「パパ活」大阪府で100人超の女子中高生を補導

「パパ活」大阪府で100人超の女子中高生を補導

大阪府警によると、若い女性らがデートの見返りに相手の男性から金銭的な援助を受ける「パパ活」により、大阪府で昨年1年間に104人の女子中高生が補導されていたことが分かった。また、今年も3月までにこのパパ活で補導された女子生徒の数が、すでに39人に上っている。
補導した女子生徒の中には、相手から「つきまとい」や「性的な関係を求められる」ケースもあったということで、警察では重大な事件に巻き込まれる危険性もあるとみて、女子中高生らにパパ活をやめるよう呼び掛けている。

在日スリランカ人らがテロ犠牲者を追悼 大阪・枚方市

在日スリランカ人らがテロ犠牲者を追悼 大阪・枚方市

スリランカのホテルや教会など6カ所で同時爆破テロ事件が起きてから1週間となった4月28日、大阪府枚方市の淀川河川公園にスリランカ出身の人たちが集まり、犠牲となった人たちを悼み、平和を祈った。
同公園には関西で暮らすスリランカ人やスリランカに縁のある日本人など100人以上、またスリランカ出身のキリスト教の神父や、仏教の僧侶らも参加した。集まった人たちはそれぞれ思い思いの形で、設けられた献花台に白いユリやキクの花を手向け、犠牲者を悼んだ。
同テロ事件では日本人1名を含め253人が死亡した。

全国の空き家 過去最多の846万戸 大阪府70万戸

全国の空き家 過去最多の846万戸 大阪府70万戸

総務省がまとめた「住宅・土地統計調査」によると、全国の空き家は前回より26万戸増え、過去最多の846万戸に上った。また、住宅全体に占める割合も過去最多の13.6%を占めた。
都道府県別にみると、最も多い東京都が80万9,000戸、次いで大阪府が70万9,000戸、神奈川県が48万3,000戸などとなっている。空き家の割市では山梨県が21.3%と最も高く、次いで和歌山県が20.3%、長野県が19.5%などと続いている。

関西空港 出国ラッシュピーク 10連休を海外で

関西空港 出国ラッシュピーク 10連休を海外で

「平成」から「令和」への元号移行を挟む初の大型10連休が4月27日から始まり、関西空港では海外で過ごす人たちの出国ラッシュで多くの家族連れやグループ、カップルなどで大混雑している。行き先は中国や韓国が多いが、10連休になったことで欧州などの長距離便の利用者が増えているという。
同空港を運営する関西エアポートによると、4月26日から5月6日までの11日間に関西空港の国際線を利用する人は80万5,300人で、1日あたりの利用者数は7万3,200人と過去最多となる見通し。帰国のピークは5月5日になる見込み。

大阪市で約3%が「LGBT」と回答

大阪市で約3%が「LGBT」と回答

国立社会保障・人口問題研究所の研究グループが、大阪市の協力のもと行った、性的指向などに関するアンケート調査によると、およそ3%の人が「LGBT」と呼ばれる性的マイノリティーだと回答した。
このうち性的指向を尋ねる質問では「バイセクシャル・両性愛者」と回答した人が1.4%、「ゲイ・レズビアン・同性愛者」と答えた人が0.7%だった。また、心と体の性が一致しない「トランスジェンダー」と回答した人が0.7%となった。この結果、LGBTと呼ばれる性的マイノリティーは回答した人全体の2.8%となった。
調査は、無作為に抽出した18~59歳の大阪市民1万5,000人にアンケートを送り、4,200人から回答を得た。

G20大阪サミットで6/27~30日 阪神高速など交通規制

G20大阪サミットで6/27~30日 阪神高速など交通規制

警察はこのほど、G20大阪サミットで実施される交通規制の概要を発表した。この交通規制は会議前日の6月27日から30日までの4日間にわたり、各国首脳が日本を離れるまで実施される。
阪神高速環状線は最長で6月27~30日の早朝から深夜まで通行止めにする。関西空港と大阪市内を結ぶ同湾岸線は27、28日が上り線、29、30日が下り線を中心に規制する予定。また、環状線に接続する池田線や守口線などでも規制が行われる。
これらの交通規制によって、一般道でも激しい渋滞が予想され、警察はこの間、車の使用を控えるよう呼び掛けている。

近畿の平成30年度貿易収支黒字額18.6%減少

近畿の平成30年度貿易収支黒字額18.6%減少

大阪税関がまとめた近畿2府4県の平成30年度の貿易概況(速報)によると、貿易収支は1兆6,000億円余の黒字で4年連続の黒字となったが、原油価格の上昇で輸入額が増加したことなどから、黒字額は前年度に比べ18.6%減少した。
輸出額は中国向けの液晶関連製品や携帯電話の部品はそれぞれ減少したことなどから前年比0.1%減り、16兆9,060億円余と2年ぶりに減少した。一方、輸入額は原油やLNG(液化天然ガス)の価格が上昇したことなどから、前年度比2.3%増えて15兆2,980億円余と2年連続で増加した。

大阪メトロ 安全対策に全駅でホーム柵設置へ

大阪メトロ 安全対策に全駅でホーム柵設置へ

大阪メトロは、駅の安全対策のホーム柵の設置計画を拡大し、2025年度末までに133のすべての駅で、可動式ホーム柵を設置することになった。費用は総額560億円。電車とホームの間の段差や隙間の解消も進めるとしている。
大阪メトロはこれまでに、全駅のおよそ40%でホーム柵を設置。当初計画では、このほかに利用者が1日10万人以上の駅や、御堂筋線、中央線のすべての駅を対象に2024年度末までに可動式ホーム柵を設置することになっていた。しかし、世界各国から多くの来場者が見込まれる「大阪・関西万博」の開催が決まったことを受けて、安全対策を拡充することになった。

フェルメール展の来場者100万人に

フェルメール展の来場者100万人に

大阪・天王寺区の大阪市立美術館で開かれている17世紀を代表するオランダの画家、フェルメールの6作品を集めた展覧会の来場者が4月19日、100万人に達し、記念のセレモニーが行われた。100万人目となったのは大阪・寝屋川市から娘と一緒に訪れた森野直子さんだった。
大阪では同美術館で2月16日から開かれているが、これに先立って開かれた東京会場と合わせて19日、100万人を突破したもの。フェルメール展は5月12日まで。

大阪・関西万博の特措法が成立

大阪・関西万博の特措法が成立

2025年の大阪・関西万博の会場の建設費の3分の1を国が負担することなどを盛り込んだ特別措置法が4月19日、参院本会議で可決・成立した。同会場の建設費はおよそ1250億円に上ると見込まれ、国・地方・経済界が3分の1ずつ負担することが決まっている。
今回成立した法律で国が負担することを明記している。このほか、万博に関連する費用に充てるために日本郵便が寄付金付きの郵便はがきを発行することなども盛り込まれている。

泉佐野市の18年度ふるさと納税497億円 前年度の3.7倍

泉佐野市の18年度ふるさと納税497億円 前年度の3.7倍

大阪府泉佐野市は4月15日、2018年度のふるさと納税の寄付額が前年度のおよそ3.7倍にあたる49億円に達する見通しであることを明らかにした。これは同市の一般会計予算、およそ516億円とほぼ同じ額となる。
同市は2017年度のふるさと納税の寄付額がおよそ135億円と全国1位で、今年2月からは返礼品のほかにネット通販大手、アマゾンのギフト券100億円分を提供するキャンペーンを行っている。
ふるさと納税を巡って国は、返礼品は寄付額の3割以下の地場産品としており、6月から同市は制度の対象から外れる可能性がある。

大阪府内で風疹患者早くも100人超え

大阪府内で風疹患者早くも100人超え

大阪府感染症情報センターによると、大阪府内の風疹患者が4月7日までに103人となった。大阪府内では昨年1年間に報告された風疹患者数は123人で、この時期に100人を超えるのは全国的に大流行となった2013年以来だという。このため、専門家はワクチンの接種など予防対策を呼び掛けている。
近畿の他の府県の患者数は兵庫県で34人、京都府で18人、奈良県で12人、滋賀県で5人、和歌山県で3人となっている。

近畿2府4県すべてで人口減少続く

近畿2府4県すべてで人口減少続く

総務省の人口推計によると、近畿2府4県すべてで人口減少が続いている。近畿でも少子高齢化が進行し、生産年齢人口(15~64歳)も減少し、この構成比率が4府県で全国平均を下回り、働き手不足が浮き彫りになっている。
日本の総人口は8年連続で減少し、2018年10月1日現在1億2644万3000人。近畿の状況を都道府県別の多い順でみると、大阪府が881万3000人で全国3位、兵庫県が548万4000人で7位、京都府が259万1000人で13位、滋賀県が141万2000人で26位、奈良県が133万9000人で30位、和歌山県が93万5000人で40位だった。2府4県いずれも2014年以降、人口減少が続いている。
年齢区分別にみると、すべての府県で15歳未満の人口が減少し、65歳以上の人口が増える少子高齢化が進行。中でも懸念されるのが15~64歳までの生産年齢人口の減少で、この人口の割合が京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県で全国平均の59.7%を下回っている。

日産自「バリアフリー2019」に福祉車両5台出展

日産自「バリアフリー2019」に福祉車両5台出展

日産自動車(本社:横浜市西区)とオーテックジャパン(本社:神奈川県茅ケ崎市)は4月10日、インテックス大阪(所在地:大阪市住之江区)で4月18~20日までの3日間開催される「バリアフリー2019」(第25回高齢者・障がい者の快適な生活を提案する総合福祉展)にライフケアビークル(福祉車両)を5台出展すると発表した。
日産自動車グループは個人ユースから施設での利用までに対応できる幅広い福祉車両をラインアップ。今回は電動パワートレイン「e-POWER」を搭載した「セレナe-POWERチェアキャブ スロータイプ」をはじめ「デイズルークス助手席スライドアップシート」など計5台を展示する。

泉佐野市 政府のふるさと納税改正を批判

泉佐野市 政府のふるさと納税改正を批判

大阪・泉佐野市は4月11日、改正地方税法により6月以降、過度な返礼品を贈る自治体は制度の対象から外されることについて、「今回の法改正は拙速かつ一方的な判断のもとに行われたもので、数多くの問題がある」などと批判した。
そのうえで「仮に新たな基準に沿うようにすると、返礼品の数は現在の1200種類から半分以下になり、寄付額も100分の1になる可能性がある」としている。
泉佐野市は、ふるさと納税の寄付額が2017年度は全国1位で、2018年度も前年度の3倍近い360億円を超えるとの見通しを明らかにしている。

大阪・造幣局「桜の通り抜け」始まる

大阪・造幣局「桜の通り抜け」始まる

大阪市北区の造幣局で、130年以上前から続く大阪の春の恒例行事「桜の通り抜け」が4月9日から始まった。15日まで。
造幣局の長さおよそ560mの並木道には134品種、338本の桜が植えられている。このため、全国各地の固有の桜が一度に見られる場所でもある。
開門前長い行列を作っていた3,000人余りの人たちが午前10時、門が開くと次々に中に入り、たちまち大勢の人たちで数珠つなぎの状態になった。すると、すかさず「止まらずお進みください」のアナウンス。これも毎年恒例のことだ。
夜間はライトアップされ、昼とはまた趣が異なりじっくり楽しめる。期間中、およそ70万人が訪れる見込み。

関空連絡橋4/8から7カ月ぶり6車線復旧

関空連絡橋4/8から7カ月ぶり6車線復旧

西日本高速道路は4月5日、2018年9月の台風21号でタンカーが衝突し、大きな被害を受けた関西空港への連絡橋について、8日の朝から6車線すべてで通行できるようになると発表した。これにより、関西空港と対岸とを結ぶアクセスは、台風からおよそ7カ月ぶりに完全復旧することになる。

関空連絡橋4/8から7カ月ぶり6車線復旧

関空連絡橋4/8から7カ月ぶり6車線復旧

西日本高速道路は4月5日、2018年9月の台風21号でタンカーが衝突し、大きな被害を受けた関西空港への連絡橋について、8日の朝から6車線すべてで通行できるようになると発表した。これにより、関西空港と対岸とを結ぶアクセスは、台風からおよそ7カ月ぶりに完全復旧することになる。

朝ドラ「スカーレット」撮影開始 ロケを公開

朝ドラ「スカーレット」撮影開始 ロケを公開

今年9月末から半年間にわたって放送されるNHKの連続テレビ小説「スカーレット」の撮影が、ドラマの舞台の滋賀県甲賀市で4月2日から本格的に始まった。4日、ヒロイン役の戸田恵梨香さんらが参加したリハーサルの様子が報道関係者に公開された。
公開されたのは、戸田さんが信楽焼の登り窯の前で、元AKB48の大島優子さん演じる幼馴染みの窯元の娘と言葉を交わすシーン。
スカーレットは、戦後から高度経済成長期にかけて焼き物の里として知られる甲賀市の信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとして奮闘する主人公を描く物語。

大阪市で昨年より9日遅く桜満開発表

大阪市で昨年より9日遅く桜満開発表

近畿地方は4月4日、広い範囲で高気圧に覆われて晴れわたり、大阪市では大阪管区気象台からソメイヨシノの満開が発表された。大阪市の桜の満開は平年より1日早く、昨年より9日遅くなった。
ソメイヨシノの標本木がある大阪城公園や大川端では、見ごろを迎えた桜を眺めながら、そぞろあるきをする外国人観光客はじめ、あちこちでレジャーシートを広げて飲み物を手に花見を楽しむ人たちやグループの姿がみられた。