日本の職人技術・食品サンプルを学ぶ受講者の『卒展』
モノづくり大国・日本の誇るべき職人技術の一つ、超リアルな食品サンプル。その食品サンプルの文化と技術を学ぶ日本初のスクール、食品サンプル制作技術者養成スクールの受講者たちによる『卒展』が開催される。
開催場所は大阪・心斎橋、期間は7月26~29日の4日間。”定食”をテーマに下お子様ランチや焼肉定食といった食品サンプルの数々が並ぶ予定だ。
日本の職人技術・食品サンプルを学ぶ受講者の『卒展』
モノづくり大国・日本の誇るべき職人技術の一つ、超リアルな食品サンプル。その食品サンプルの文化と技術を学ぶ日本初のスクール、食品サンプル制作技術者養成スクールの受講者たちによる『卒展』が開催される。
開催場所は大阪・心斎橋、期間は7月26~29日の4日間。”定食”をテーマに下お子様ランチや焼肉定食といった食品サンプルの数々が並ぶ予定だ。
大阪・御堂筋線に10月以降、グリーン仕様座席導入
大阪市交通局は7月7日、市営地下鉄の御堂筋線に導入する新型車両を公開した。座席が新幹線のグリーン車仕様となっているのが最大の特徴。導入は10月以降。運行は1編成(10両)のみ。
同局によると、乗車券だけで乗れる短距離輸送車両へのこの種の車両の導入は国内初という。新型車両は2011年に導入した30000系の内装を改良した。シートは1座席ごとに分かれ1人ずつのスペースを確保。クッションに新幹線のグリーン車と同じ低反発素材を用いており、横揺れを感じにくい。一般席に赤、優先座席は青と明るい色を配している。
英国のEU離脱で6割が「悪影響」懸念 大証が会員調査
英国の欧州連合(EU)離脱に関する国民投票結果を受け、大阪商工会議所はこのほど会員企業への影響調査の結果をまとめた。
ビジネスに悪影響が及ぶと回答した企業の割合が約6割を占め、英国・欧州経済への行方に懸念を示した。調査は6月24~30日に181社を対象に実施。62社が回答した。
悪影響が及ぶと回答した37社にビジネス展開への対応を聞いたところ、「検討する」はわずか6社にとどまり、残る31社は「特に検討していない」「今のところ未定」だった。
62社のうち24社は英国との間で直接ビジネスしており、欧州域内のマーケット戦略や欧州の研究開発戦略への悪影響を懸念する声が出ている。
「ふるさと納税」で高槻市と益田市が連携協定
大阪府高槻市と島根県益田市は7月7日、益田市役所で「ふるさと納税(寄付)」の寄付者に対する返礼品に互いの市の特産品を導入することなどを盛り込んだ「ふるさと寄付金に関する連携協定」を締結した。両市は姉妹都市の関係を結んでおり、協定を機に互いの特産品のPR強化や、一層の産業活性化を目指す。
高槻市の返礼品に追加されるのは、益田市特産の西条柿やわさび漬けなど6品。益田市は高槻の寒天菓子や市のキャラクター「はにたん」グッズなど6品を返礼品に加える。いずれも7月中に実施予定。
大阪・大川で七夕イベント 川面にLEDで「天の川」再現
大阪・大川で7月7日、一夜限りの「天の川」を再現するイベント「平成OSAKA天の川伝説2016」が開催された。LEDの光の球「いのり星」約4万個を一斉に放流する同イベントは今回で8回目。
会場には「世界に平和が訪れますように」「いい人に出逢えますように」など様々な願い事が書かれた短冊が飾られ、いのり星が放流開始される午後7時前から多くの人が集まり始め、カップルや親子連れなど過去最多の5万7,000人もの観客・見物客が詰めかけ、にぎわった。
一夜限りの、様々な願いを込め放流されたいのり星の青い幻想的な光が大川を埋め尽くすと、観客からは思わず「きれい」などの感嘆の声が挙がっていた。
「天神祭月間」七夕神事で19日間の幕開け 浪速の夏佳境
天神祭の幕開けを告げる七夕の神事が7月7日、大阪市北区の天満宮で執り行われ19日間に及ぶ「天神祭月間」がスタートした。いよいよ浪速の夏は佳境を迎える。
宵宮(7月24日)、本宮(同25日)までの主な行事は、7月7日から大阪アメニティパーク(OAP、大阪市北区)で「お祭ちょうちん」の展示、9日午後2時から大阪天満宮(同)で「青葦(あおよし)」奉納式、22日午後7時半から北新地地区(同)で「天神祭北新地巡行」、23日正午ごろから天神橋商店街(同)でギャルみこし巡行、23日午後5時から大阪ビジネスパーク(OBP、中央区)で「OBP天神祭前夜祭」など多彩な恒例行事が繰り広げられ、暑い・熱い浪速の夏を盛り上げる。
45万人超が投票 大阪府選管 期日前・不在者
大阪府選管は7月4日、6月23~7月3日の11日間の期日前投票者と不在者投票者が計45万8,608人だったと発表した。前回の2,013年の参院選の同時点(7月5日~14日の10日間)に比べ10万2,404人増えた。
「金メダル目指し頑張ります」リオ五輪卓球団体 伊藤美誠
リオデジャネイロ五輪の卓球女子団体に出場する昇陽高校(大阪市此花区)の伊藤美誠さん(15)を激励、活躍を祈念する壮行会が大阪市北区のホテルで開かれた。
あいさつに立った、五輪初出場となる伊藤さんは「最低でも銀、最高で金を持って帰れるように頑張りたい」と健闘を誓っていた。この壮行会には生徒や協会関係者ら約250人が出席し、花束などを手渡しエールを送った。会場にはロンドン五輪女子団体銀メダリストで、今年4月に現役を引退した平野早矢香さんも駆け付け、伊藤さんを激励していた。
「道頓堀万灯祭2016」始まる 1,300の提灯で彩る
道頓堀川遊歩道「とんぼりリバーウォーク」で7月1日、1,300の提灯で彩るライトアップイベント「道頓堀万灯祭2016」の点灯式が行われた。堺筋~四ツ橋筋の道頓堀川沿いを8月31日までの62日間にわたり続けられる。点灯時間は19時~翌2時まで。
道頓堀川は401年前、安井道頓によって開削された。期間限定ながらミナミの暑い夏、その川沿いを夜間、涼を取りながらそぞろ歩きが楽しめる。
同イベントは、大阪・ミナミの地元商店街で構成する「いっとこミナミ実行委員会」が企画・運営。夏の風物詩として行われているもので、ミナミ周辺の企業や店舗が提灯を献灯している。
大阪・淀川区で「あさがお市」にぎわう 3,500鉢用意
大阪市淀川区の新大阪センイシティー一帯で7月2、3の両日、色とりどりのアサガオ約3,500鉢を用意した「あさがお市」が開かれた。
1995年から協同組合「新大阪センイシティー」が地域の協力を得ながら開催。当初1,000鉢からスタートし、回を重ねるごとに認知度も高まり、近年は4,000鉢を完売し、2万人を超える来場者でにぎわうイベントに成長した。
老朽化などに伴う建て替え工事を経て昨年4年ぶりに復活した。協同組合では、新大阪の夏の風物詩として地域の活性化につなげていきたいとしている。
7/12の大阪・生國魂祭、初の平日「渡御」実施へ
7月12日に行われる生國魂(いくくにたま)神社(大阪市天王寺区)の「生國祭」の中心神事で、氏子約500人が大通りを練り歩く「渡御(とぎょ)」が、平成26年に往時の形に復活させて以降、初めて平日に実施されることになった。
26年、27年はいずれも休日に行われていたが、今年は12日が平日にあたるため警備上の問題から、大阪府警が大通りの交通規制に難色を示し、実施が危ぶまれていた。府警側の意向を受け、神社側も独自に警備員を配置することなどで実施の運びとなった。
生國魂神社は「いくたまさん」の愛称で知られる大阪最古の神社。
大阪市がヘイトスピーチ条例施行 受け付け始まる
ヘイトスピーチと呼ばれる民族差別的な言動への対策を盛り込んだ大阪市の条例が7月1日施行され、ヘイトスピーチによる被害の申し出の受け付けが始まった。
条例施行の初日は、在日韓国・朝鮮人などでつくる団体が大阪市役所を訪れ、以前、市内で行われたデモの動画などがインターネットに投稿されていて、ヘイトスピーチの被害を受けていると申し出た。
大阪市の条例については、憲法で保障された「表現の自由」との兼ね合いから、どのような言動がヘイトスピーチにあたるのか、慎重に判断すべきだとの指摘もあり、今後の市の対応が注目される。
シャープ本社 大阪・阿倍野区から堺へ移転
経営再建中のシャープが7月1日、本社を大阪市阿倍野区から堺市堺区へ移転した。同社は1924年、関東大震災の影響などを受け、阿倍野区長池町に本社を移転。以来、長年にわたり同所を本拠とし、ユニークな商品づくりとともに親しまれてきた。
「愛染まつり」盛大な「宝恵かごパレード」で幕開け
大阪の夏祭りの幕開けとなる四天王寺の支院、愛染堂・勝鬘院(あいぜんどうしょうまんいん)(大阪市天王寺区)の「愛染まつり」が6月30日、初日恒例の「宝恵かごパレード」で始まった。
浴衣まつりともいわれる愛染まつりは、天神祭や住吉祭と並ぶ大阪三大夏祭りの一つともされる。十数年前までは芸妓が宝恵かごに乗っていたが、現在は公募で集まった280人から選ばれた10人と外国人枠2人の計12人の「愛染娘」が交替で乗る。同パレードはあべのキューズモールを出発、その後、谷町筋を進み、同寺まで掛け声を上げながら練り歩いた。
今年は一段と「五代友厚」企画に力点 天神祭・船渡御
今年の天神祭の船渡御で、関係者の間で五代友厚に関連した企画に力が入っており、昨年を上回る盛り上がりとなりそうだ。
当日は源八橋東詰の大川沿いに停船。五代と血縁関係のある人やゆかりのある企業関係者を招くほか、出身地の鹿児島県にちなんだ食事や酒を振る舞い、彼をテーマにした講談やパネル展示なども予定されている。
NHK連続テレビ小説「あさが来た」で脚光を浴び全国的にフィーバー状態となった大阪商工会議所初代会頭・五代友厚だが、天神祭・船渡御には実は1昨年から「五代友厚船」が登場している。ただ、今年は一段と企画の幅が広がり、盛り上がりそうだ。
ライフサイエンス産業振興へ京阪神が連携し規制緩和を
国家戦略特区に指定された大阪、京都、兵庫3府県の各商工団体が、医療や製薬のライフサイエンス産業振興に向けた規制緩和の要望書を国に共同提出した。
大阪、京都、神戸の3商工会議所は各副会頭で構成するライフサイエンス振興懇談会を2015年11月に設置。京阪神は歴史的にそれぞれ独立心が強いため、常にバラバラという負のイメージがあるのを覆し、協働しているところを政府にアピールする狙いがある。
リニア中央新幹線の大阪延伸時期の最大8年の前倒し方針が示され、世界規模のスーパー・メガリージョン(巨大都市圏)形成が具現化しつつあるだけに、京阪神の特性を発揮する相互連携は欠かせない。
観光客誘致へ9月に東南アでトップセールス 吉村市長
大阪市は6月24日、吉村洋文市長が9月にシンガポールと、ベトナムのホーチミン市を訪れ、トップセールスを行うと発表した。
大阪をPRし観光客を呼び込むほか、都市開発の事例などの視察を予定している。
日程は9月1~8日。吉村市長自ら大阪に観光客を呼び込むためプロモーションを行うほか、大阪のものづくり中小企業も現地に入り、技術力などをアピールする。市はベトナムやホーチミン市とビジネスパートナー都市提携しており、連携も強化する。
吉村市長は8月にも米国サンフランシスコ市などを訪問し、大阪をPRする予定で、都市間外交やトップセールスに力を入れる。
7/9から177校が熱い戦い 全国高校野球大阪大会
7月9日に開幕する「第98回全国高校野球選手権大会」の組み合わせ抽選会が6月24日、大阪市天王寺区のたかつガーデンで行われ、3回戦までの対戦カードが決まった。甲子園の切符をかけ、177校(連合3チームを含む)が出場し、炎天下、文字通り熱い戦いを繰り広げる。
今春の近畿大会を制した履正社は7月16日の1回戦で関大一と対戦し、昨秋の近畿大会で優勝した大阪桐蔭は17日の2回戦で扇町総合-東の勝者と対戦する。また、今夏限りで休部が決まっているPL学園は15日の2回戦で東大阪大柏原と顔を合わせる。
開会式は7月9日に大阪市西区の京セラドーム大阪で行われる。
JR西日本 大阪環状線新型車両「323系」へ順次切り替え
発の大阪環状線・JRゆめ咲線専用新型車両「323系」が6月24日、近畿車輛(東大阪市)で公開された。
大阪環状線の車両として長年親しまれてきたオレンジ色を基調とし、3枚扉、ロングシートを採用。シートの両端の袖仕切りは肩が当たりにくいよう斜めに設置し、優先座席には立ち上がりやすいよう個別の肘掛けを付けた。
全車両に車いす・ベビーカースペースを設置。車内案内表示は日本語・英語・中国語・韓国語の4カ国語に対応している。訪日外国人旅行者向けに無料公衆無線LANサービスを提供する。
投入車輛は168両。2016年から18年にかけ順次投入し、国鉄時代に製造された大阪環状線内の103系・201系通勤系電車をすべて置き換える。
大阪府の有権者731万7331人 18、19歳は17万1638人
大阪府選挙管理委員会は、大阪選挙区の選挙人名簿登録者数(6月21日現在)を発表した。登録者数は731万7331人(男性350万2642人、女性381万4689人)。このうち、今回の参院選から有権者となる18、19歳は合わせて17万1638人となった。
在外選挙人名簿登録者数は5022人(男性2245人、女性2777人)。
京阪・中之島駅が仮設”ホーム酒場”に OLらでにぎわう
京阪電車中之島線の「中之島駅」(大阪市北区)の3番線に停車した電車とホームで、飲食を楽しめるイベント『中之島駅ホーム酒場』が6月22日、初めて開催された。
仕事帰りのビジネスマンやOLら多くの人たちが訪れ、中之島駅ホーム酒場は開業以来初のなごやかな雰囲気で、にぎわいをみせた。通常は営業運転している「2200系」車両内に立ち飲み、ちゃぶ台、囲炉裏席が設けられ、全体がレトロな雰囲気を醸し出していた。
サントリーの生ビールや京都・伏見の「中畝酒店」の日本酒、「すえひろ」の天むす、大津線「おでんde電車」の名物おでんなど、中之島エリアや京阪沿線の人気店のメニューが顔を揃えていた。
大阪の漢検受験者 全国で唯一5年連続増 15年度14万人
大阪の「漢検(日本漢字能力検定)」受験者数が、全国で唯一5年連続増加している。
一時のブーム的状況から一服、漢検全体の受験者数は近年、微減傾向が続き2015年度は201万8,000人。そうした中で、大阪府は10年度の11万8,000人から増え続け、15年度は14万2,000人となった。表彰される成績優秀者も相次いでいる。
USJ「ミニオン・エリア」17年開業 「バック・トゥ‥」跡地
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)に2017年、「ミニオン・エリア」がオープンする。
世界興行収入約1,200億円を超える大ヒットとなった2015年公開の映画「ミニオンズ」に登場する、バナナが大好物の謎の生物「ミニオン」をテーマにした同エリア。世界に3カ所ある、ミニオンおよびミニオン関連施設の中では最大規模となる見込み。
場所は5月末に運営終了した「バック・トゥ・ザ・フューチヤー・ザ・ライド」を含む跡地。ミニオンのライド・アクションほか、日本オリジナルで開発したショップやフードカート、インタラクティブ・エリアとなる。
「寄付金付きコーヒー」で地域貢献 協力の”輪”拡大中
大阪市淀川区内のコーヒー豆輸入販売業者が、地域貢献につながる「寄付金付きコーヒー」(寄付カフェ)の取り組みを進めている。焙(い)りたてや本部一宮物産(淀川区西中島5丁目)で、6月から地元の淀川区だけでなく、市内全域に協力店舗や企業にその”輪”を拡大中という。
この取り組みは2015年9月からスタート。寄付カフェのシステムは、同社が協力店に寄付金付きコーヒー豆を販売し、売り上げに応じて5~10%を淀川区役所か淀川区社会福祉協議会に寄付する仕組み。
協力店は寄付金付きであることを分かるようにして提供するが、利用客に新たな負担はない。寄付金はまちづくりの事業などに還元され、利用客はコーヒーを飲むだけで、地域貢献につながるというわけだ。淀川区では口コミで9店舗に広がり、一般企業や団体も5団体が取り組むようになっている。
大阪市「外国人家政婦」制度の事業者向け説明会
大阪市での外国人による家事支援サービス事業の開始を前に、事業者向けの説明会が開かれた。説明会には家事代行業のダスキンなど8社が参加し、大阪市の担当者などから、いわゆる「外国人家政婦」制度の説明を受けた。
これまでの法律では、外国人は家政婦として日本に在留することはできなかったが、法改正により国家戦略特区では認められることになり、2016年4月、大阪市が特区として認可を受けた。
申請の受け付けは6月15日から始まっており、大阪市や内閣府などで構成される第三者協議会が、事業者の適性を判断するとしている。
自転車保険義務化「エキスポシティ」で啓発イベント
大阪府は7月1日から自転車保険の加入を義務付ける条例を施行する。これを直前に控えた6月17日、吹田市の商業施設「エキスポシティ」で啓発イベントを行った。
同イベントには芸人の安田大サーカスの安田さん、シャランQのまことさんも参加し、幼稚園児と交通安全教室を行い、乗車時のヘルメット着用や交通ルール順守を呼び掛けた。
オープニングであいさつした松井一郎府知事も自転車事故の加害者に多額の損害賠償が発生していることを挙げ、保険への加入を呼び掛けた。
大阪・心斎橋筋北商店街で夏祭り「愛染祭」をPR
大阪市中央区の心斎橋筋北商店街で6月16日、「愛染祭」(6月30日~7月2日)のPRを兼ねた「商売繁盛祈願道中」があった。
あでやかな浴衣姿の、一般公募のキャンペーンガール「愛染娘」ら約30人がアーケードで祭の到来を触れて回った。一行は「愛染さんじゃ、宝恵かご」の掛け声を響かせながら、中央大通から長堀通までをにぎやかに練り歩いた。
愛染祭は大阪の夏祭りのトップを切る愛染堂勝鬘院(大阪市天王寺区)の伝統行事で、約1,400年の歴史があるとされ2015年、市指定の無形民俗文化財となっている。
訪日客呼び込みへ 大阪・船場センタービルに着物体験施設
大阪市中央区の船場・船場センタービル10号館1階に、訪日外国人旅行客向けの着物体験施設「和爽美(わそうび)」が4月、オープンした。大阪市交通局の外郭団体、大阪メトロサービス(大阪市西区)が運営している。
店長と副店長が着付けの資格を持っているほか、英語や中国語、フランス語に堪能なスタッフが常駐。4月15日のオープンから6月初旬までに、中国、イタリア、フィリピンなど11カ国約250人の利用があったという。
利用者は着付けのほか、記念撮影や着物姿で観光に出かけることも可能だ。約70着ある着物の中から自由に選んでもらい、帯や髪飾り、履物などと一式でレンタル。着物が決まればスタッフの手によって10~15分で着付けは完了する。料金は店内利用のみ(30分)が1,100円、外出は2,200円(2時間)から。
大阪府の「宿泊税」総務相が同意 2017年から課税
大阪府が創設を目指していた、府内のホテルなどの宿泊客から1泊につき数百円程度を徴収する「宿泊税」について、高市総務相は6月14日、新設に同意する考えを示した。これを受けて大阪府は2017年1月から、宿泊税の課税を始める考えで、年間およそ11億円の税収を見込む・
総務省によると、宿泊税の導入は東京都に次いで全国で2番目。
大阪府は、外国人観光客にやさしいまちづくりに必要な財源を確保するため、府内のホテルなどの宿泊施設に泊まる客から、宿泊料金に応じて1泊につき100円から300円の宿泊税を徴収する方針を決め、3月に必要な条例を制定して国に同意を求めていた。
大阪市・ぐるなび「地域活性化包括連携協定」締結
大阪市は6月14日、飲食店の検索サイトを運営する「ぐるなび」(東京都千代田区)と食を通した地域活性化を促進するため、「地域活性化包括連携協定」を結んだ。両者は観光・食文化・地域産業などの振興で連携する。
外国人観光客のの”おもてなし”やメニューについて、共同でセミナーを開催するほか、大阪の「だし」文化や地域の食材を生かした料理教室も企画する。
大阪市の吉村市長は現在、大阪市内のぐるなび加盟店で15%にとどまっている外国語に対応したメニューを2020年までに倍増を目指すとしている。ぐるなびと政令市の包括連携協定は7番目。