畿で1~10月前年同期の2倍超え

大阪税関のまとめによると、近畿でサバ缶の輸入が急増していることが分かった。2府4県の今年1月から10月末までのサバ缶を中心とした「サバの調製品」の輸入量は9,837トンに上った。前年同期に比べておよそ5,500トン多く、2.2倍余りに増えた。近畿でこれまでサバ缶の輸入量が最も多かったのは2015年の年間7,188トンだったが、今年は7月末時点でこの量を超えた。サバには中性脂肪を減らす効果があるとされる成分が豊富に含まれており、健康志向の高まりも需要を後押ししている。

大阪水上バス 20年3月よりルーフ開閉機能付き観光船を運航開始

大阪水上バス(本社:大阪市中央区)は12月17日、2020年3月より水都・大阪の新たな観光船「アクアCielo(シエロ)」の運航を開始すると発表した。アクアCieloの特徴は、屋根がフルオープンになる仕組みを搭載している点。晴れの日は屋根を開け、開放感のある青空の中を川風を感じながら、ダイナミックな水都・大阪の景色を楽しめる。雨の日は屋根を閉めて、濡れることなく大阪の観光名所を巡ることができる。総トン数19トン、全長21.8m、全幅4.7m。営業定員58名。2020年春の桜クルーズを皮切りに、天神祭やナイトクルーズなど大阪市内の河川を中心に運航する予定。                                    大阪水上バスは1983年より大阪市内で観光船を運航しており、現在「アクアライナー」、「アクアmini」、「サンタマリア」、「ひまわり」の4つのクルーズ船を保有している。

JR西日本「うめきた」地下駅工事現場を公開

JR西日本(本社:大阪市北区)は12月16日、JR大阪駅北側の梅田貨物駅の跡地で開発が進められている「うめきた」エリアの地下に建設中の、仮称・北梅田駅の工事現場を報道陣に公開した。地下15mほどの場所には、ホームの基礎部分やトンネルなどおよそ全工事の4割ができあがっているという。今後2つのホームと4本の線路が建設され、完成すれば関西空港と新大阪や京都方面を結ぶ特急「はるか」が停車する。開業は4年後の2023年春の予定。同駅完成時には、様々なタイプの車両に応じて開閉する場所を自在に変えられる世界初のホームドアの導入が検討されているほか、駅構内の混雑防止や緩和のため、カメラやAIなどを活用した、最新技術による次世代型の仕組みを取り入れる予定。

大阪初の自動運転バス 公道で実証実験、来年度実用化目指す

大阪シティバス、大阪メトロは12月16日、自動運転バスの来年度中の実用化を目指し、大阪では初めて北区のグランフロント大阪の周辺の公道で実証実験を行った。自動運転バスはフランスの企業が開発した全長5mほどの15人乗りで、運転席もハンドルも設置されていないが、車体の上部や側面に搭載されたGPSやセンサーなどを使って数cm単位で位置を把握でき、あらかじめ設定されたルートを完全に自動で走行できるという。今回は障害物を設置したおよそ600mのコースを時速10kmほどで走行し、途中で人が飛び出した場合や前方で車が停止した場合に、センサーが検知してうまく停止できるかを確認していた。12月末から夢洲の公道で実証実験を重ねたうえで、大阪の湾岸エリアを中心に4つの路線で来年度中の実用化を目指すとしている。

コクヨのぺんてる買収失敗 株式の過半数に届かず

文具メーカーのぺんてる(本社:東京都中央区)は12月13日、同社株式の過半数を従業員持ち株会と、資本参加を求めたオフィス用品、文具のプラス(本社:東京都港区)分などで確保したと発表した。ぺんてる株を巡っては文具最大手のコクヨ(本社:大阪市東成区)が子会社化を目指し買い集めていたが、12月12日段階で45.66%にとどまり、過半数には届かなかった。この結果、コクヨによるぺんてる買収は失敗に終わった。また、ぺんてるはこの結果を受け、コクヨとの業務提携に関する協議の中止も発表した。

関空国際線1,000億円投じ大改修25年までに70%増の4,000万人に

関西空港を運営する関西エアポートは12月12日、訪日外国人旅行者の増加に対応、防災対策費を含め総事業費1,000億円を投じ、関西空港国際線の受け入れを現行の70%増の年間4,000万人に拡充すると発表した。来年度着工し、「大阪・関西万博」が開催される2025年度までの完成を目指すとしている。                                                    2つあるターミナルのうち、第1ターミナルで開港以来の大規模工事を行い、これまで国内線専用として使われてきた2階のフロアを国際線の出発フロアとして使えるようにつくり替えるほか、保安検査場も増設する。

泉佐野ふるさと納税訴訟結審、1/30判決 賢明な判断仰ぐ

ふるさと納税の新しい制度から、大阪府泉佐野市を除外した総務省の決定には法的根拠がなく違法だとして、泉佐野市が決定の取り消しを求めた裁判は12月11日、審理が終わり、2020年1月30日に判決が言い渡されることになった。泉佐野市の千代松市長は「市の正当性をできる限り主張してきたので、裁判官には賢明な判断をしていただきたい」と話している。

パナソニック 大阪・中央区で民泊事業に参入

パナソニックは12月11日、子会社を通じて民泊事業を行うため、大阪・中央区日本橋に10階建ての施設をオープン。国の特区制度を活用、正式に民泊事業に参入した。2025年の「大阪・関西万博」を見据え、訪日外国人旅行者の宿泊需要拡大を見込んだもの。運営には最新システムを導入、受付は無人。利用者はタブレット端末を使ってチェックインする。施設には54部屋あり、1部屋およそ40㎡。エアコンやテレビなど家電製品はすべて自社製で、最大5人まで泊まることができる。宿泊料は1部屋当たり1泊1万5,000円程度で、5人で泊まれば1人およそ3,000円となる。

関空でMDMA1万錠の密輸摘発 末端で3,980万円相当

大阪税関関西空港支署などによると、およそ1万錠の合成麻薬MDMA(末端の密売価格で3,980万円相当)を関西空港から密輸しようとしたとして、ドイツ人の男性が逮捕、麻薬取締法違反で起訴された。逮捕・起訴されたのはドイツ国籍のトラックン運転手、カイ・ヒルミャー被告(47)。同被告は、スーツケースの側面に敷かれていた板の下に小分けされたMDMAをびっしりと詰めていたという。今回押収された量は、関西空港で今年摘発されたMDMAとしては最多だった。

河内長野市でAI活用の乗り合いバス実証実験,高齢者の移動手段確保へ

大阪府河内長野市の南花台地区で、外出が難しい高齢者などの移動手段を確保するため、AI(人工知能)を活用した運行システムによる乗り合いバスの実証実験が12月9日から始まった。バスは電気で走る7人乗りの2台のカートで、およそ1時間ごとに充電しながら、街の中心部にあるスーパーを拠点に半径およそ2kmの地域を時速10kmの速さで無料で走行する。利用者はスマートフォンのアプリで乗り降りする場所や人数を予約すると、AIが予約の状況に応じて最適なコースを割り出し、これに従って運転手がバスを運行する。当面、毎週月・木曜日の2日間、9時半~16時半ごろまで運行。その後、運行日数を増やし、河内長野市では3年以内に本格運用につなげたいとしている。

四川航空が南通-関西-成都間の貨物定期便を12/9より新規就航

関西エアポート(本社:大阪府泉佐野市)は12月9日より、四川航空による南通―関西―成都間の貨物定期便の運航が開始されたと発表した。運航日は金・日曜日。機材仕様はA330-200F、最大貨物積載量は約70トン。これにより日本と中国間の旺盛な輸送需要に対応することが可能になる。四川航空は中国四川省成都市に本社を置く航空会社で、関西国際空港には現在、成都と西安の2都市に旅客便を就航しているが、貨物定期便の就航は日本では初となる。

PPIH 国内外のグループの総店舗数700店「ドン・キホーテ十三店」で

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(本社:東京都目黒区、以下、PPIH)は12月6日、同日の「ドン・キホーテ十三店」(所在地:大阪市淀川区)のオープンにより、国内外のPPIHグループの総店舗数が700店を達成したと発表した。2019年1月にユニーが同社グループに加わったことで、東海エリアを中心に店舗数が飛躍的に伸び、2020年6月期売上高1兆円、500店舗の展開を目指した中期目標「ビジョン2020」を1年前倒しで達成した。

梅田「泉の広場」光の演出でリニューアルオープン

大阪・梅田地下街の「泉の広場」が大幅に改装され12月5日、リニューアルオープンした。今回のリニューアルで、シンボルだった噴水はなくなったが、新たに”樹木”をモチーフにした大きなオブジェが登場、季節や時間に合わせてLEDを使った様々な配色の光の演出が楽しめるという。また、周辺のエリアも20~30代の女性客をメインターゲットにした飲食街に改装された。日本初出店の台湾のギョーザ店など35の店舗が軒を連ねている。

滋賀県はじめ近畿全域でインフルエンザ流行拡大

近畿2府4県のまとめによると、12月1日までの1週間に定点調査の対象となっているおよそ780の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、前の週と比べて1,009人多い2,139人で1.9倍に増えた。府県別では1医療機関当たりの平均で滋賀県が5.15人、和歌山県が3.51人、兵庫県が3.2人、京都府が2.79人、奈良県が2.04人、大阪府が1.99人となった。いずれも流行の目安とされる「1」を超え、流行が拡大していることが明らかになった。

ノーベル化学賞の吉野彰さんら6人に今年の「感動大阪大賞」

大阪府は今年の「感動大阪大賞」に、今年のノーベル化学賞の受賞が決まっている吹田市出身の吉野彰さんら、合わせて6人に贈ると発表した。他の5人はいずれも大阪にゆかりのあるラグビーワールドカップ日本代表。大阪のチームに所属しているトンプソンルーク、ヴィンピー・ファンデルヴァルト、大阪出身の堀江翔太、山中亮平、茂野海人の5選手。

大阪府 ソフトバンク・MONETと包括連携協定を締結 8分野で協働

ソフトバンク(本社:東京都港区)とMONET Technologies(モネ・テクノロジーズ、本社:東京都港区、以下、MONET)は12月3日、大阪府と8分野(地域活性化、産業振興、子ども、府政のPR、雇用、健康、環境・農業、防災・防犯)にわたる連携と協働に関する包括連携協定を締結したと発表した。これに基づき3者は、様々な分野で連携・協働した取り組みを促進することで、大阪府における地域の活性化や府民サービスの向上を図っていく。