インドネシアの国営ガルーダ・インドネシア航空は9月12日、成田ーバリ島・デンパサール線の直行便について、11月1日から運航を再開すると発表した。火・木・土曜日出発の週3便を運航する。これにより、ガルーダ航空の日本路線は現在の羽田ージャカルタ線(週2便)と合わせて、11月から週5便となる。
成田ーバリ島・デンパサール線は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年4月から運休している。
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日本触媒 豊通と中国のリチウム塩製造会社へ出資
日本触媒(本社:大阪市中央区)は9月12日、リチウムイオン電池(以下、LiB)の最大市場の中国で、同社が世界で初めて商品化した高性能電解質としてのリチウム塩:LiFSI(リチウムビスフルホロスルホニル)イミド、商品名:イオネル(R)の事業拡大に向け、LiFSI事業へ進出すべく製造設備立ち上げを進めている深セン新宙邦科技股份有限公司(本社:広東省深セン市)の子会社、湖南福邦新材料有限公司(所在地:湖南省衡陽市、以下、湖南福邦)へ参画することで合意したと発表した。豊田通商(本社:名古屋市中村区)も共同出資する。豊通は豊田通商(上海)有限公司(以下、豊通上海)が出資する。
第三者割当増資を引き受け、日本触媒は2億176万9,912人民元(40億4,000万円)、豊通上海は2,920万3,539人民元(5億8,000万円)をそれぞれ出資。持株比率は日本触媒が38.0%、豊通上海は5.5%とする。湖南福邦のリチウムイオン電池用電解質LiFSIの生産能力は現状の年間1,200トンから2025年には10倍の1万2,000トンに拡大する。
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日立 インド・デリー高層住宅向けエレベータ40台受注
日立製作所(本社:東京都千代田区)は9月6日、日立ビルシステムとインドの昇降機販売・サービス会社、日立リフトインド社を通じて、インドのデベロッパー、ユニティグループ(本社:インド・デリー)から初めて、インド・デリーの高層複合住宅「ジ・アマリリス」のフェーズ2向けに、高速エレベーター40台を受注したと発表した。
今回受注したのは、定格速度分速180m(30台)および同150m(10台)の高速エレベーターで、地震時管制運転機能が搭載されている。
ジ・アマリリスは敷地面積16万㎡の集合住宅プロジェクトで、5つのフェーズに分かれており、フェーズ2は10棟の高層タワーで構成され、いずれも建物高さ約143m、地上35階建てで、2023年に竣工予定。
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Jパワー インドネシア火力発電所が商業運転開始
電源開発(Jパワー、本社:東京都中央区)は9月7日、伊藤忠商事(本社:東京都港区)などと建設してきたインドネシア中部ジャワ州のセントラルジャワ石炭火力発電所(所在地:中部ジャワ州バタン県、100万KW✕2基)の2号機の試運転が完了し、すでに商業運転を開始している1号機と合わせて全基の商業運転を開始したと発表した。
同発電所は両社のほか、PTアダロパワー(本社:インドネシア・ジャカルタ市)とともに、事業会社PTビマセナパワーインドネシア(以下、BPI、出資比率:Jパワー34%、伊藤忠商事32%、アダロパワー34%)を通じて、建設を進めてきた。
また同発電所は、同国の急速な電力需要に対応するため同国財務省および同省傘下のIIGF(インドネシア・インフラ保証協会)による保証を活用した初のPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)案件。