3大都市圏のバイト時給 5月は3%上昇, 飲食系がけん引

リクルートのまとめによると、5月のアルバイト・パート募集時の平均時給は、3大都市圏(首都圏、東海、関西)で前年同月比36円(3.1%)高の1,186円だった。訪日外国人客の対応で人手不足に悩む飲食店などフード系が43円(3.9%)高の1,154円となり、上昇をけん引した。2カ月連続で過去最高を更新した。

4月 求人倍率1.26倍に低下 失業率は2.6%で横ばい

厚生労働省が5月31日発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は1.26倍で、前月比0.02ポイント低下した。賃上げへの期待から新規の求職件数は増えたが、いぜんとして収まらない物価高や円安の影響で求人を控える動きが目立った。一方、総務省が同日発表した4月の完全失業率は2.6%で前月の横ばいだった。

JR西日本 7月から中途採用の年収水準引き上げ 現場の専門性重視 

JR西日本(本社:大阪市北区)は5月31日、7月から鉄道車両の運転や整備などを担当する中途採用職員の年収水準を引き上げると発表した。これにより、30年の社会人経験がある人の場合、採用時の年収を340万円から560万円へ220万円引き上げるという。
同社はこれまで、鉄道運行の現場では専門性を重視して、主に他の鉄道会社で勤務した経験のある人を中途採用していた。同社は2024年度に840人の新卒採用を計画する一方、23年度中に550人の社会人採用を計画している。

4月の中途求人倍率2.21倍 観光関連中心に引き続き高水準

パーソルキャリア(所在地:東京都千代田区)のまとめによると、4月の中途採用(転職)求人倍率は、前月比0.04ポイント低い2・21倍だった。過去最高だった3月を下回ったものの、観光関連業界を中心に人手不足感が強く、引き続き高水準にある。同社の転職サービス『doda(デューダ)』に登録する求人数を転職希望社数で割って算出したもの。

4月求人広告10.3%増 コロナ「5類」移行とインバウンド回復で

全国求人情報協会(所在地:東京都千代田区)が5月25日発表した4月の求人広告件数(週平均、職種別)は、前年同月比10.3%増の151万8,920件だった。前年を上回るのは24カ月連続。
新型コロナウイルス感染症法上の分類が5月8日以降、「5類」に引き下げられるほか、インバウンド(訪日外国人)回復をそれぞれ見据え、事業者が人材確保に動いていることをうかがわせた。

「23年の転職市場は活性化する」8割 ビズリーチ調査

中途採用・転職サイトを運営するビズリーチ(所在地:東京都渋谷区)は12月7日、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイトに登録するヘッドハンターを対象に実施した、中途採用・転職活動に関するアンケート結果を発表した。有効回答数は394。
これによると①人事に加え「採用現場の責任者が採用活動に関わる企業が増えた」97.0%②「採用現場の責任者が直接的に採用活動に関わることは採用成功につながる」97.1%③2023年1〜3月の中途採用活動は「活性化する」80.4%④2023年1〜3月の転職活動は「活性化する」81.8%ーなどとなった。
詳細をみると、1年前と比較して人事だけでなく「採用する部門(現場)の責任者が主体的に採用に関わる企業が増えたか?」の質問に、「増えた」(34.4%)、「どちらかといえば増えた」(62.6%)を合わせ、増えたと回答したヘッドハンターが97.0%に上っている。
「即戦力採用において、採用する部門(現場)の責任者が主体的(直接的)に関わることは、採用成功につながるか?」の質問に、「つながる」(72.9%)、「どちらかといえばつながる」(24.2%)を合わせ、つながると回答したヘッドハンターが97.1%に達した。
2023年1〜3月の中途採用活動については、「活性化する」(30.7%)および「どちらかといえば活性化する」(49.7%)を合わせ、81,8%が活性化すると答えている。また、同時期の求職者の転職活動については、「活性化する」(27.5%)、「どちらかといえば活性化する」(61.3%)を合わせ、81.8%が活性化すると回答している。
動きが活発な業種・職種はIT、インターネット、製造業、コンサルティング、サービス、金融関連業。