ソニーグループのゲーム子会社、ソニーインタラクティブエンタテインメント(SIE)は11月2日、仮想現実(VR)ゴーグルの次世代機種「プレイステーション VR2(PSVR2)」を2023年2月22日に発売すると発表した。日本での希望小売価格は7万4,980円。PSVR2は家庭用ゲーム機「プレイステーション5」と接続して使用する。現行の「PSVR」から6年ぶりの新機種発売となる。
次世代のVRゴーグルではすでに先陣争いが繰り広げられつつある。10月7日に
「TikTok(ティックトック)」を手掛けるバイトダンス傘下の北京小鳥看看科技(ピコ・テクノロジー)が新機種「PICO4」を発売、メタが10月25日に最新機種「メタクエストプロ」を発売している。
NTN 高効率固定式等速ジョイントを量産受注 EV化で
NTN(本社:大阪市西区)は11月1日、自動車メーカー数社より世界最高水準の伝達効率を持つ高効率固定式等速ジョイント「CFJ」を量産受注したと発表した。これは世界最小・最軽量の固定式等速ジョイント「EBJ」の基本性能を維持しつつ、トルク損失率50%以上低減した商品。国内外で人気のSUV(多目的スポーツ社)や電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)に最適。
脱炭素の流れを背景に、自動車業界ではCO2排出量の削減や省燃費化・省電費化に向けた取り組みが進められ、エンジンやモータなどのパワートレインユニットの動力(トルク)をタイヤに伝えるドライブシャフトの構成部品の等速ジョイントに対する高効率化のニーズがこれまで以上に高まっている。
森永乳業 ベトナムで森永ブランドの栄養補助飲料
森永乳業(本社:東京都港区)は11月1日、2021年6月に完全子会社化したベトナムのElovi(エロヴィ)Vietnam Joint Stock Company(以下、Elovi社、所在地:タイグエン省)で、森永乳業ブランドの栄養補助飲料を製造・販売を開始すると発表した。今回、製造・販売するのは「Morinaga Climeal」(バニラ・バナナ・コーンスープ、容量:190ml)と、「Morinaga Zero-fat Yogurut」(レスシュガー、レスシュガーアロエ)。
ベトナムでは健康意識の高まりにより近年、ヨーグルト市場は年平均8%、栄養補助飲料市場は年平均14%それぞれ成長し、今後も市場拡大が見込まれている。
トヨタ 4〜9月純利益23%減の1兆1,710億円
JR4社の4〜9月期 3年ぶり最終黒字 移動需要回復で
JAL4〜9月期 3年ぶりに本業黒字に 旅行需要回復
OKI ルート配送最適化AIに配送時間プログラム
三井不G 北海道などと建築物の木材利用促進協定
三井不動産(本社:東京都中央区)、三井不動産レジデンシャル(本社:東京都中央区)、三井ホーム(本社:東京都新宿区)は10月31日、北海道、北海道森林組合連合会、北海道木材産業協同組合連合会との間で、建築物木材利用促進協定を締結したと発表した。北海道の、企業等との協定締結は初の事例となる。
三井不動産グループは「&」マークに象徴される「共生・共存」「多様な価値観」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、グループビジョンに「&EARTH」を掲げ、社会・経済の発展と地球環境の保全に貢献している。同グループは北海道に約5,000haの森林を保有し、毎年約1万7,000トンのCO2を吸収、生物多様性の保全に貢献するとともに、持続可能な「終わらない森」づくりを推進している。
一方、不動産業については木材の利用を積極化しており、戸建住宅だけでなくオフィスビル、マンションなど木造建築物の開発に取り組んでいる。
「ジブリパーク」開業 ジブリの世界に熱い視線
スタジオジブリの世界観をテーマにした公園「ジブリパーク」(所在地:愛知県長久手市)が11月1日、開業した。待ちわびたジブリファンらが午前10時の開業時間の2、3時間前から列をつくった。
愛・地球博記念公園(157ha)の一部、7.1haを活用して設(しつら)えられたジブリパークは、映画「千と千尋の神隠し」「となりのトトロ」「耳をすませば」「天空の城ラピュタ」「紅の豚」「崖の上のポニョ」などの世界に誘う展示品や施設が立ち並ぶ。
この日は計画されている全5エリアのうち、ジブリ作品の名場面を実物大で再現したセットが並ぶ「ジブリの大倉庫」、トトロの世界などを表現する「どんどこ森」、「耳をすませば」の舞台が再現された「青春の丘」が先行開業した。残りは「もののけ姫」がテーマの「もののけの里」が2023年秋、「魔女の宅急便」などがテーマの「魔女の谷」は2024年3月の開業予定。
施設を整備する愛知県は、全面開業する2023年度以降の経済効果を年480億円と試算している。
21年度法人所得13.3%増の79兆円と過去最高 国税庁
大日本印刷 ディスプレイの防眩フィルムで抗菌認証
花王と武田薬品 タイのデング熱予防・対策で覚書
NEDOのCO2ネガティブ水素利活用モデル事業に採択
ペイペイ インド・ハリヤナ州に開発拠点開設
ダスキン「ミスタードーナツ」シンガポール進出
五洋など3建設 インドネシア港湾開発事業JV受注
五洋建設、東洋建設、りんかい日産建設の3社に、インドネシアのPP社、ウィジャヤ・カルヤ社、ジャヤコン社の3社を加えた共同企業体は10月27日、インドネシア運輸省海運総局からパティンバン港開発事業(第一期フェーズ2)パッケージ6コンテナターミナルNo.2建設工事を受注したと発表した。受注金額はJVで約484億円。工期は約34カ月で、2025年10月に竣工予定。この事業は国際協力機構(JICA)の有償円借款により実施されるプロジェクト。
パティンバン港は、タンジュンプリオク港と並ぶ国際貿易拠点として、ジャカルタ東部に新たに建設。2021年より供用が開始された。今回の事業は同港のコンテナターミナル、自動車ターミナルなどで手掛ける拡張工事。
JERAとトヨタ 蓄電システムのコスト大幅削減技術
GSアライアンス 再生医療の足場材料を3D印刷に成功
WWFとオ−ステッド グローバル・パートナー締結
川崎車両 NY交通局地下鉄車両640両を追加受注
川崎車両(東京本社:東京都港区)は10月27日、米国現地法人Kawasaki Rail Car,Inc.(KRC、所在地:ニューヨーク州ヨンカース市)を通じてニューヨーク市交通局(NYCT)より新型地下鉄電車「R211」640両を追加受注したと発表した。追加分の契約金額は約17億米ドル(約2,581億円)。車両の構体製作をリンカーン工場(所在地:ネブラスカ州)、機器取付・最終組立および機能試験をリンカーン工場よヨンカース工場(所在地:ニューヨーク州)の2カ所で行い、2025年から2026年にかけて納入する予定。
今回の追加発注は2018年に受注したベース契約535両に付随するオプション契約640両が行使されるもの。これにより、R211の受注総数1,175両、契約総額は約32億米ドル(約4,674億円)になる。
今回の追加車両の発注以外に本契約以外に、本契約には最大437両のオプションが残されており、オプションすべてが行使された場合は、生産総数1,612両、受注金額は約41億米ドル(約5,973億円)と、同社における過去最大規模の鉄道車両案件となる。