関西の名店集結 5/3~5 大阪・堂島でフードフェスタ

関西の名店集結 5/3~5 大阪・堂島でフードフェスタ

関西の名店が集結し5月3~5日、フードフェスタ『FOOD SONIC 2016』が大阪市福島区のほたるまち(朝日放送・堂島リバーフォーラム周辺)で開催される。
夏の音楽フェスタ『SUMMER SONIC』の兄弟イベントで、初開催の昨年は大阪城ホールで入場料が必要だったが、今回は無料でパワーアップした内容となっている。
スペシャル、名店、ワールド、麺バカ、スイーツとジャンル分けされ、バリエーション豊かな約32店舗が参加する。中国料理、割烹料理、行列ができるおでん屋など、食べ歩きが好きな人にとってはたまらない店が揃っている。
また、イベントとして人気ブロガーによる座談会、注目アーティストによるライブなどが予定されている。

日産 大阪府に電気自動車「e-NV200」3年間無償貸与

日産 大阪府に電気自動車「e-NV200」3年間無償貸与

日産自動車は4月22日、大阪府に電気自動車(EV)「e-NV200」を3年間無償貸与すると発表した。納車式は同日、大阪府公館で大阪府の新井純副知事、日産自動車や地元販売会社の代表者らが出席して執り行われた。
大阪府では、「クリーンであること」「多量の電気が供給できること」「静粛性が高いこと」といった「e-NV200」の特長を最大限生かし、防災拠点などでの非常用電源や排出ガスが課題となるトンネル内での移動手段、環境サンプリング時や夜間工事現場で使用する機器への給電などに活用される予定。

司馬さんの壮年期の作品世界を紹介 没後20年記念企画展

司馬さんの壮年期の作品世界を紹介 没後20年記念企画展

没後20年を迎えた作家、司馬遼太郎さんの壮年期の作品世界を紹介する企画展「司馬遼太郎の軌跡2『竜馬がゆく』~『坂の上の雲』『花神』」が4月19日から大阪府東大阪市下小阪の司馬遼太郎記念館で開かれている。
後にベストセラー作品となる数本の骨太の連載小説を同時に抱え、精力的な仕事ぶりがクローズアップされている。企画展では『竜馬がゆく』の連載を開始した昭和37年から『坂の上の雲』『花神』の連載が終わるころまでの約10年間に焦点を当てている。
この時期には既述の作品のほかに『新選組血風録』(37~38年)、『燃えよ剣』(37~39年)、『国盗り物語』(38~41年)など、複数の連載小説をほぼ同時平行で執筆。また、短編小説、エッセー、対談などもこなし、驚くべき仕事量だったことがうかがえる。

東大阪市・布施の映画館で落語会月亭方正さんら高座へ

東大阪市・布施の映画館で落語会 月亭方正さんら高座へ

映画以外のイベントでも布施を盛り上げたいと、近鉄・布施駅近くの映画館「布施ラインシネマ」(東大阪市足代新町)で4月24日、落語会「方正・三幸・あおば三人会」が開かれる。同館で落語会を開くのは今回が初めて。
月亭八方さんに弟子入りし、改名して3年目を迎える月亭方正さん、桂三枝(現・六代目文枝)さんに弟子入りする前にM-1に出場したこともある桂三幸さん、桂ざこばさんの弟子、桂あおばさんの三人が出演する。午後6時30分開場、同7時開演。チケットは前売り2000円、当日2500円。

井山さん、囲碁で史上初 七冠の偉業達成

井山さん、囲碁で史上初 七冠の偉業達成

囲碁の七大タイトルのうち6つのタイトルを保持していた東大阪市出身の井山裕太六冠(26)が4月20日、東京で行われた対局に勝ち、「十段」のタイトルを獲得し、囲碁では史上初めてとなる七冠を達成した。
「十段」のタイトルを懸けた十段戦五番勝負の第4局が20日、東京・千代田区の日本棋院で行われ、井山さんはタイトル保持者の伊田篤史十段(22)に挑んだ。対局は午前10時から始まり一進一退の後、終盤、優位に展開を進めた井山さんが午後5時21分勝利を収めた。
この結果、井山さんが3勝1敗で十段のタイトルを獲得し、「棋聖」「名人」「本因坊」「天元」「王座」「碁聖」と合わせ、七大タイトルすべてを独占する前人未到の偉業を成し遂げた。

大阪府営住宅 熊本地震被災者に無償提供 大阪市も

大阪府営住宅 熊本地震被災者に無償提供 大阪市も

大阪府の松井知事は4月20日、地震で自宅が大きな被害を受けた熊本県などの被災者を対象にした府営住宅を無償で提供することを明らかにした。
府が提供するのは堺市や高槻市など13の市にある府営住宅。4月28日から90戸が入居可能で、府は最終的に300個を用意したいとしている。入居できる期間は原則1年いないで、延長も可能だという。府では20日から入居に関する相談を受け付けている。電話番号は06-6210-9779。
また、大阪市も市営住宅50戸を1年間無償で提供する。市の住宅部管理課で20日から申し込みを受け付けている。

大阪府・大阪市共同で新大学設置方針決まる

大阪府・大阪市共同で新大学設置方針決まる

大阪府立大学と市立大学の統合問題で、新大学は府と市で共同設置する方針が決まった。
4月19日開かれた副首都推進本部会議で大阪府の松井一郎知事は、財源の面からこれまで市立大学が主張してきた、府立大を吸収する形での単独設置に反対。市立大学側に共同設置を迫った。
これを受け、市立大の荒川哲男学長はこれまでの方針を一転、「設置団体は我々が決めることではないので、共同設置で結構」と応じ、共同設置することが決まった。この結果、6年後の新大学発足に向けてにわかに動き始めた。

地産地消の担い手求む! 大阪府が就農支援相談会

地産地消の担い手農家求む! 大阪府が就農支援相談会

大阪府内で就農を目指す人たちを支援する「大阪府就農ガイダンス・相談会」が4月16日、大阪市中央区のハローワークプラザ難波で開かれ、熱心な参加者たちが新人農家の体験談に耳を傾けたり、個別相談会で情報を集めて、就農実現のチャンスを探った。
地産地消志向や自然と親しむライフスタイルに関心が高まる中、都市近郊で農業を目指す人たちが増えている。
府環境農村水産部農政室推進課が主催。同課では原則毎週木曜日に就農相談に応じているが、仕事に就いている人も相談しやすいように、就農支援に直結する情報提供や、個別相談などを連動したセミナーを週末に開催することを決めた。
ガイダンスでは同課担当者が大阪農業の現状や就農の基本知識などを説明。大阪の農業産出額は近年、やや減少傾向にある半面、直売所の売上額が8年間で3.3倍に増加。府民が地元産の農産物を信頼して買い求める地産地消志向の高まりを物語っている。

大阪などで本を通じた交流「ブックフェスタ」開幕

大阪などで本を通じた交流「ブックフェスタ」開幕

カフェ、病院、寺などにメッセージを添えたお気に入りの本を持ち寄り、ホンの貸し借りを通じて交流を楽しむ私設図書館「まちライブラリー」のイベント「ブックフェスタ in 関西」が4月16日、大阪など近畿2府4県で始まった。
まちライブラリーと公共図書館、書店などが協力して展開する”本の祭典”で、5月15日までの会期中、大阪府内でも絵本の読み聞かせやワークショップなどが予定されている。
まちライブラリーは、大阪府立大客員研究員の礒井純充(いそい・よしみつ)氏らが提唱し、平成23年に大阪で始まった。本には寄贈者のメッセージカードが付けられ、読んだ人はカードに感想を書き込むのが特徴で、見知らぬ人同士が交流できるのが魅力だ。大阪市内では初日の16日に12のイベントが行われた。

関西電力が熊本地震被災地へ電源車・復旧チーム派遣

関西電力が熊本地震被災地へ電源車・復旧チーム派遣

熊本地震により、現地での生活への影響が広がる中、関西電力は4月17日、停電している被災地の復旧に向けた支援チームを派遣した。九州電力の要請を受け、停電している地域に電気を送る発電機車など作業車23台と、社員47人を派遣した。
熊本県内では7万7900戸が停電となっており、復旧作業が続けられている。しかし、引き続き活発な地震活動による余震の頻発などで、鉄塔の倒壊の恐れがあることから、関西電力のチームは被災地で、万が一に備えたバックアップ電源として協力するという。
約1週間の滞在予定で、状況によっては損傷している配電設備など復旧作業の支援にもあたりたいとしている。

13年ぶり大阪上演、劇団四季『キャッツ』が成功祈願

13年ぶり大阪上演、劇団四季『キャッツ』が成功祈願

7月16日から大阪で4度目、13年ぶりに上演される劇団四季の『キャッツ』。その成功を祈願して、キャストらが今宮戎神社(大阪市浪速区)に参拝した。
神社の厳かな雰囲気とは全く馴染まない、キャッツの派手なステージ衣装を身にまとい、いずれも神妙な面持ちで参拝したメンバーたちとのコンストラストが印象的だった。
キャッツは1983年の初演時は日本初のロングラン公演として注目を集め、大阪では前回約1年10カ月で公演回数688回、66万9000人の動員を記録している。今回の公演は大阪四季劇場(大阪市北区)で11月30日まで。前売りは4月23日から。

ルクア大阪 初年度来館者数7700万人 売上は計画通り

ルクア大阪 初年度来館者数7700万人 売上は計画通り

JR大阪駅の商業施設「ルクア大阪」(大阪市北区)の初年度来館者数が7700万人に達した。2015年4月1日~16年3月31日の来館者数で、目標の7000万人を開業後11カ月で突破。最終的に東館「ルクア」単体の前年度入店客数のほぼ2倍となる規模となった。売上高は目標の770億円に対して98.8%の761億円とわずかに届かなかったが、ほぼ計画通りだった。
ルクア大阪は大阪駅北口の「ノースゲートビル」東側にある「ルクア」と西側にある「ルクアイーレ」を一体にした商業施設。駅型では国内最大級の店舗数薬360店、売り場面積約5万3000平方㍍を誇る。ルクアは2011年5月、ルクアイーレは15年4月にそれぞれオープンした。

全国初 大阪・大正区が修学旅行をコーディネート

全国初 大阪・大正区が修学旅行をコーディネート

大阪市大正区が全国で初めて、修学旅行を区内の工場見学に呼び込む事業を始める。区は学校からコーディネート料をもらって、区内42社の工場のツアーを組んで案内もする。
すでに12の学校から予約が入っているということで、区は将来、見学した生徒が住んでくれればと期待を寄せている。

シャープがロボット型携帯電話「ロボホン」発売

シャープがロボット型携帯電話「ロボホン」発売

シャープは4月14日、ロボット型の携帯電話「RoBoHoN(ロボホン)」を5月26日に発売すると発表した。体長19.5㌢、重さ390㌘の小型ロボットで、ニ足歩行もできる。価格は19万8000円(税別)。専用サイトなどを通じて14日から予約販売を始めた。
受話器として使えるほか、メールを送受信したり、静止画や動画を撮影したり、画像を投影するプロジェクター機能も備えている。

「王羲之から空海へ」日中の名筆集結 市立美術館で特別展

「王羲之から空海へ」日中の名筆集結 市立美術館で特別展

日本と中国の名筆を集めた特別展「王羲之から空海へ 日中の名筆 漢字とかなの競演」が4月12~5月22日まで、大阪市立美術館で開かれる。期間中、中国書蹟約90点、日本書蹟約120点、途中の展示替えにより国宝や重要文化財含む約230点が展示される。
中国からは王羲之(おうぎし)から鷗陽詢(おうようじゅん)ら唐代初めの三大家、蘇軾(そしょく)ら宋代の四大家を経て明代末期~清代初めの王鐸(おうたく) らに至る大家の作品群、日本から空海ら三筆、小野道風ら三跡から、「高野切(こうやぎれ)」をはじめとする平安期古筆の名作を経て、江戸時代にいたる作品群を揃える。
開館時間は9時30分~17時。月曜休館(休日の場合は翌平日)。入館料は一般1300円、高校・大学生1000円、中学生以下無料。
大阪市立美術館80周年、日本書芸院創立70周年記念事業として開催。

シャープ 17年春の新卒採用約2倍の290人を計画

シャープ 17年春の新卒採用約2倍の290人を計画

経営再建中のシャープは4月11日、2017年春の新卒採用数を2016年春の実績(151人)の2倍弱の290人とする計画を発表した。内訳は大卒200人(16年121人)、高卒90人(同30人)。
シャープは2015年に3200人以上の希望退職を断行、若手の自主退職も相次いでいる。こうした状況を受け、事業を推進する各カンパニーから聞き取りを行ったところ、人員増を求める声が高まっていたという。この採用計画は、親会社となることが決まった台湾の鴻海精密工業に報告し、11日発表した。

大阪・船場の「花外楼」五代ゆかりの地として人気

大阪・船場の「花外楼」五代ゆかりの地として人気

大阪・船場の日本料理店「花外楼(かがいろう)」(大阪市中央区)が4月10日、改築から1周年を迎えた。改築、営業再開後は学者や専門家など識者を招き昼食付きイベントを開催。加えて、4月2日に終了したNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」ゆかりの場所として、訪れる人が多い。
同店は3月に話題となった五代友厚(薩摩藩出身で大阪商工会議所初代会頭)をテーマとしたことから、最大60人の定員を上回る申し込みがあったという。五代の出身地、鹿児島からも団体の来店があった。また今年に入って同ドラマで五代を演じ、大きな話題となり、一躍”時の人”となったディーン・フジオカさんも雑誌の取材を兼ねて来店している。
花外楼は1830(天保元)年、料理旅館「加賀伊」として創業。1875(明治8)年には大久保利通、木戸孝允らによる「大阪会議」がここで行われた。その成功を喜んだ木戸が「花外楼」と名付け、改名を提案したという。店内にはいまも木戸の直筆が残っている。

あべのキューズモールに「ディズニーストア」

あべのキューズモールに「ディズニーストア」

あべのキューズモール(大阪市阿倍野区)1階に4月27日、「ディズニーストアあべのキューズモール店」がオープンする。メインターゲットは大人の女性で、都会の公園のような落ち着いた雰囲気で、大人の女性がゆっくりとショッピングできるよう演出したという。
オープン当日は、同店限定の積み上げて楽しむぬいぐるみ「TSUM TSUM(ツムツム)あべのキューズモール店限定セット」を数量限定販売する。このほか、5月4日の「スター・ウォーズの日」に合わせ、全国のディズニーショップで発売する商品の一部を先行販売する。
4月26日にグランドオープン5周年を迎える「あべのキューズモール」では3月上旬から7月下旬まで、100店舗(新規48店、移転・改装52店)の大規模リニューアルを行う。

パナソニック テレビ事業8年ぶり黒字へ 4Kの好調で

パナソニック テレビ事業8年ぶり黒字へ 4Kの好調で

営業赤字が続いていたパナソニックのテレビ事業が2016年3月期に黒字に転じる見通しとなった。収益力が高い大画面4Kテレビが日本はじめ欧州で好調なためで、営業赤字からの脱却は8年ぶり。
今後はオリンピックなどを控え、大きな買い替え需要も見込まれ、テレビ市場は4K化が進み、成長が期待できるとしている。

大阪府が「民泊」認定第1号 滞在7日条件で普及難

大阪府が「民泊」認定第1号 滞在7日条件で普及難

大阪府は4月8日、マンションの空き部屋などに旅行者を宿泊させることができる、いわゆる「民泊」が可能な物件を初めて認定したと発表した。
大阪府が民泊第1号として認めたのは、東京で民泊を展開する事業者が申請した大東市の物件。この事業者は1Kタイプの部屋に3人から4人を宿泊させることを想定している。4月11日から運営を始める予定。
訪日外国人旅行者の増加に伴い、宿泊施設不足が深刻化する大阪府は、国の特区制度を活用した民泊事業の普及に期待しているが、旅行者が7日間以上滞在することが条件となっているため、現時点では申請は1件にとどまっている。
松井一郎知事は、滞在期間が3日でも民泊ができるよう国に求めていきたいとしている。