大阪・梅田に10月、7,500平方㍍の「うめきたガーデン」

大阪・梅田に10月、7,500平方㍍の「うめきたガーデン」

JR大阪駅北側のエリア「うめきた」の2期区域に10月、花と緑のテーマパーク「うめきたガーデン」が誕生する。
約7,500平方㍍の敷地には、2本の滝が流れる幅30㍍のメインガーデン、華道の精神を庭園づくりにアレンジして、苔や自然石を多用したガレージガーデンといった、日本の植物や伝統を取り入れた庭園が誕生する。
この広大な庭園デザインを手掛けるのは、世界で最も権威のあるガーデンショーとして名高い『英国チェルシーフラワーショー』で、5年連続ゴールドメダルを受賞している庭園デザイナー、石原和幸氏。

履正社 初戦突破 高川学園を退ける 夏の甲子園

履正社 初戦突破 高川学園を退ける 夏の甲子園

第98回全国高校野球選手権第2日は、兵庫県西宮市の甲子園球場で1回戦4試合が行われ、大阪代表で6年ぶり3度目出場の履正社は、初出場の高川学園を5-1で破り、危なげなく2回戦進出を決めた。
履正社は2回、2点三塁打を含む5本の長短打で4点を先制。4-1の7回にも適時打で追加点をあげ突き放した。エース左腕の寺島成輝投手(3年)は140㌔台の中盤ストレートに変化球を織り交ぜ、2安打1失点、11三振を奪う好投だった。

真夏の夜空彩る圧巻 、大輪の花 なにわ淀川花火大会

真夏の夜空彩る圧巻、大輪の花 なにわ淀川花火大会

大阪の夏の夜空を飾る「第28回なにわ淀川花火大会」が8月6日、大阪市淀川区の淀川河川敷で開かれた。
主催者発表で、カップルや家族連れなど40万人以上が会場一帯へ詰め掛け、さながら大輪の花を思わせる豪華絢爛たる花火や水中花火など、真夏の夜を彩る花火を歓声をあげながら楽しんだ。
この花火大会は1989年に「平成淀川花火大会」としてスタート。2006年から「なにわ淀川花火大会」と名称を変更し、開催されている。

世界一の食の都目指せ 大阪市がインバウンド対策セミナー

世界一の食の都目指せ 大阪市がインバウンド対策セミナー

大阪市はこのほど、飲食店関連情報サイト「ぐるなび」(東京都千代田区)と共同で、インバウンド対策セミナーを市内で開いた。飲食関係者ら約400人を前に、有識者らが観光の現状や「おもてなし」の極意を伝授した。
大阪観光局の溝端宏理事長は「食は波及効果が大きく、成長戦略の柱。広い視野を持ち、大阪を世界一の食の都にするという高みを目指してほしい」と呼び掛けた。
両者が6月に結んだ、食文化や観光振興を盛り込んだ包括連携事業の一環。

山崎豊子さんの文学忌「豊子忌」に決まる ズバリ直球で

山崎豊子さんの文学忌名「豊子忌」に決まる ズバリ直球で

大阪・船場に生まれ、2013年に88歳で亡くなった、『大地の子』『沈まぬ太陽』『白い巨塔』など骨太の社会派作品で知られた作家、山崎豊子さんの命日である9月29日が「豊子忌」に決まった。
山崎さんの甥で山崎豊子文化財団事務局長の山崎定樹さん(57)、秘書を務めた野上孝子さん(76)がこのほど記者会見し、経緯を説明した。作品名にちなんで「花簾(かれん)忌」や「華簾(かれん)忌」なども候補として挙げられ検討されたが、そのものズバリ”直球勝負”の方が覚えやすく、読者の理解も得やすい」として、豊子忌に決めたという。
文学忌は作家の命日をペンネームや代表作にちなんで文学的な業績をしのぶ日で、大阪出身の代表的作家、司馬遼太郎さんの「菜の花忌」などが知られている。

大阪・上半期の「オレオレ詐欺」5倍に急増 過去最悪

大阪・上半期の「オレオレ詐欺」5倍に急増 過去最悪

大阪府警によると、大阪府内の今年上半期の「オレオレ詐欺」の件数は昨年に比べ5.3倍の206件と過去最悪のペースで増えていることが分かった。また、被害総額は同4.9倍のおよそ6億7,900万円に上った。
架空請求では、80代の女性が5億7,000万円をだまし取られ、特殊詐欺の被害額としては過去最悪となっている。

上半期の来阪外国人観光客 過去最高の450万人

上半期の来阪外国人観光客 過去最高の450万人

大阪観光局はこのほど、2016年上半期(1~6月)に大阪府内を訪れた外国人観光客は前年同期比41%増の450万人だったと発表した。
前年の91%増に比べて伸びは鈍ったが、引き続き高水準の伸びを維持している。ちなみに、東京は568万人だった。
日本政府観光局(JNTO)や観光庁の調査結果から、大阪観光局が推計した。
国・地域別の外国人客数は中国、韓国、台湾、香港の合計が全体の76%を占める。中国は58%増の180万人、韓国は49%増の70万人、台湾は23%増の63万人、香港は23%増の29万人だった。中国人については、「団体客(ツアー)が減り、個人客が増えている」としている。

セブン&アイHD 西武八尾店など2店舗閉鎖へ

セブン&アイHD 西武八尾店など2店舗閉鎖へ

セブン&アイホールディングス(HD)がグループの事業見直しの一環で、業績が低迷しているそごう・西武の百貨店2店舗を2017年2月末に閉鎖する方針を固めたことが分かった。
閉鎖対象の2店舗は西武八尾店(大阪府八尾市)と西武筑波店(茨城県つくば市)。
八尾店は1981年オープン、地域密着型の店舗として利用されてきたが、近年は競合店などの出現で売り上げが減少し赤字が続いていた。開店から36年程度での閉鎖、撤退となる。
経営再建中のカタログ通販大手、ニッセンホールディングスは年内にも完全子会社化して合理化を加速する。

住吉祭 大神輿75年ぶり復活、盛大に神輿渡御

住吉祭 大神輿75年ぶり復活、盛大に神輿渡御

大阪・住吉大社(大阪市住吉区)の夏祭り「住吉祭」恒例の神輿渡御(みこしとぎょ)が8月1日、盛大に行われた。
今年は「大神輿」が大改修を終えて75年ぶりにお目見え、往時の姿を取り戻した。炎天下、神輿を中心に約1200人、そして馬などからなる渡御列一行が堺市の御旅所「宿院頓宮」を目指し、住吉大社境内を出発。大神輿は両市の境となる大和川を豪快に渡り、担ぎ手が大阪側から堺側に交代。無事に渡りきると、両岸で見守る関係者や見物客らから拍手が沸き起こった。

夜空彩るPL1万発の花火 5万8,000人の見物客を魅了

夜空彩るPL1万発の花火 5万8,000人の見物客を魅了

大阪の夏の風物詩「PL花火芸術」が8月1日、富田林市で開催された。会場を訪れた約5万8,000人の見物客を前に、約1万発の花火が打ち上げられた。花火の音と歓声があがる中、漆黒の夜空を彩る瞬時の様々なアートに見物客は魅了されていた。

吉村大阪市長 初の海外視察、 米サンフランシスコへ出発

吉村大阪市長 初の海外視察、 米サンフランシスコへ出発

大阪市の吉村洋文市長が8月1日、関西国際空港から初の海外視察となる米国サンフランシスコへ出発した。2017年にサンフランシスコとの姉妹提携60周年を迎えるのを機に、官民一体となった経済面での連携強化が目的。
5日までの期間中、サンフランシスコ市のエドウィン・リー市長への表敬訪問や大阪市主催の米経済団体向けセミナーでの講演、世界のイノベーションをけん引するIT産業の集積地・シリコンバレー、スタンフォード大学の視察などが予定されている。

17年4月から2区を230円に 地下鉄運賃再値下げへ

17年4月から2区を230円に 地下鉄運賃再値下げへ

大阪市交通局は7月29日の幹部会議で、初乗り(3㌔以内)に続く「2区」(3㌔超~7㌔以内)の運賃を2017年4月に現行の240円から230円に値下げすることを決めた。
「初乗り運賃(180円)との格差を埋め、利用客に還元したい(吉村洋文市長)との考え方から、当初予定されていた消費増税時の実施とは切り離して断行する。これに伴う券売機などシステムの改修費用は5億円。
同局によると、2区の乗車率は全5区の中で最も高い38.7%。値下げによる減収を年間約20億円と見込む。2015年度の決算見込みによると、地下鉄事業の営業利益は過去最大の黒字となる見通し。運輸収益は約1,500億円で、1%に乗車人員増につき概算で15億円程度の増収を見込む。

大阪企業家ミュージアムで珠玉の名言・座右の銘76点紹介

大阪企業家ミュージアムで珠玉の名言・座右の銘76点紹介

大阪商工会議所の大阪企業家ミュージアム(大阪市中央区)で、創立15周年特別展示「珠玉の名言」が開かれている。9月30日まで。
同展では、明治以降に大阪で起業や活躍した様々な起業家の高い志、勇気、チャレンジャー精神、覚悟などから発せられた名言や座右の銘76点をパネルで紹介している。
例えば、倉敷紡績・クラレの大原孫三郎(1880~1943年)は、新たな事業を始めるときは「10人のうち2、3人が賛成するときに始めなければいけない。1人も賛成がないというのでは早過ぎるが、10人のうち5人も賛成するようなときには、着手してもすでに手遅れだ」との指針を示している。
また、女性実業家の先駆けで、連続テレビ小説『あさが来た』のヒロインのモデルになった大同生命保険の広岡浅子は「現代が現実を重んずるだけに、夢を見る人が必要である。夢を見なければ指導者たることはできない」との言葉を遺している。

今夏も7/29から「ナイトZOO」実施 天王寺動物園

今夏も7/29から「ナイトZOO」実施 天王寺動物園

大阪市天王寺動物園(天王寺区)は7月29日から「ナイトZOO」を実施、夜間開園する。2015年8月に初めて実施し、好評だった。今年は事前申し込みは不要で、広く一般に開放する。これによって「子供はもちろん、仕事帰りの大人にも楽しんでほしい」と新しい客層の開拓を狙う。
夜間開放するのは8月20日までの毎週金・土曜日と、お盆期間の14、15日を含む計10日間。開園時間を午後9時まで延長する。動物の夜の生態や夜行性動物が動き回る姿が観察できる。
大阪市によると、開園100周年だった2015年は8月に計9日間実施し、年度来園者数の約1割に相当する13万人が来園した。

道頓堀にゴジラ!映画主演の長谷川さん、石原さんPR

道頓堀にゴジラ!映画主演の長谷川さん、石原さんPR

映画『シン・ゴジラ』(東宝配給で7月29日から全国公開)上映に先駆け7月26日、主演した長谷川博己さんと石原さとみさんが大阪・道頓堀川(大阪市中央区)で船上トークキャンペーンを行った。
集まった約8,000人のファンは、サプライズで出現した巨大なゴジラの顔に驚きの声をあげていた。
1954年公開の第1作から62年の年月を経て、新たに蘇ったゴジラは、日本では初めてフルCGで製作された。

大阪の起源に迫る「難波宮前夜の王権と都市」展

大阪の起源に迫る「難波宮前夜の王権と都市」展

特別企画展「都市大阪の起源をさぐる難波宮前夜の王権と都市」が大阪歴史博物館(大阪市中央区)で開催されている。8月29日まで。
難波遷都(645年)が行われた大阪の上町台地は、古い時代から政治・外交施設や寺院が造られてきたと『日本書紀』に記されており、人やものが行き交う都市的な状況が難波宮以前に生まれたと考えられている。
今回は、大阪文化財研究所の協力なども得ながら行われたこれまでの発掘調査の成果として明らかになった、難波宮が誕生する以前の状況を、当時の地形・自然環境を復元した古地理図や、豊富な出土品、発掘現場の写真約200点を展示し、紹介する。
開催時間は9時30分~17時。火曜日休館。入場料は大人600円、高校・大学生400円、中学生以下無料。

ヘイトスピーチ 条例施行後の初審査 申し立て13件

ヘイトスピーチ 条例施行後の初審査 申し立て13件

大阪市は、ヘイトスピーチ被害の申し立てがあった案件について、7月25日から具体的な審査を始めた。
第1回のヘイトスピーチ審査会には、弁護士と大学教授の5人が出席した。同審査会では在日コリアンなどの団体が7月1日、申し立てを行った、ネット上の動画など13件が審査された。審査会がヘイトスピーチに当たるかどうかを判断するまでには数カ月かかる見通し。

天神祭「船渡御」夜空照らす5,000発の奉納花火

天神祭「船渡御」夜空照らす5,000発の奉納花火

日本三大祭りの一つ、天神祭が7月25日、本宮を迎え、100隻余りの船が大阪中心部の大川を行き交う「船渡御」が盛大に行われた。
そして、祭のフィナーレに約5,000発の奉納花火が打ち上げられた。会場・周辺一帯には約105万人が訪れ、大阪の夏の風物詩に歓声をあげながら、魅入っていた。
約1,000年の歴史を持つ天神祭は、大阪天満宮(大阪市北区)に祀られる菅原道真公の御神霊が年に1度、外に出て周囲を巡るのに、地元の人たちがお供をしたのが始まりとされる。

大阪府内で救急搬送者が急増熱中症に要注意!

大阪府内で救急搬送者が急増 熱中症に要注意!

大阪府内で熱中症の疑いで救急搬送される人が急増している。猛暑日や真夏日を記録した7月4~10日の1週間の搬送者は370人に上り、前週(214人)の72%増となった。
府や消防庁などの関係機関は、体温を下げるための体の反応が弱くなっている高齢者、体温調節機能が未熟な子供らはとくに、熱中症にかかるリスクが高く、注意を呼び掛けている。
気象庁によると、大阪市内では7月1~20日に最高気温が30度以上の真夏日が計17日観測され、35度以上の猛暑日が1日あった。

大阪市「総合区」案提示し8月から24区で住民説明会

大阪市「総合区」案提示し8月から24区で住民説明会

大阪府と大阪市が共同設置した副首都推進本部の会合が7月22日、府庁で開かれ、行政機構改革として検討している「総合区」制度の素案が示された。市内24区を5区、8区、11区に合区する3パターンを叩き台に、大阪市から移譲する事務権限の違いに応じて計5案に分けた。
8月下旬から、吉村洋文市長、松井一郎知事が参加する住民説明会での意見を踏まえて2017年3月までに結論を出す方針。また、住民説明会では今の大阪市をなくして東京23区のような「特別区」を設置する案についても説明する予定で、両方に就いて幅広く意見を募る意向だ。住民説明会は2017年2月まで市内24区で1回ずつ開く予定。
総合区は市を残したまま区の予算や権限を拡充し、地域の実情に合わせた住民サービスの実現を目指す制度。地方自治法の改正により、2016年4月から設置が可能になった。市を解体・廃止して複数の「特別区」に再編する「大阪都構想」の対案として、市議会の一部会派が導入を主張しており、府と市は共同で行政としての制度案づくりを進めている。