栄養素まるごと摂取 シャープ11/5から電気無水鍋発売

栄養素まるごと摂取  シャープ11/5から電気無水鍋発売

シャープは11月5日から、水や火を使わずに肉じゃが、おでんをはじめ煮物などを自動調理する業界初の電気無水鍋「ヘルシオ ホットクック」を発売する。水を加えず調理するため、食材の栄養素を十分に摂取でき、本来のおいしさを味わえるという。想定価格は6万円前後(税別)。訪日観光客による需要も見据えて月産4000台を計画。将来は東南アジアなど海外でも販売したい考えだ。
煮物のほか、カレー、ビーフシチュー、八宝菜など約100種類のメニューを用意。食材から出る蒸気を水分に変えるため水を加える必要がないうえ、メニューに合わせて最適なタイミングで具材を自動でかき混ぜ、煮崩れを防ぎながら調理する。電気で加熱し圧力も加えて調理する炊飯器の技術を応用した。

2015年10月14日

8月平均客室稼働率95%と好調続く 大阪主要ホテル

8月平均客室稼働率95%と好調続く 大阪主要ホテル

大阪市内の主要13ホテルの8月の平均客室稼働率は、前年同月比2.1%高い95%だった。12カ月連続で前年実績を上回り、比較可能な2008年度以降では2013年8月(93.6%)を上回り、単月の稼働率は最高となった。アジアを中心とする訪日外国人客が増え続けているうえ、天候が安定し国内のレジャー客の利用も好調だった。
稼働率は13ホテルのうち11カ所で前年を上回った。客室数900超の大阪新阪急ホテルは稼働率が1.1㌽上昇の99.1%に達し、ほぼ満室の状態だった。JR大阪駅に直結するホテルグランヴィア大阪の稼働率は98.3%で2.6㌽上昇した。
帝国ホテル大阪の稼働率は3.4㌽上昇し91.6%。客室単価も3割上がり、単月の売上高として過去最高を記録した。中国と韓国からの宿泊客が3倍超、台湾が7割増などとなり、外国人客の比率が44%と16㌽高まった。

2015年10月13日

産業革新機構がシャープ本体に最大2000億円出資検討

産業革新機構がシャープ本体に最大2000億円出資検討

経済産業省が所管する官民ファンドの産業革新機構が、経営再建中のシャープを支援するために出資を検討していることが10月10日分かった。金額は1000億~2000億円規模が想定される。一方、台湾の鴻海精密工業もシャープの液晶企業だけに出資する方向で協議に入っている。シャープは今後、両にらみの交渉を進める。

2015年10月13日

万博公園に4万人収容の新スタジアム完成 ガンバ大阪

万博公園に4万人収容の新スタジアム完成 ガンバ大阪

大阪府吹田市の万博記念公園に完成したサッカーJリーグ、ガンバ大阪の新スタジアムで10月10日、竣工イベントが開催された。建設費を寄付した企業・サポーターらを対象に、4万人収容のサッカー専用球場が公開された。イベントでは大型ビジョンで遠藤保仁選手らのコメントの放映などがあった。発光ダイオード(LED)を利用した照明も点灯された。

2015年10月12日

商都のかたち巡り再び反維新・維新の2陣営が公約

商都のかたち巡り再び反維新・維新の2陣営が公約

11月22日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選で、自民党市議の柳本顕氏(41)は10月10日、市長選出馬を正式表明し、経済政策を第一に掲げる公約の概要を明らかにした。大阪維新の会も同日「施策を実現する手段が大阪都構想」としてダブル選の公約を公表した。柳本氏は「議論を掘り起こしに戻すのか」と批判し、大阪維新は「前回の設計図ではない」と強調するなど本格的な政策論争に突入した。
柳本氏は公約の5本柱の1つ目に「まずは経済を強く、都市を強くと経済政策重視の姿勢を打ち出した。これに対し大阪維新は「副首都”大阪”の確立」を掲げ、「施策を実現する手段が都構想」と説明した。

2015年10月12日

大口顧客の解約で関電、今冬は他社から融通受けず

大口顧客の解約で関電、今冬は他社から融通受けず

関西電力は10月9日、今冬の電力需給の見通しを発表した。保有原発がすべて停止したままでも、他社から電力の融通を受けずに安定供給できるとの想定だ。
電力料金の再値上げを背景に、企業など大口顧客が関電との契約を打ち切る動きが止まらないうえ、節電の定着で需要が減少しているため。原発の稼働ゼロで、関電が他社の応援を受けずに、冬の安定供給を維持できるとしたのは、東日本大震災後初めてだ。
最大電力想定は、2014年度の想定より39万㌔㍗少ない2496万㌔㍗とした。14年度は中部電力、中国電力から約50万㌗の融通を受け、不足を補った。

2015年10月11日

高島屋大阪店の免税売上高 上半期は4倍に

高島屋大阪店の免税売上高 上半期は4倍に

高島屋は10月9日発表した2015年8月中間連結決算で、上半期の大阪店の免税売上高が56億円で前年同期の4倍になったことを明らかにした。
高島屋全体の免税売上高は144億円(前年同期の3.3倍)で、新宿店は47億円だった。

2015年10月11日

近畿の4~9月倒産8.3%減 6年連続マイナス

近畿の4~9月倒産8.3%減 6年連続マイナス

帝国データバンク大阪支社が10月8日発表した近畿の2府4県の2015年度上半期(4~9月)の企業倒産件数(負債額1000万円以上、法的処理のみ)は、前年同期比8.3%減の1073件で6年連続で減少した。負債総額は1190億2300万円と34.1%減り、過去10年で最も少なかった。
業種別ではサービス業が292件で最も多く、飲食店や理容店などの倒産が目立った。

2015年10月10日

大阪中心部のオフィス空室率5カ月連続で改善

大阪中心部のオフィス空室率5カ月連続で改善

オフィス仲介大手の三鬼商事(東京)が10月8日発表した9月末時点の大阪市中心部のオフィス平均空室率は、前月比0.17㌽低下の8.12%となり、5カ月連続で改善した。企業が業績拡大に伴ってオフィスを拡張する動きが続き、堅調の維持した。三鬼商事では「大阪の中心部では当面大規模なビルが完成する予定はなく、今後も空室率の改善傾向が続く」と指摘している。

2015年10月10日

関西のスーパー3社が増収確保 8月中間決算

関西のスーパー3社が増収確保 8月中間決算

関西地盤のスーパー4社の2015年8月中間決算が10月7日、出そろった。生鮮食品の強化や積極的な新規出店で、平和堂とマックスバリュ西日本の2社が増収を確保。ライフコーポレーションは連結から単体に変えたため単純比較はできないが、実質的に増収増益だった。オークワは、不採算店舗の閉鎖が響き減収となったが、販売管理費や人件費が減った効果で最終損益は6億円の黒字となり、中間期として2年ぶりに黒字転換した。

2015年10月9日

「強い経済」実現へ成長戦略の加速を 関西財界が期待

「強い経済」実現へ成長戦略の加速を 関西財界が期待

第3次安倍改造内閣の発足を受け、関西財界からは10月7日、アベノミクスの新たな「三本の矢」の具体化や、成長戦略の加速に期待する声が相次いだ。
関西経済連合会の森詳介会長は、主要閣僚の多くが留任した点を「引き続きアベノミクスを果断に推進するという総理のメッセージだと心強く感じる」と評価した。大阪商工会議所の佐藤茂雄会頭は「総力を挙げ、1億活躍社会を実現してもらいたい」と要望。新三本の矢の一つ「強い経済」の実現が最重要課題とし、補正予算の編成も求めた。
関西経済同友会の村尾和俊代表幹事は「税と社会保障の一体改革を中心に、国民に痛みを伴う改革にも取り組んでいただきたい」と語った。

2015年10月9日

大阪府知事 栗原氏出馬へ 自民本部が推薦内定

大阪府知事選 栗原氏出馬へ 自民本部が推薦内定

11月22日投開票の大阪府知事選に、自民党府連が擁立を決めた栗原貴子府議(53)が10月6日、無所属で出馬する意向を固めた。党本部の最終判断を待つ形だったが、同日党本部が推薦を内定し、出馬の環境が整った。来週にも出馬表明する。

2015年10月8日

がんこフード すしに合うワイン開発 自店で提供

がんこフード  すしに合うワイン開発 自店で提供

「がんこ寿司」などを展開する外食チェーンのがんこフードサービス(大阪市淀川区)は、11月末からすしに合わせて開発したスパークリングワイン「すしcham(しゃん)」を自社店舗で提供する。カタシモワインフード(大阪府柏原市)との共同開発で、地産地消の取り組みを進める。消費税抜き価格はハーフボトルで1280円。初年度5000本の販売を目指す。
すしchamは大阪府柏原市で生産されるデラウエアを使用し、カタシモワインフードが醸造、すしとの相性を意識した、さわやかで飲みやすい味に仕上げた。がんこは他社製のスパークリングワインを提供してきたが、今後はすしchamに全面的に切り替える。

2015年10月7日

自民 栗原氏擁立へ 大阪府知事選 10日にも正式決定

自民 栗原氏擁立へ 大阪府知事選 10日にも正式決定

11月22日投開票の大阪府知事選で、自民党府連は栗原貴子府議(53)を擁立する方針を高めた。早ければ10日の選挙対策委員会で擁立を正式決定した後、党本部の推薦を求める考えだ。再選出馬する大阪維新の会の松井一郎知事(51)の対抗馬が焦点になっている
栗原氏は同府豊中市出身の公認会計士で現在2期目。府議団政調会長を務めている。

2015年10月6日

あいりん地区の紙芝居劇団が結成10年の記念誌発行へ

あいりん地区の紙芝居劇団が結成10年の記念誌発行へ

日雇い労働者の街「あいりん地区」(大阪市西成区)で活動する紙芝居劇団「むすび」が結成10年を迎え、これまでの活動を記録した記念誌が発行されることになった。
昨年亡くなった元団員が、自分が生きたことを忘れないでほしい-と口にしていたことがきっかけ。むすびの活動の中で撮った、生き生きとした表情を捉えた写真をたくさん収録する予定で、年内の発行を目指している。
むすびは2005年、50~90代の男性ら7人で結成した。初期メンバー7人のうち5人はすでに亡くなり、現在は60~70代の6人が活動を続けている。路上生活経験者や身寄りがない人など、一人暮らしの男性ばかりだ。
昔話の「桃太郎」や「ぶんぶく茶釜」などの紙芝居に合わせ、団員の歌と踊りで盛り上げる。オリジナル演目も4作あり、商店街のイベントや保育園など年30回ほど公演している。
07年にはロンドンで開かれた「国際ホームレスアートフェスティバル」で上演。世界各地の路上生活経験者らが集う芸術祭で、あいりん地区を視察したフェスティバルの実行委員会から招待された。

2015年10月6日

USJ 16年春から翼竜コースター開業

USJ 16年春から翼竜コースター開業

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)は10月2日、米映画「ジュラシック・パーク」をテーマにした新型ジェットコースター「ザ・フライング・ダイナソー」を2016年春に開業すると発表した。
翼竜のプテラノドンに背中をつかまれ、空を飛ぶイメージで、客はうつぶせの体勢で背中からコースターに固定され、パークを眼下にして高速で走行、スリルを楽しむ。
新型コースターは現在あるジュラシック・パークのポート型アトラクションの近くに設置。投資額は約100億円。コースは全長1124㍍で、客をうつぶせに乗せて空を飛ぶように進む「フライング・コースター」では世界最長という。また、最初の降下の高低差は37.8㍍で世界最大としている。

2015年10月5日

大阪府 高校日本史で慰安婦の強制連行否定の補助教材

大阪府 高校日本史で慰安婦の強制連行否定の補助教材

大阪府教育委員会の向井正博教育長は10月2日、慰安婦の「強制連行に証拠がない」ことなどを盛り込んだ高校日本史の補助教材を、10月中をめどに作成する方針を明らかにした。同日開かれた代表質問に答えた。
補助教材の作成は、朝日新聞が慰安婦報道の一部記事を取り消した問題を受けた措置。松井一郎知事が2014年10月、「朝日新聞が誤報を認めたことで、強制連行の証拠がないと分かった。間違った教科書で知識を得るのはマイナスだ」と述べたことを踏まえたもの。

2015年10月5日

大阪・中之島ガーデンブリッジで250人が参加「橋洗い」

大阪・中之島ガーデンブリッジで250人が参加「橋洗い」

大阪市北区の堂島川に架かる「中之島ガーデンブリッジ」で10月3日、橋を清掃する「橋洗い」があった。家族連れなど約250人が参加し、汗をかきながらブラシなどを使って汚れを落とした。主催は「なにわ八百八橋『橋洗い』実行委員会」などで、今回で13回目。「水の都」と呼ばれる大阪の橋をきれいにすることで、街の活気を広げようと2005年に始まった。

2015年10月5日

“化粧直し”完了の船場センタービルで恒例「船場まつり」

“化粧直し”完了の船場センタービルで恒例「船場まつり」

大阪中心部を東西に走る大動脈、中央大通りに建つ商業ビル、船場センタービル(大阪市中央区)の外壁リニューアル工事が完了し10月2日、記念式典が開かれた。同日から同ビルや周辺の神社などで、恒例の「船場まつり」も開幕。イベントや協賛セールが4日まで行われる。
同ビルは昭和45年、大阪万博に向けた都市基盤整備の一環として阪神高速、地下鉄中央線、中央大通りと合わせて建設。工事のため立ち退いた服飾系の問屋などが入居し、高度成長期の業界を担った。

2015年10月4日

関西主要企業で16年春入社予定者の内定式

関西主要企業で16年春入社予定者の内定式

関西の主要企業が10月1日、2016年春入社予定の学生らを対象に内定式を開いた。東洋ゴムやシャープなど採用に苦戦する企業もあったが、パナソニックやクボタといった大手企業は採用計画人数を確保したとみられる。
パナソニックは計画通り約600人の内定者を確保したほか、クボタも予定を5人上回る165人、回転ずし最大手のあきんどスシロー(大阪府吹田市)は150人の採用予定に対し148人のそれぞれ内定者を確保した。
これに対し、免震ゴムの性能偽装で揺れる東洋ゴム、再建中のシャープなどは計画予定とはかなりかけ離れた内定者数となったほか、事情は全く異なるが、不慮の事故で多大な功績があった前社長が亡くなった後は、マスコミへの露出頻度が激減した王将フードサービス(京都市)も、内定者は採用計画を大幅に下回った。

2015年10月4日

訪日外国人客消費が長率押し上げ「関西経済白書」

訪日外国人客消費が成長率押し上げ「関西経済白書」

シンクタンクのアジア太平洋研究所(大阪市)は10月1日、2015年版の「関西経済白書」を発表した。訪日外国人客の消費が14年度の関西の実質域内成長率を0.46%(3630億円相当)押し上げ、大きな経済効果があったと推計。台湾や中国、韓国などからも観光客の増加が貢献した。
訪日外国人による消費で関西の各府県にプラス効果があったと分析。府県別にみると、京都の0.91%が最高で、以下、大阪の0.51%、和歌山0.32%、滋賀0.25%、兵庫0.24%、奈良0.20%と続いた。

2015年10月4日

近畿景況感横ばい 9月日銀短観 一部で中国減速の影響

近畿景況感横ばい 9月日銀短観 一部で中国減速の影響

日銀大阪支店が10月1日発表した近畿2府4県の9月の企業短期経済観測調査(短観)は、企業の景況感を示す業況判断指数が全産業でプラス7となり、6月の前回調査から横ばいだった。円安による輸出増などで製造業は伸びたが、中国の景気減速の影響が一部の業種に出始めているという。
製造業は2㌽改善してプラス4。住宅需要の回復で「木材・木製品」が23㌽と大幅改善し、ゼロとなった。一方で「鉄鋼」は市況をけん引する中国の低調も響き、12㌽悪化のマイナス7だった。
非製造業はプラス11で横ばい。外国人観光客の堅調で「宿泊・飲食サービス」が前回と同じプラス22だったほか、レジャーなどの「対個人サービス」は11㌽ 悪化したもののプラス20で、それぞれ高水準を保った。

2015年10月4日

USJ 上半期入場者654万人で最多 年間1270万人更新か

USJ 上半期入場者654万人で最多 年間1270万人更新か

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)を運営するユー・エス・ジェイは10月1日、平成27年上半期(4~9月)の入場者数が前年同期比18%増の654万人で上半期としては過去最高だったと発表した。中国を中心に海外からの観光客が入場者数を押し上げた。
運営会社によると、関西以外の日本国内からの入場者も伸びており、27年度の入場者数はこれまでの最多記録である26年度の約1270万人を更新する可能性が高いという。

2015年10月3日

9月大阪百貨店売上高 訪日客需要引き続き好調で増に

9月大阪百貨店売上高 訪日客需要引き続き好調で増に

大阪市内の主要百貨店は10月1日、9月の売上高(速報値)を発表した。外国人観光客の買い物が引き続き好調だったことに加え、大型連休が好天に恵まれたため各店で前年同月を上回った。
阪急百貨店梅田本店(大阪市北区)は14.5%増。秋物の雑貨や衣料品の動きが目立ち、免税品売上高は約4.5倍だった。大丸心斎橋店(同中央区)は9.7%増で、化粧品中心に売り上げを伸ばした。梅田店は7.7%増。高島屋大阪店(同中央区)は7.5%増、「あべのハルカス」の近鉄百貨店本店(同阿倍野区)は2.8%増だった。

2015年10月3日

「おおさか維新」結党表明17人参加 都構想再挑戦掲げ

「おおさか維新」結党表明17人参加 都構想再挑戦掲げ

橋下徹大阪市長は10月1日、大阪市内で記者会見し、新党「おおさか維新の会」の結党を正式表明した。10月24日に結党大会を開き、執行部体制などを決める。橋下氏は「大阪都構想を掲げた改革政党として、本物の維新をもう一度つくる必要がある」と述べ、5月の住民投票で否決された都構想への再挑戦を新党の旗印とする考えも示した。
維新の党の馬場伸幸前国会対策委員長は1日、松野頼久代表らに対し、現時点で新党に衆院議員11人、参院議員6人の計17人が参加を決めていると伝えた。
新党名に「おおさか」を入れた理由について「東京一極集中の是正の象徴だ」と説明。統治機構改革や地方分権など8項目の基本政策を掲げた新党の綱領を発表し、綱領には大阪の副首都化や地方自治体が国政に関与できる新たな仕組みづくりを盛り込んだ。

2015年10月2日

4月時点の近畿の待機児童601人増の2930人

4月時点の近畿の待機児童601人増の2930人

厚生労働省のまとめによると、近畿2府4県の保育所などへの入所を希望する待機児童は、4月1日時点で2930人となり前年から601人増えた。保育所の整備は進んでいるが、希望者がそれを上回る勢いで増えた自治体が多かったためとみられる。新たに求職中の女性の子供も集計対象にしたこともあり、待機児童数が膨らんだ面もある。
近畿6府県で待機児童数が最も増えたのが兵庫県加古川市で206人増の252人となった。大阪府豊中市も121人増の253人となり、近畿で最多となった。

2015年10月1日

中小企業の医療機器参入を支援 近畿経産局

中小企業の医療機器参入を支援 近畿経産局

近畿経済産業局は、関西のモノづくり中小企業が医療分野へ参入するのを支援する「マーケットイン型医療機器市場参入支援事業」を始めた。製造業が比較的参入しやすい医療機器に絞り、秘密保持契約が必要な機密性の高い製品開発などのニーズから技術やアイデアを幅広く求める機密性の低いニーズまで一括して扱う。ニーズの内容や機密性に応じたマッチングによりニーズ数を増やし、商談成立の精度を上げる。
2016年3月末までに機密性の高い案件で5~10件の商談成立を目指し、低い案件で50件の商談成立を目指す。同事業は大阪商工会議所が担当する。

2015年10月1日

米コムキャストがUSJ買収 株51%を1830億円で取得

米コムキャストがUSJ買収 株51%を1830億円で取得

米メディア大手・コムキャストは9月28日、テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ、大阪市此花区)の運営会社「ユー・エス・ジェイ」を買収すると発表した。
コムキャストが子会社のNBCユニバーサルを通じユー・エス・ジェイ株式の51%を15億㌦(約1830億円)で取得。グレン・ガンベル現CEO(最高経営責任者)は買収完了後、11月中めどに退任し、コムキャスト側から派遣されるジャン・ルイ・ポニエ氏が新CEOに就任する。

2015年9月30日

大阪の中小企業 7~9月景況ほぼ横ばいで足踏み

大阪の中小企業 7~9月景況ほぼ横ばいで足踏み

大阪シティ信用金庫が9月28日発表した取引先中小企業の7~9月期の景況調査によると、業況判断指数(DI)は前期(4~6月期)から0.1㌽改善しプラス5.0となった。2期連続の改善だが、同信金は「ほぼ横ばいで足踏み状態」と分析している。調査は9月上旬、大阪府内の1400社を対象に実施し、1344社から有効回答を得た。

2015年9月30日

大阪・船場まつり 10/2~4「大感謝市」開催

大阪・船場まつり 10/2~4「大感謝市」開催

商都・大阪の中心地、船場地区(大阪市中央区)で、文化と商いの秋祭り「船場まつり」が10月2~4日に行われる。服飾系の問屋が軒を連ねる船場センタービルやせんば心斎橋筋商店街では、市価の最大7割引きとなる協賛セール「船場大感謝市」を開催する。
5大学の鉄道サークルが自慢のコレクションを持ち寄った「船場鉄道フェスティバル」(3、4日、船場センタービル6号館)、神社の境内でオペラを上演する「せんば鎮守の杜芸術祭」(3日正午~午後6時、坐摩神社)、岩手県大船渡市のサンマを焼いて振る舞い、東日本大震災からの復興を応援する「大船渡サンマまつり」(4日午前11時、南御堂)などイベントは盛りだくさん。
また、ラジオ大阪の人気番組「高岡美樹のべっぴんラジオ」で女優の杉本彩さんをゲストに迎え、公開生放送する。(2日午後3時、6号館)も行う。

2015年9月29日