2016/03/01

大阪府15年の宿泊施設稼働率85.2%で2年連続1位

大阪府15年の宿泊施設稼働率85.2%で2年連続1位

大阪府観光局によると、2015年1年間の大阪府の宿泊施設稼働率は85.2%で東京を押さえて、2年連続の全国1位となった。また、大阪府の宿泊者数は934万人に上った。
全国平均の宿泊施設稼働率も前年より3%以上高くなったが、3位の京都で71.4%、4位の愛知で70.9%であり、大阪と東京が突出して高い稼働率となっている。
ハリー・ポッターをはじめとしたユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)人気などで、中国を中心とした訪日外国人観光客の需要が引き続き好調なことがこの要因だが、関係者の間ではこれ以上増えると、予約が取れず料金が高騰するなど敬遠されるようになる-との指摘もあるほど。
なお、インバウンド効果は周辺部にも及んでいて、滋賀県と奈良県では外国人の「延べ宿泊者数」が前年の約2倍に増えている。