日本工営(本社:東京都千代田区)とマクニカ(本社:横浜市)は2月15日、共同で芙蓉総合リース(本社:東京都千代田区)および芙蓉オートリース(本社:東京都千代田区)から提供された自動運転EVバスを活用した実証実験を、茨城県常陸太田市で実施すると発表した。将来的な常陸太田市中心市街地への自動運転EVバス導入を見据え、同地区における自動運転EVバスの活用可能性について検証するもの。
実証実験期間は2月17〜23日。常陸太田市役所とJR常陸太田駅を往復するルート(片道約1,3km)。乗車人数は最大7人。自動運転レベルはレベル2(緊急時は同乗のドライバーが手動介入)。ハンドル・アクセル・ブレーキのないNAVYA社製自動運転EVバス「ARMA(アルマ)」を運行するとともに、常陸太田市役所内に設置するディスプレイで遠隔監視を試行的に実施する。
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NTTデータ,積水化学 ペロブスカイト太陽電池で実証
NTTデータは2月13日、積水化学と共同でフィルム型ペロブスカイト太陽電池を建物外壁に設置した実証実験を2023年4月から開始すると発表した。建物の外壁面に設置した実証実験としては日本初の事例。
積水化学が開発したフィルム型の太陽電池を活用し、都心の既存設備で再生可能エネルギー発電、利用することで、再生可能エネルギーの地産地消を実現し、これらの課題解決を目指す。
設置場所は積水化学工業開発研究所(所在地:大阪府三島郡島本町)とNTT品川TWINSデータ棟(所在地:東京都港区)。実証実験期間は、積水化学は2023年4月ごろ〜2024年3月ごろ、NTTデータは2024年4月ごろ〜2029年3月ごろ。
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川崎重工など フィリピンの再生エネ拡大でMOU締結
川崎重工は2月13日、アイケイエス、フィリピンのAmber Kinetics,Inc.(以下、Amber)およびAboitiz Power Corporationと脱炭素社会の実現を目指したエネルギーシステム構築に関するMOU(覚書)を締結したと発表した。今後4社はフィリピンで、川崎重工が開発した仮想同期発電機ソフトウェアを搭載したインバータとAmberが開発したフライホイールを組み合わせることにより、系統安定性を損なわずに再生可能エネルギーの導入を実現するエネルギーシステムの調査および開発、案件組成に取り組んでいく。
また、ASEAN諸国およびオーストラリアに向けたシステムの水平展開に関する検討も実施する。
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中国BYD インドで1月中にSUVモデルのEV340台納車
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、中国の電気自動車(EV)大手、BYDはインドで1月にスポーツ用多目的車(SUV)「アット3」の納車を開始し、同月中に340台以上を納車したと発表した。ショールーム価格は339万9,000ルピー(約543万8,400円)からとなっている。同社は2022年10月に予約受付を開始して以来、2,000件以上の予約があったとしている。同社がインドに投入するEVの車種は多目的車(MPV)「e6」に続き2つ目。
アット3の販売台数は、すでに全世界で25万2,251台に上るとしている。アット3の主な性能は、バッテリー性能が60.48kwh、50分間で0%から80%までの充電が可能、1回の充電での航続距離は480km。
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東急不など12社 営農型太陽光発電事業拡大で連携
東急不動産(本社:東京都渋谷区)など12社は2月10日、営農型の太陽光発電施設「ソーラーシェア」事業拡大で連携すると発表した。埼玉県東松山市でソーラーシェアを中心とした、農業と再生可能エネルギーを両立する実験施設『リエネソーラーファーム東松山』で実証実験を開始する。
このプロジェクトに参画するのは東急不動産ほか、リエネ(本社:東京都渋谷区)、エクシオグループ(本社:東京都渋谷区)、オムロンソーシアルソリューション(本社:東京都港区)、佐勇(本社:東京都港区)、ジンコソーラージャパン(本社:東京都中央区)、ふみさん農園(所在地:埼玉県東松山市)、丸紅メタル(本社:東京都千代田区)、ユー・シー・エル(本社:東京都渋谷区)、リニューアブル・ジャパン(本社:東京都港区)、JDSC(本社:東京都文京区)、Sungrow Japan(本社:東京都千代田区)の12社。
ソーラーシェアは、太陽光発電設備を設置した地面を農地として活用するもの。この事業を展開・普及するため、運営の手法の研究や、最適な発電量を確保するための検証、作物の収穫高や栽培品質に影響の少ない営農の実証など様々な実証実験行う。