3/23は大阪、京都、奈良も サクラの開花全国で続々

3/23は大阪、京都、奈良も サクラの開花全国で続々

桜(ソメイヨシノ)の開花が全国で進んでいる。気象庁によると、3月23日には大阪、京都、奈良の近畿はじめ、横浜、前橋、熊谷、甲府、広島、松江、鳥取、松山、佐賀の各都市で開花した。
今年は、24日から寒気が日本列島を覆うことから一気に気温が低下、3、4日間、気温の低い状況が続くことから、気象庁などでは見ごろの状態が例年よりは長くなるのではないかとみている。
同庁ではこれまでに福岡(3/19)、名古屋(3/19)、岐阜(3/20)、東京(3/21)、和歌山(3/22)、長崎(3/22)、熊本(3/22)の各都市で開花したと発表している。

阪堺電車の現役最古の復元車両「モ161号車」運行

阪堺電車の現役最古の復元車両「モ161号車」運行

大阪唯一の路面電車を運行する阪堺電気軌道(阪堺電車)は3月27~4月2日、日本で現役最古の車両「モ161形車」の復元車両「モ161号車」を通常運行する。
運行日および運行区間は3月27日・4月2日=我孫子道~恵美須町と我孫子道~天王寺駅前、3月28~4月1日=我孫子道~恵美須町。鉄道ファンの間では、レトロな雰囲気に根強い人気がある。
1928(昭和3)年製造のモ161号車は、2011年に内外装を1965(昭和40)年当時の姿に復元した車両。2015年も期間限定で通常運行が行われたが、通常は貸し切り専用となっている。

グランフロント大阪に新感覚かき氷店 関西初出店

グランフロント大阪に新感覚かき氷店 関西初出店

グランフロント大阪南館(大阪市北区)7階に3月19日、新感覚かき氷の専門店「アイスモンスター」がオープンした。日本では東京・表参道店(東京都渋谷区)に次ぎ2カ所目、関西では初出店となる。座席は100席。運営はアイスモンスタージャパン(東京都港区)。台湾に「マンゴーかき氷ブーム」をもたらしたフランク・ロー(羅駿樺)さんがオーナー。
日本の一般的なかき氷と異なるのが、ふわふわのその食感。一見、大工が鉋(かんな)で削り出したような極薄の氷の層を、1人前で小玉スイカほど小山のように積み上げて提供。氷はふわふわの綿菓子のように柔らかい。
定番メニューはマンゴーシャーベットとパンナコッタ、マンゴーの果実にマンゴーソースをからめた「マンゴーかき氷」(1500円)、「タピオカミルクティーかき氷」(1000円)、「コーヒーかき氷」(1200円)、オープンを記念して季節限定の新フレーバー「桜ミルクかき氷」(1300円)などがある。

50社参加し「万博鉄道まつり」ミニSL試乗などに長い列

50社参加し「万博鉄道まつり」ミニSL試乗などに長い列

日本最大の屋外鉄道イベントとして知られる「万博鉄道まつり2016」が3月19、20日の両日、吹田市の万博記念公園で開催された。両日はJRや私鉄、地下鉄など全国の鉄道約50社が参加し、家族連れや鉄道ファンらでにぎわった。
中でも人気を集めたのがミニSLやミニ新幹線、ミニ阪急電車の体験試乗で、順番を待つ家族連れの長い列ができていた。
会場には各社のブースが並び、オリジナル鉄道グッズなどを販売。駅弁やご当地グルメが味わえるコーナーも用意され、にぎわいをみせていた。またステージでは、東日本大震災の被災地を支援するチャリティーオークションが行われた。

大阪市立大学で五代友厚銅像除幕式 ディーンさん登場

大阪市立大学で五代友厚銅像除幕式 ディーンさん登場

大阪市立大学杉本キャンパス(大阪市住吉区)で3月19日、大阪商工会議所の初代会頭、五代友厚の銅像の除幕式が行われた。銅像は高さ3.4㍍。
式にはNHK連続テレビ小説「あさが来た」で五代友厚役を演じ、一躍人気を博した俳優ディーン・フジオカさんがサプライズで姿を見せ、約500人の観衆が湧き上がった。
あいさつしたディーンさんは「五代さんとまた、こうやって向き合えて感無量です。五代さんのようにチャレンジ精神を持って、世の中の荒波に飛び込んで」と熱いメッセージを送った。

春の訪れ告げる若ごぼう 大阪・八尾市で出荷ピーク

春の訪れ告げる若ごぼう 大阪・八尾市で出荷ピーク

大阪・八尾市の特産品で、春の訪れを告げる野菜として大阪府民に親しまれている「八尾若ごぼう」がいま出荷ピークを迎えている。
出荷は4月中旬まで続く見込みで、府内のスーパーなどで例年並みの1束(約500~600㌘)350~450円で販売されている。
八尾若ごぼうは大正時代から栽培されるようになったといわれ、現在同市の南高安地区を中心に約100軒の農家が栽培、年間300㌧超が市内で収穫されている。
食物繊維やカルシウム、鉄分が豊富で、毛細血管を強化したり決戦を防いで血流をスムーズにする働きがあるとされ、健康食材としても人気がある。

泉州水なす 新たな食材としての魅力に注目集まる

泉州水なす 新たな食材としての魅力に注目集まる

大阪・泉州地域の特産品「水なす」といえば夏の漬物があまりにも有名で、地元周辺ではそれ以外考えられなかった。ところがいま、その泉州水なすがスイーツや夏季だけでなく冬季を含めた新たな食材として取り上げられ、様々なレシピに組み込まれ、その魅力に注目が集まっている。
兵庫ではスイーツ使われに、東京の百貨店では夏の販売価格の6~7倍もの売値で、漬物ではない、生ハム巻きやカルパッチョなどの食材として使われ、いま冬季の新鮮野菜の一つとして人気となっている。
とはいえ、この水なす、冬に栽培するのは難しい。ビニールハウスで25~30度に保った状態で栽培しなければならず、夏のコストの2倍はかかる。しかし、そうして育てた水なすは夏場の露地ものより皮がやわらかくて甘い。水なすがこんなに甘いとは知らなかったとの声も多い。泉州水なすの食材としても魅力は、まだまだ広がりそうだ。

天王寺に33通貨扱う外貨両替店「トラベレックス」

天王寺に33通貨扱う外貨両替店「トラベレックス」

JR天王寺駅中央改札前の日本旅行TiS天王寺支店(大阪市天王寺区)内に3月17日、外貨両替店「トラベレックスTiS天王寺店」がオープンした。運営はトラベレックスジャパン(東京都港区)。
主なサービスは33通貨を取り扱う外貨両替、キャッシュパスポート(海外専用プリペイドカード)やSIMカードなどの販売、ウエスタンユニオン国際送金サービス。
トラベレックスグループは世界の国際空港・主要都市に1500店舗以上の外貨両替直営店、1250台以上のATMを運営するほか、銀行、旅行会社、スーパーマーケットなどのパートナーと外貨両替で提携しており、ネットワークは現在100カ国・2万カ所以上という。天王寺店は国内75店舗目。

USJ 3/18から世界最大の高低差のフライングコースター

USJ 3/18から世界最大の高低差のフライングコースター

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)開業15周年記念の新アトラクション『ザ・フライング・ダイナソー』が3月18日からオープンする。全長1124㍍という世界最長のコース、落下高度37.8㍍という世界最大の高低差が生み出す重力、そしてジュラシックパークの世界観が味わえるフライングコースターが3月16日、報道陣に公開された。
最初は座席型コースターのように椅子に座って乗車するが、スタート時にそのまま座席が前に90度倒れ、鳥が大空を飛ぶように顔と胸が下を向いた態勢に。恐竜・プテラノドンに掴まれたような状態で、ファーストドロップで地上50㍍から真っ逆さま、さらに360度を5回転するトルネードや、地下トンネルへ潜ったりと、普通のジェットコースターでは決して味わえない恐怖とスリルの連続に、思わず叫ばずにはいられない。

東大阪のラーメン店養成所に外国人観光客の予約殺到

東大阪のラーメン店養成所に外国人観光客の予約殺到

大阪府東大阪市にあるラーメン店開業を目指す人の養成所「ラーメン屋育成ジム」は、大阪を訪れる外国人観光客の人気スポットと化し、40カ国以上から予約が殺到。外国人向けの1日体験コースは、これまで欧州、アジアなどを中心に300人以上が参加した。
ラーメン好きの外国人の関心が、これまでの「日本で食べたい」から、体験型の「自分でつくってみたい」へ変化してきているのだ。通訳を通してスープのほか、麺やチャーシューなどのつくり方、ラーメンの調理技術、そして経営ノウハウまで、料金は5万円と決して安くはない。しかし、自分で「RAMENNつくりたい!」の思いは、半端なものではないようだ。

関空 建設中の第3ターミナル公開 国際線用に

関空 建設中の第3ターミナル公開 国際線専用に

格安航空会社(LCC)の拠点空港を目指す関西国際空港が、建設中の第3ターミナルを報道陣に公開した。関西空港で3つ目となるターミナルは手狭となったLCC専用の第2ターミナルに隣接し、コの字に拡張する形で建設が進んでいる。
建物は一部平屋建てで完成後、第2ターミナルを国内線、第3ターミナルを国際線専用として使用する予定で、引き続き増加傾向にあるLCC利用者をさらに取り込むのが狙い。
第3ターミナルにはピーチ・アビエーションと春秋航空の参入がすでに決まっている。飛行機を駐機させるスポットはすでに完成しており、完成前の3月31日に、まずスポットのみ供用を開始する予定。

大阪・本町で「船場フォーラム2016」船場を知りたい

大阪・本町で「船場フォーラム2016」船場を知りたい

大阪市中央区本町の北御堂・津村ホールで3月12日、「船場フォーラム2016」が開催された。主催は「船場げんきの会」。
「船場を知りたい」をテーマにした今回は、柏木陸照中央区長はじめ、地元の住民や企業・団体の関係者ら189人が参加した。今回の参加者は女性が41%(昨年30%)を占め、地元住民も昨年を上回る人数が来場した。
今回はこれまでの取り組みを紹介した後、昔の船場の様子を振り返りながら、現在の様子と比較するフォトムービーを上映した。「船場いまむかしトークショー」と題したプログラムでは、船場を古くから知る地域の店舗経営者らが、時代とともに変化してきた街の姿を語ったほか、船場を生活・労働の場とする住民らが、自身の日常と船場の関わりを紹介したうえで、タワーマンションの増加をはじめとする地域の構造変化について言及した。
参加者からは、「大阪ことばを残したい」との意見や、戦争で消失してしまった南船場の記憶など、テーマに共鳴した発言が多く寄せられた。
同フォーラムは「船場の魅力的なまちづくり」をコンセプトに活動、2005年から開いており、今年で12回目。

文楽の語り手と芸名を「太夫」に 60年ぶりに統一

文楽の語り手と芸名を「太夫」に 60年ぶりに統一

文楽協会などは、人形浄瑠璃「文楽」の芸名につけられる「大夫」の表記を「大きい」という漢字から「太い」という漢字に変更すると発表した。
これまで文楽の世界では「たゆう」という言葉は「一般的な語り手を指す場合は「太い」、それぞれの芸名では人間国宝の竹本住大夫さんのように「大きい」で表記されてきた。
芸名の「たゆう」の表記については、義太夫節で知られる江戸時代の竹本義太夫は「太い」を使っていた。そこで技芸員の中から、竹本義太夫にならって「太い」にそろえたいという声が挙がり、今回およそ60年ぶりに統一することになった。
大阪・日本橋の国立文楽劇場は4月2日に初日を迎える春の公演から表記を統一する予定。

一億総活躍社会の実現に向け大阪市で対話集会 政府

一億総活躍社会の実現に向け大阪市で対話集会 政府

政府は大阪市で、一億総活躍社会の実現に向けた対話集会を開いた。参加者からは保育の受け皿のさらなる拡大や、長時間労働を是正するため、より強制力のある法整備を求める意見などが出された。
具体的には、「妊娠・出産を機に退職した女性が再就職するには、仕事を探す段階から子供を預けられる保育所が必要だ」という意見や、「介護施設では利用者の状態が改善し、要介護度が下がると介護報酬が減る。頑張れば頑張るほど、介護施設の収入は減るという矛盾がある」などの指摘が出された。
政府は一億総活躍社会の実現に向けた工程表「ニッポン一億総活躍プラン」を5月にも取りまとめる予定。

ペット樹脂を生物分解する細菌に「堺」の名を採用

ペット樹脂を生物分解する細菌に「堺」の名を採用

京都工芸繊維大学や慶応大学などの研究グループは、PET(ポリエチレンテレフタレート)ボトルや衣服の素材として利用されているPET樹脂を分解する微生物=細菌を発見した。今回、PET樹脂を分解する細菌が、大阪府堺市で採取したサンプルから見つかったため、「イデオネラサカイエンシス」と堺の地名を入れた名前が付けられた。
PET樹脂はこれまで、微生物などでの分解はできないとされていた。そのためリサイクルには、膨大な熱エネルギーが必要でコストがかかりすぎ、「環境にやさしい」などの理念とは裏腹に、実際には回収されたPET樹脂の一部しかリサイクルされていなかった。
だが、今回の細菌発見により今後、微生物分解による、環境にやさしいリサイクルが推進されると期待される。

アンチ串カツ、大阪新世界に3/12屋台村オープン

アンチ串カツ、大阪新世界に3/12屋台村オープン

大阪新世界に3月12日、「アンチ串カツ」を掲げ、串カツ以外の串料理はじめ握り寿司、焼き物、揚げ物などの”うまいもん”を集めた屋台村「大阪新世界横丁」が、ジャンジャン横丁の近くの路地裏にオープンする。
店舗は、炭火牛串焼きや焼き鳥スタンド、立ち呑みなどの6店舗で、入った店でドリンクを注文すれば各店の料理が自由に注文できるスタイル。この道40年のベテラン職人が握る寿司があれば、女の子が焼いてくれる浜焼きもある。そして、アンチ串カツといいながら、実は串揚げ店も入店している。そんな大阪の”ごちゃまぜ感”もウリだ。

なんばパークスにDIY女子対象に「DIYスクール」

なんばパークスにDIY女子対象に「DIYスクール」

なんばパークス(大阪市浪速区)5階に3月12日、DIYライフスタイルスクール「DIY FOCTORY STUDIY」がオープンする。運営するのは大都(同生野区)。店舗面積は25坪。
DIYに関心がある女性が約6割いるという調査結果にもかかわらず、実践できていない女性が多い現状を踏まえ、「DIYをやってみたいけど、何から始めればよいか分からない」という層に向けて、同スクールを企画した。
20~30歳前後の住まいに関心がある女性がターゲット。受講料はポイント制で、自分の気になるレッスンを自由に選べる。電動工具や木材加工などの基本を学ぶレッスンや、キッチンやリビングなどのシーン別にモデルコースを提案するレッスンも用意する。1レッスン当たりの所要時間は約2時間。入会金5400円。1ポイント1250円(3ポイントで1レッスン受講可能)。

大阪狭山市「ため池水素発電」事業化 全2.5万世帯へ供給

大阪狭山市「ため池水素発電」事業化 全2.5万世帯へ供給

大阪府大阪狭山市が100%出資する事業会社「メルシー for SAYAMA」が、4月からの新年度、国内最古のダム式ため池「狭山池」の水から生成した水素で発電する事業を始める。
池の水を電気分解し、水素を発生させる。水素発電は再生可能エネルギーとして注目されているが、自治体が出資する企業が取り組むのは異例。平成32年度にも事業を本格化させ、同市内の全戸約2万5000世帯への供給を目指す。
国の補助金や民間企業からの出資、融資などで事業を進める方針で、メルシーと民間企業6社は事業化に向けた研究会を立ち上げた。3月の会合では新たに5社が加わり、今後も合流する企業があることが報告されている。
28年度は大阪狭山市内にあるため池「大鳥池」の近くに池の水を使って、水素生成と発電を行う施設を設計、建設に着手。メルシーや協力企業が建設費を賄う。電気の地産地消を目指し、当初は公共施設で使用し、出力をアップさせ、32年度にも市内全域に広げ、全世帯分を賄う計画。

大阪城天守閣の年間入館者212万人 32年ぶり最多更新

大阪城天守閣の年間入館者212万人 32年ぶり最多更新

大阪城天守閣(大阪市中央区)の平成27年度の年間入館者数は212万4790人を突破し、32年ぶりに過去最高記録を更新したことが3月7日、分かった。
「大坂夏の陣」(1615年)から400年の関連イベントに加え、訪日外国人観光客の増加が寄与したという。記録更新を記念して3月19日から入館者にオリジナルグッズをプレゼントすることを企画している。
天守閣の入館者数は昭和58年度に「大阪築城400年まつり」を開催した際、最高記録を樹立。その後は年間150万人前後で推移していた。だが、中国を中心とした外国人観光客の増加に伴って、平成26年度には184万人を数え、27年度はさらに約30万人も上乗せした。

藤原紀香さんが消防イベントの広報大使に 通天閣で任命式

藤原紀香さんが消防イベントの広報大使に 通天閣で任命式

大阪南港で6月に開催される「IFCAA(イフカ)2016 OSAKA」のPRアンバサダー(広報大使)に起用された藤原紀香さんの任命式が3月2日、通天閣(大阪市浪速区)で行われた。
IFCAAは6月8~11日、日本とアジア地域の消防の交流を図ることを目的に行われるイベント・会議の総称。ATC(アジア太平洋トレードセンター)ホールで「大阪国際消防防災展」(6月10・11日)、「消防防災・国際救助隊合同訓練」(同10日)などに一般来場者向けイベントのほか、「第29回アジア消防長協会総会」「第68回全国消防長会総会」などが予定されている。10日のオープニングセレモニーに藤原さんも来場する。
この日は大阪市の吉村洋文市長が藤原さんにPRアンバサダーの任命書を贈ったほか、大阪市消防局の打明茂樹局長がタスキを掛けた。
藤原さんは大阪市消防局が協力した、2014年にNHKで放送されたドラマ「ボーダーライン」の救急救命士役を演じている。当時のことに触れ、消防局の業務に「生半可なことではできない。消防のスピリッツに感動しました」と語っていた。