USJ入場者数 1270万人超え2年連続最多更新

USJ入場者数 1270万人超え2年連続最多更新

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の2015年度の入場者数が3月7日、これまで最多だった14年度(約1270万人)を上回り、過去最多を更新した。
2014年7月オープンした人気映画「ハリー・ポッター」エリアが引き続き高い集客力を発揮したほか、ハロウィンなどの期間限定イベントも好調で、2年連続の記録更新となった。
3月18日には映画「ジュラシック・パーク」をモチーフにした新型ジェットコースター「ザ・フライング・ダイナソー」も開業予定。USJの運営会社ユー・エス・ジェイは2015年度の入場者数について、最終的に前年度に比べて100万人以上多い1370万人程度に達すると見込んでいる。

万博記念公園で初『カレーEXPO 2016』関西の名店集結

万博記念公園で初『カレーEXPO 2016』関西の名店集結

万博記念公園(大阪府吹田市)で3月19~21日、初めてカレーの祭典『カレーEXPO 2016』が開催される。関西で話題の30店が集結、インド、スリランカ、ネパール、欧風、和風など多種多様なカレーを食べ比べ、堪能できる。
関西で活躍するグルメライター、ブロガー、カレー通からの推薦を受けた店舗のみが出店する。また、子供向けのカレーやスイーツの販売もあり、3月19、20日には『第5回万博鉄道まつり2016』、21日には『古本EXPO』が同時開催とあって、家族で楽しめそうだ。

「あべのハルカス」2周年 来館者は想定上回る3924万人

「あべのハルカス」2周年 来館者は想定上回る3924万人

日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)が3月7日、グランドオープンから2周年を迎えた。
同ビルを運営する近鉄不動産(同天王寺区)によると、この1年間(2015年3月7~16年3月6日)の来館者数は、展望台約195万人、百貨店約3280万人、オフィス約228万人、ホテル約65万人、美術館約32万人、その他約124万人で計約3924万人。この結果、全体の来館者数は開業日から1年間の4273万人を下回ったが、想定は3800万人だったので、これを上回った。

大阪・泉南市が近畿大の技術協力受けアナゴの養殖事業

大阪・泉南市が近畿大の技術協力受けアナゴの養殖事業

大阪府泉南市がアナゴの養殖プロジェクトを開始した。近畿大学の水産研究所の技術協力を受けて、地元の漁協が養殖事業を担う。
3月6日のセレモニーでは近畿大学の養殖アナゴが水槽に放されて、試食会も行われた。3月中旬から養殖事業を開始し、今後、「泉南アナゴ」のブランド化を目指す。
大阪府下でアナゴの漁獲高1位を誇る泉南市。しかし、水質や水温の変化で漁獲高は10年前の5分の1にまで減少しているという。そこで今回、泉南市では養殖技術者の育成や施設の整備に着手。養殖プロジェクトを立ち上げることになったもの。

USJ 新アトラクション「マリオ」に400億円の大型投資

USJ 新アトラクション「マリオ」に400億円の大型投資

「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」(大阪市此花区)の運営会社ユー・エス・ジェイが任天堂との提携で事業展開を進める新アトラクションについて、400億円規模を投資して正面ゲート左側に設置する方針を固めたことが分かった。
東京オリンピック・パラリンピックが開催される平成32年までのオープンを目指す。任天堂の人気キャラクター「マリオ」を使用するもので、平成26年7月に登場した人気映画「ハリー・ポッター」をテーマとしたエリアと同規模の大型投資となる見込み。

大阪府立視覚支援学校・高等部音楽科 70年の歴史に幕

大阪府立視覚支援学校・高等部音楽科 70年の歴史に幕

約70年にわたる歴史を持つ大阪府立視覚支援学校高等部(大阪市住吉区)の音楽科が3月9日、3年の辻本実里(みさと)さん(18)の卒業を最後に幕を閉じる。
同科は視覚障害がある生徒のための音楽教育機関として、これまで100人以上送り出してきた。だが、少子化や就職難から同科への入学者は減少。過去6年間でわずか2人にとどまり、大阪府は来年度の募集を取りやめた。
同校の募集停止により、28年度から視覚障害がある生徒のための特別支援学校高等部で音楽科を設置するのは、全国で京都府立盲学校(京都市)と筑波大学付属視覚特別支援学校(東京都)の2校のみとなる。このうち京都府立盲学校は21年度から入学者はおらず、28年度の入学予定者もいない。

「宿泊税」を御堂筋イルミネーションに投入

「宿泊税」を御堂筋イルミネーションに投入

大阪府の松井一郎知事は、2017年1月導入を目指す「宿泊税」を、8年前にスタートした御堂筋イルミネーションに投入する方針を示した。
大阪府が来年から導入し見込む宿泊税は、ホテルや旅館に泊まった人から100~300円を徴収するもの。年間約10億円程度の税収が見込まれ、府はこれまで英語・中国語・韓国語など多言語の案内板設置や無線LANの整備など、急増する訪日外国人観光客を念頭に置いた施設整備に使うとしてきた。
ところが、今回「御堂筋イルミネーションは、冬の大阪の風物詩になっている。宿泊税の使途として合致するものだ」との考え方を示し、宿泊税の収入を御堂筋イルミネーションの事業費に充てるという。
2008年に始まった御堂筋イルミネーションの費用は、基本的に府の財源と企業や個人からの寄付を折半する形で賄われてきたが、ピーク時に年間1億6000万円だった寄付が年々減少してきて、その残高は約1億円に減少している。このままでは次回の開催で使い切ってしまうため、財源不足を宿泊税の収入で賄おうというものだ。

IR誘致の経済効果は年間7600億円、9.8万人の雇用創出

IR誘致の経済効果は年間7600億円、9.8万人の雇用創出

関西経済同友会は3月2日、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の夢洲(ゆめしま、大阪市此花区)への誘致が実現した場合、経済効果は年間約7600億円、雇用創出効果は約9万8000人とする試算を取りまとめ発表した。
同友会は「アジアの人々を引き寄せるキラーコンテンツとなるIRの整備は急務」と訴え、国や大阪府、大阪市に提言する。海外のIR運営企業などから聞き取りした結果などを参考に、施設の年間収入が約5500億円になるとの前提で試算した。
投資規模は約6800億円、鉄道などインフラ基盤整備で約1000億円とした。開業までの3~4年間でも建設などに伴う経済効果が約1兆4700億円、約9万3000人の雇用創出効果があるとしている。

住吉市民病院の廃止再編計画 国が同意 2年後開院目指す

住吉市民病院の廃止再編計画 国が同意 2年後開院目指す

大阪府と大阪市は、住吉市民病院を廃止して急性期・総合医療センターと再編する計画について、国の同意を受け、2年後の開院を目指し建設を進めることになった。
大阪府は大阪市立住吉市民病院を廃止し、1.5㌔㍍離れた府立急性期総合医療センターと再編して、小児周産期に特化した新病院を建設する計画が厚生労働省から認められたと発表した。大阪府は、来年度予算で府市合わせて23億円計上し、2年後の開院を目指す。

あべのハルカス近鉄本店に東北6県のグルメ集結

あべのハルカス近鉄本店に東北6県のグルメ集結

あべのハルカス近鉄本店(大阪市阿倍野区)ウイング館9階催し会場で3月2日、物産展「東北六県今物語 味と技めぐり」が始まった。東北の今を紹介するのを目的にグルメ約50店、工芸約15店が出展。東日本大震災から5年目を迎えるのに合わせ開催する。
会場には海鮮品、スイーツなど様々な特産品が並ぶ。東北6県の10酒蔵30銘柄以上の地酒が用意され「地酒Barとうほく」も登場する。開催時間は10時~20時(最終日は17時閉場)。フードコートは10時30分~19時15分(最終日は15時45分でオーダーストップ)。3月8日まで。

大阪市議会「副首都推進局」設置 府議会も月内可決へ

大阪市議会「副首都推進局」設置 府議会も月内可決へ

大阪市議会は3月1日、本会議で副首都化推進の中核を担う府市共同組織「副首都推進局」の設置条例案を大阪維新の会と公明党の賛成多数で可決した。大阪府議会でも3月中に可決され、4月に設置される見通し。副首都推進局が設置されれば、大阪維新の会は「大阪都構想」の設計図の修正に向けた議論も同局で進めたい考えだ。
吉村洋文市長は同日、「環境科学研究センター」を市が新設する条例案を市議会に提出。府立と市立の研究所統合に向けた駆け引きも本格化する。

関西の音楽支えたライブハウス「難波ロケッツ」2/29閉店

関西の音楽支えたライブハウス「難波ロケッツ」2/29閉店

1991年のオープンから25年にわたって歴史を重ねてきた大阪・難波エリアを代表するライブハウス「難波ロケッツ」が2月29日閉店した。
90年代には、オープン当初からロケッツを拠点としていたラルク・アン・シエルを筆頭とする当時のヴィジュアル系バンドの”聖地”というイメージが強いが、深夜はクラブとして田中フミヤや石野卓球など、もっと他の”顔”を持ち合わせていたハコだった。それだけに、あらゆるジャンルの音楽ファンから閉店を惜しむ声が絶えないという。

大阪府15年の宿泊施設稼働率85.2%で2年連続1位

大阪府15年の宿泊施設稼働率85.2%で2年連続1位

大阪府観光局によると、2015年1年間の大阪府の宿泊施設稼働率は85.2%で東京を押さえて、2年連続の全国1位となった。また、大阪府の宿泊者数は934万人に上った。
全国平均の宿泊施設稼働率も前年より3%以上高くなったが、3位の京都で71.4%、4位の愛知で70.9%であり、大阪と東京が突出して高い稼働率となっている。
ハリー・ポッターをはじめとしたユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)人気などで、中国を中心とした訪日外国人観光客の需要が引き続き好調なことがこの要因だが、関係者の間ではこれ以上増えると、予約が取れず料金が高騰するなど敬遠されるようになる-との指摘もあるほど。
なお、インバウンド効果は周辺部にも及んでいて、滋賀県と奈良県では外国人の「延べ宿泊者数」が前年の約2倍に増えている。

斉藤和義、トータス松本ら66年生まれ4/3大阪に集結

斉藤和義、トータス松本ら66年生まれ4/3大阪に集結

1966年生まれ=「丙午(ひのえうま)」生まれのミュージシャンたちが集結するイベント『ROOTS66-Naughty50-』が4月3日、大阪城ホールで10年ぶりに開催される。
2006年に『ROOTS66-DON’T TRUST OVER40-』と題して東京、大阪で行われたこのイベント。その時に出演した宮田和弥、田島貴男、斉藤和義、スガシカオ、トータス松本に加え、今回は大槻ケンヂ、渡辺美里、吉井和哉、谷中敦らが初参戦。ゲストにはメンバー4人中3人が66年生まれというエレファントカシマシも登場、個性派ぞろいの66年生まれのミュージシャンたちが一堂に会する。

西梅田で3月中旬ラーメンフェス 全国から著名20店集結

西梅田で3月中旬ラーメンフェス 全国から著名20店集結

大阪・西梅田スクエア(大阪市北区)で3月10~21日、全国の著名ラーメン店20店が集結し、「天下統一ラーメンバトル」が開催される。期間中の来場者10万人を見込む。
前半(3月10~15日)、後半(3月16~21日)で各10店ずつ出店し、東軍と西軍に分かれて、食べられた杯の数を競う。ラーメンチケット制で1杯800円。塩、しょうゆ、みそ、豚骨、魚介など日本全国の多種多様な人気ラーメンを味わうことができる。3月20日に最終審査でグランプリを決定する。

シャープ「偶発債務」で交渉延長 契約締結は3月上旬

シャープ「偶発債務」で交渉延長 契約締結は3月上旬

シャープの高橋興三社長は2月26日、中国で鴻海精密工業の郭台銘会長と会談した。これはシャープの、将来返済義務が発生する恐れのある「偶発債務」を巡って、鴻海が支援契約の締結を巡って締結を保留しているもの。
鴻海がリスクを精査する時間が必要になったため、両社は2月29日としていた交渉期限を延長することで合意した。契約締結は3月上旬にずれ込む見通しとなった。

シャープ 鴻海傘下に 臨時取締役会で決議

シャープ 鴻海傘下に 臨時取締役会で決議

経営再建中のシャープは2月25日、臨時取締役会で台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業による支援を受け入れることを決議した。鴻海が6500億円を投じてシャープを買収する内容で、月内の合意を目指して最終調整を進める。
鴻海が提示した案が、官民ファンドの産業革新機構の支援策を上回ると判断した。これにより、国内大手家電の一角を占めるシャープが外資傘下に入ることになった。

東大阪市役所で「下町ロケット」企画展 佃製部品も展示

東大阪市役所で「下町ロケット」企画展 佃製部品も展示

東大阪市役所本庁舎1階ロビーで2月24日、2015年放送されたTBSドラマ「下町ロケット」の特別展示が始まった。池井戸潤さん原作の同名小説をドラマ化した同作品は、阿部寛さん主演で10月18~12月20日まで放送された。国産ロケットエンジンや心臓人工弁の開発をめぐる町工場、佃製作所の姿を描き、視聴者の共感を呼び高視聴率を記録した。
同展では、ドラマで使用したバルブや人工弁、佃製作所・帝国重工の制服など約30点を展示。ドラマの制作で、撮影協力したフジキン(大阪市北区)の大阪工場(東大阪市)で開発・製造され、実際に宇宙関連施設やロケットに使われている部品なども展示されている。
3月16日まで。展示時間は9時~17時30分。

大阪府の人口883万人で68年ぶり減少 世帯数は増加

大阪府の人口883万人で68年ぶり減少 世帯数は増加

大阪府が2月22日発表した国勢調査の速報値(2015年10月1日現在)によると、68年ぶりに人口が減少する見通しだ。前回5年前の調査から2万6337人(0.3%)減の883万8908人だった。
大阪市など10市町で増えたが、門真市など33市町で減少した。府は少子高齢化で2040年には750万人に減ると予測している。男性が前回調査から3万485人減の425万5081人、女性が同4148人増の458万3827人だった。世帯数は同約9万世帯増の392万1923世帯。高齢者の単身世帯の増加や核家族化が影響しているとみられる。
市町村別で最も減ったのは門真市(7474人減)で、東大阪市(6928人減)がこれに次ぐ。一方、最も増えたのは大阪市(2万6428人増)、2番目が吹田市(1万8728人増)だった。

関西国際空港で国内流行回避へジカ熱の水際対策強化

関西国際空港で国内流行回避へジカ熱の水際対策強化

関西国際空港で、ジカ熱の国内流行を防ぐため、検査体制を整えるなど水際対策が取られている。関空の入国審査場では、サーモグラフィーによる検査を強化したり、ポスターを掲示するなどして、同空港を離発着する利用者にジカ熱への注意を促している。
ジカ熱は中南米で大流行し、妊婦がウイルス感染すると、脳の発育が不十分な「小頭症」の子供が生まれる可能性があると指摘されている。