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大阪府の「特殊詐欺」被害 最悪の昨年上回るペース

大阪府の「特殊詐欺」被害 最悪の昨年上回るペース

大阪府内の「特殊詐欺」の被害は2016年、過去最悪を記録したが、今年はそれを上回るペースで被害が出ている。
大阪府警のまとめによると、2016年1年間の特殊詐欺被害は1633件、52億5000万円だった。2017年は3月末までで542件、10億7000万円に上っており、16年の同時期に比べて件数で200件以上、被害額で9000万円増えている。
手口別では、医療費などの還付が受けられるといってATMに誘い出し、現金を振り込ませる「還付金詐欺」が322件と、16年の3倍近くに急増し、全体のおよそ60%を占めているのが目立つ。このほか、「オレオレ詐欺」の被害も81件を数えている。

関西は3期連続改善 3カ月後は悪化? 日銀短観

関西は3期連続改善 3カ月後は悪化? 日銀短観

日銀大阪支店が発表した短観=企業短期経済観測調査によると、関西の企業の景気判断は全産業でプラス7㌽と、前回の調査を3㌽上回り、3期(2016年7~9月、10~12月、2017年1~3月)連続で改善した。
景気が「良い」と答えた企業の割合から、「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた値は、全産業でプラス7㌽と前回を3㌽上回った。このうち製造業では国内の建設需要の増加などを受けて、「鉄鋼」や「化学」が改善、プラス8㌽と前回を5㌽上回り、4期連続で改善した。
非製造業では個人消費の持ち直しを受けて、「小売」やレジャー施設などの「消費・サービス」が改善したことなどからプラス6㌽と前回を1㌽上回り、2期ぶりに改善した。
ただ、3カ月後の見通しは不透明な部分があり、製造業がプラス3㌽、非製造業がプラス2㌽、そして全産業でプラス3㌽と、いずれも悪化している。
日銀の短観は3カ月に1度行われ、関西の2府4県でおよそ1500社を対象に、今回は2月下旬から3月末まで行われた。

大阪への誘致に向け、大阪府市共同で「IR推進局」

大阪への誘致に向け、大阪府市共同で「IR推進局」

カジノを含むIR・統合型リゾート施設の大阪への誘致に向けた取り組みを一体となって進めるため、大阪府と大阪市が共同で設置した「IR推進局」の発足式が4月3日、大阪市住之江区の府の咲洲庁舎で行われた。
IR推進局は大阪市の職員20人、大阪府の職員11人の合わせて31人からなり、ギャンブル依存症対策や治安対策のほか、IR事業者の選定などの業務を担うという。
松井一郎府知事は「これまでは、いわば負債だったベイエリアを有効な資産に変えられるよう、世界からみても圧倒的なエンターテイメントの拠点をつくりたい」としている。

太陽の塔「地底の太陽」復元へ 縮小模型公開

太陽の塔「地底の太陽」復元へ 縮小模型公開

大阪府はこのほど、1970年の大阪万博で「太陽の塔」につながる地下に展示されていた「地底の太陽」の10分の1の縮小模型を、大阪府吹田市の万博記念公園で公開した。現物は行方不明になっており、この模型を基に直径約3㍍の現物大で復元する。塔の耐震改修工事終了後の2018年3月から一般公開の予定。
地底の太陽は、顔のような円形のオブジェで当時、地下展示室に世界中から集められた仮面や神像とともに飾られた。

大阪桐蔭が2度目の優勝 履正社との大阪対決制す

大阪桐蔭が2度目の優勝 履正社との大阪対決制す

第89回選抜高校野球大会は4月1日、甲子園球場で史上初の大阪勢同士の決勝戦、履正社-大阪桐蔭を行い、8-3で大阪桐蔭が勝ち、春夏連覇した2012年以来となる2度目の優勝を飾った。試合は3-3で迎えた9回、大阪桐蔭が本塁打などで豪快に突き放し、異例の決戦を制した。

大阪・なんばに巨大電子看板 新待ち合わせスポットに

大阪・なんばに巨大電子看板 新待ち合わせスポットに

訪日外国人旅行客が降り立つ関西空港ともつながる大阪・ミナミの玄関口、なんばに新しい待ち合わせスポットができた。南海電鉄が難波駅北側のガレリアコート(旧ロケット広場)の吹き抜け空間に設置した巨大な液晶の電子看板(デジタルサイネージ)だ。
縦2.74㍍、横9.71㍍の電子看板2枚で、畳約30枚分の大きさだ。2枚合わせた大きさは、国内の駅に設置された電子看板では最大級という。

森友学園運営の幼稚園に立ち入り調査 大阪府教育庁

森友学園運営の幼稚園に立ち入り調査 大阪府教育庁

大阪府教育庁は3月31日、大阪府からの補助金を不正に受給した疑いがもたれている学校法人「森友学園」の運営状況を把握するため、同学園が運営する大阪市淀川区の幼稚園を立ち入り調査した。
私学課の職員ら10人が調査に入り、受給要件を満たしていたかなどについて、学園の籠池泰典氏(64)から事情を聴いた。幼稚園の補助金不正受給が確認されれば、補助金適正化違反容疑などで刑事告訴する方針だ。
大阪市も同日、籠池氏が代表を務める社会福祉法人が運営する保育園に立ち入り調査に入った。

日本取引所 関西にバックアップ拠点新設 災害に備え

日本取引所 関西にバックアップ拠点新設 災害に備え

東京証券取引所を傘下に持つ日本取引所グループ(JPX)は2022年3月期をめどに、株式市場の売買システムのバックアップ拠点を関西に新設する。
東京とは地理的に離れた関西にバックアップ拠点を置き、首都圏で大規模な地震が起きても株式売買を続けられるようにする。新拠点が安定的に稼働するようになった時点で、関東にある現在のバックアップ拠点は閉鎖する。

大阪代表2校含めベスト4に近畿勢3校 選抜高校野球

大阪代表2校含めベスト4に近畿勢3校 選抜高校野球

第89回選抜高校野球大会は3月29日、ベスト4が出揃った。顔ぶれをみると、大阪代表の2校を含めベスト4に近畿勢3校が残る異例の結果となった。
30日に行われる準決勝の第1試合は報徳学園(兵庫)と履正社(大阪)、第2試合は大阪桐蔭(大阪)と秀岳館(熊本)がそれぞれ激突する。大阪勢同士の決勝戦も期待できそうだが、果たして…。

大阪万博実現へ誘致委が始動 会長代行に松井・森氏

大阪万博実現へ誘致委が始動 会長代行に松井・森氏

大阪で2025年の国際博覧会(万博)開催を目指す誘致委員会が3月27日、発足した。トップに就任した榊原定征経団連会長は「手を挙げるからには誘致レースに勝利する」と宣言。「オールジャパン」での誘致活動が本格的に動き出した。ライバル視されるフランス・パリがすでに立候補しており、誘致委は海外広報戦略を加速させる。
政府は閣議了解を経て、4月中にも博覧会事務局(BIE)に立候補を届け出る。開催地は2018年11月のBIE総会で、世界の168の加盟国の投票で決まる。
なお、27日の誘致委で大阪府の松井一郎知事と関西経済連合会の森詳介会長が会長代行に就く役員人事を決めた。また、副会長に大阪市の吉村洋文市長、関西広域連合の井戸敏三連合長、大阪商工会議所の尾崎裕会頭ら7人が就いた。

大阪市営地下鉄の民営化、市議会委で議案可決

大阪市営地下鉄の民営化、市議会委で議案可決

大阪市議会の交通指導委員会は3月27日、市営地下鉄の民営化に必要な事業廃止議案について、大阪維新の会、自民党、公明党などの賛成多数で可決した。28日の本会議で成立する。これにより全国で初めて公営地下鉄の民営化が実現することになる。吉村洋文市長は2018年4月の民営化に向けて準備を進める。
地下鉄運営を担う新会社は当初、大阪市が株式を100%保有する。

けが乗り越え新横綱・稀勢の里が逆転優勝 大相撲春場所

けが乗り越え新横綱・稀勢の里が逆転優勝 大相撲春場所

3月26日千秋楽を迎えた大相撲春場所は、今場所前から相撲人気を盛り上げた力士の一人、新横綱稀勢の里が最終盤で衆目を集める大盛り上がりを見せ、けがを乗り越え、13勝2敗で逆転優勝した。新横綱の優勝は貴乃花以来22年ぶり。
稀勢の里は初日から12連勝し、優勝争いのトップを走っていた。ところが、悪夢は13日目。日馬富士戦で敗れ、土俵下に落ちた際、左肩を痛めた。打ち所が悪く、休場もやむなしの診断だった。しかし、稀勢の里は左肩から腕にかけてテーピングして、14日目も強行出場。しかし、力なく鶴竜に成すすべなく寄り切られ2敗目を喫し、容体の悪さが浮き彫りになった。
そんな中、迎えた千秋楽だった。相手は序盤の1敗後、白星を積み重ねてきた大関照ノ富士。14日目の相撲を見た観客には、どう考えても照ノ富士の優位は動かないものと映っていた。
しかし、目の前で予想だにしていないことが起こった。本割で、土俵際に追い詰められた稀勢の里が回り込み、右からの突き落としに照ノ富士が横転。続く優勝決定戦でも、土俵際で捨て身の右からの小手投げで勝ったのだ。まさに右手1本にかけた捨て身の作戦だった。照ノ富士は、恐らくじっくり攻めていれば勝てただろう。勝ちを急いだ、いや急ぎすぎた。それが裏目に出た。

「淀川産」ブランドで魚介類を商品化 大阪市漁協・NPO

「淀川産」ブランドで魚介類を商品化 大阪市漁協・NPO

大阪市漁業協同組合(48人)とNPO法人「浪速魚菜(ぎょさい)の会」が、「淀川産(もん)」のブランドで、淀川で獲れる魚介類の商品化に動き出している。
これまでの天然ウナギの販売に加え、今年からシジミを使った手づくりの飴(あめ)「大阪名産べっこうしじみ飴」を開発。市漁協の関連会社が1月から販売を始めた。淀川産シジミの粉末やエキスを練り込んだ飴で、シジミ風味のあっさりした甘みが特徴。また現在、ハゼの串カツなどの商品化にも挑戦中だ。

近畿の果物輸出2年連続で最多 訪日客が帰国後取り寄せ

近畿の果物輸出2年連続で最多 訪日客が帰国後取り寄せ

大阪税関は、2016年の近畿圏からの果物輸出が前年比3%増の58億円と2年連続で過去最高を更新したと発表した。アジアからの訪日観光客が、日本滞在中に味わった果物を帰国後に取り寄せる動きが広がったためという。
2015年に関西国際空港で食材輸出に適した定温保冷倉庫が稼働したほか、関空や神戸港に近い岡山県や和歌山県でぶどうや桃の生産が盛んなことなども輸出増に貢献したとみられる。

近畿百貨店売上高2カ月連続増 バレンタインと訪日外客で

近畿百貨店売上高2カ月連続増 バレンタインと訪日外客で

日本百貨店協会が発表した近畿地方(福井県を含む2府5県)の2月の百貨店売上高は、前年同月比1.1%増の1055億6000万円だった。前年実績を上回ったのは2カ月連続。バレンタイン商戦の好調に加え、訪日外国人の消費も引き続き高水準で全体を押し上げた。
日銀大阪支店が発表した2月に百貨店の免税売上高は同27.0%増の66億4200万円となった。4カ月連続のプラスで、最高だった1月に次ぐ水準だった。高島屋大阪支店では免税売上高が同7割増となった。

大阪の商業地 地価上昇率の上位5位独占 訪日客増で

大阪の商業地 地価上昇率の上位5位独占 訪日客増で

国土交通省によると、今年1月1日時点の地下公示で大阪の商業地の地価上昇が目立ち、全国の上昇率の上位5位までを独占した。訪日外国人旅行者の増加が続いていることが背景にある。
大阪府内の商業地の平均の地価は4年連続で値上がりし、上昇率は5%と昨年に続いて全国の都道府県で最も高くなった。大阪・ミナミの中央区道頓堀1丁目の「づぼらや」は41.3%の値上がりで全国第1位の上昇率。同じくミナミの中央区宗右衛門町の「CROESUS 心斎橋」が全国2位の35.1%の上昇率となるなど、商業地の上昇率は大阪市内が全国で5位までを占めた。
一方、大阪府内の住宅地の平均の地価は昨年と比べて横ばいだった。北区紅梅町の9.9%の値上がりが、大阪府内の住宅地で最も高い上昇率となった。地価公示、大阪府内では1715地点が調査対象になっている。

大商 万博誘致推進本部設立へ 榊原誘地委と連携

大商 万博誘致推進本部設立へ 榊原誘致委と連携

大阪商工会議所は、2025年の万博の大阪誘致に向けて、3月27日に尾崎会頭を本部長とする「誘致推進本部」を設立し、会員企業のほか全国の商工会議所や海外の提携先の経済団体などを通じて機運醸成や誘致活動を推進していくことになった。
2025年の万博の大阪誘致に向けて、経団連の榊原会長が誘致委員会の会長に就任することが決まっている。大阪商工会議所ではこの誘致委員会と連携して誘致の実現を目指す。

コスプレ、電気街を埋め尽くす 日本橋でイベント

コスプレ、電気街を埋め尽くす 日本橋でイベント

大阪・日本橋の電気街で3月19日、日本最大級のコスプレイベント「日本橋ストリートフェスタ」が開かれた。一帯の店主らが街を盛り上げようと企画した。今年で13回目を迎えた街の活性化イベント。
歩行者天国になった堺筋を、様々なアニメやゲームなどに登場するキャラクターの衣装に身を包んだマニアはじめ、カメラを手にした愛好家らが日本橋界隈を埋め尽くした。

2016年児童虐待 大阪府が8536人で3年連続全国最多

2016年児童虐待 大阪府が8536人で3年連続全国最多

大阪府警のまとめによると、2016年に児童虐待の疑いで児童相談所に通告した18歳未満の子供は8536人と3年連続で全国最多となった。前年から3割増え、児童虐待防止法の施行(2000年)以降で最も多かった。
子供に対する殺人(未遂を含む)、傷害(同致死を含む)、暴行などの容疑で逮捕・書類送検された人数も88人(前年比26人増)と、統計を取り始めた2002年以降で最多。内訳では実父(37人)、実母(24人)、内縁の夫(12人)の順で多かった。虐待で死亡した子は計8人。
通告の約7割を、直接の暴力ではない「心理的虐待」(6010人)が占めた。うち4350人については、配偶者らへの暴力・暴言といったDV(ドメスティックバイオレンス)が原因だった。

USJ入場者1390万人突破し最多更新 3年連続

USJ入場者1390万人突破し最多を更新 3年連続

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)の2016年度の入場者数が3月17日、過去最多を更新した。15年度の1390万人を上回り、2週間余りを残すだけに、3月末までに1400万人台の半ばに達する見通しだ。3年連続の最多更新となる。
2016年3月にできた新型ジェットコースター「ザ・フライング・ダイナソー」が人気で、映画「ハリー・ポッター」エリアが引き続き高い支持を得たほか、開園15周年イベントも好調だった。
運営会社のユー・エス・ジェイでは2020年夏までに500億円を投じ、大手ゲームメーカー、任天堂のキャラクターをモチーフにしたエリアをつくる計画で、今後も積極的な投資で入場者数を伸ばしていきたいとしている。