「ロッテリア」外食大手ゼンショーGに売却へ

大手ハンバーガーチェーン「ロッテリア」を傘下に持つロッテホールディングスは2月16日、牛丼チェーン「すき家」などを運営する外食大手、ゼンショーホールディングスに4月1日付で全株式を売却、譲渡すると発表した。
売却の理由について、ロッテホールディングスは「グループの成長戦略を見直した結果、今後の持続的な成長や価値の最大化のため」としている。ロッテリアは1972年に東京・日本橋に1号店をオープン。以来、全国に店舗展開しており、2023年1月時点で店舗数は358店に上っている。

2023年2月17日

エア・インディア 米欧に470機発注 最大の10.6兆円

米欧航空機大手の発表によると、インド財閥タタ・グループ傘下の航空会社エア・インディアは米航空機大手のボーイングと欧州航空機大手のエアバスに、航空機を計470機を発注することで合意した。インドメディアによると、契約総額は約800億ドル(約10兆6,000億円)で、民間航空史上最大規模になるという。
エア・インディアのチャンドラセカラン会長は、航空機の新たな大型導入により、「世界的な航空網を劇的に拡大する」との声明を出した。

2023年2月17日

NTTデータ,積水化学 ペロブスカイト太陽電池で実証

NTTデータは2月13日、積水化学と共同でフィルム型ペロブスカイト太陽電池を建物外壁に設置した実証実験を2023年4月から開始すると発表した。建物の外壁面に設置した実証実験としては日本初の事例。
積水化学が開発したフィルム型の太陽電池を活用し、都心の既存設備で再生可能エネルギー発電、利用することで、再生可能エネルギーの地産地消を実現し、これらの課題解決を目指す。
設置場所は積水化学工業開発研究所(所在地:大阪府三島郡島本町)とNTT品川TWINSデータ棟(所在地:東京都港区)。実証実験期間は、積水化学は2023年4月ごろ〜2024年3月ごろ、NTTデータは2024年4月ごろ〜2029年3月ごろ。

2023年2月17日

ダイハツ マレーシアで「AXIA」9年ぶりに一新発売

ダイハツ工業(本社:大阪府池田市)は2月14日、マレーシアの自動車生産・販売の現地合弁、プロドゥア(所在地:セランゴール州)が、Aセグメントの国民車「AXIA(アジア)」を約9年ぶりにフルモデルチェンジし、同日発売したと発表した。
AXIAはマレーシアの顧客ニーズを徹底的に追求した5人乗りのコンパクトハッチバックとして、累計版台数は約57万台に上っている。希望小売禍価格は3万8,600リンギット〜4万9,500リンギット(約117万〜150万円)。

2023年2月17日

トヨタ 佐藤次期社長新体制 テーマは『継承と進化』

トヨタ自動車は2月13日、佐藤恒治次期社長の新体制として4月1日付の執行役員体制を発表した。新しい経営チームのテーマは『継承と進化』。新体制では、佐藤新社長を中心に「創業の理念を大切にしながら、商品と地域を軸にした経営」を実践するとしている。副社長は2名体制となった。北米と中国に本部長を置く。

2023年2月16日

高松市 廃棄うどん活用のバイオマス発電実証拡大へ

高松市は、2022年6月から進めてきた廃棄うどんを活用、汚泥に混ぜたバイオマス発電の効率を高める実証実験で、これをさらに拡大させるため2月13日、全国でさぬきうどんのネット販売などを展開している山田家物流と協定を結んだ。この協定で山田家物流は、うどんを製造する過程で廃棄される麺を1日およそ20kgを提供する。
高松市は市内の下水処理場で、汚泥センターで発酵させて発生するガスを活用したバイオマス発電を行っている。実証実験でこれまでにうどん製造会社2社の協力を得て、合わせておよそ10トンの廃棄うどんが投入され、順調に発電を続けており、今後うどんの投入量を増やしながら本格的な事業化を検討していく。

2023年2月16日

川崎重工など フィリピンの再生エネ拡大でMOU締結

川崎重工は2月13日、アイケイエス、フィリピンのAmber Kinetics,Inc.(以下、Amber)およびAboitiz Power Corporationと脱炭素社会の実現を目指したエネルギーシステム構築に関するMOU(覚書)を締結したと発表した。今後4社はフィリピンで、川崎重工が開発した仮想同期発電機ソフトウェアを搭載したインバータとAmberが開発したフライホイールを組み合わせることにより、系統安定性を損なわずに再生可能エネルギーの導入を実現するエネルギーシステムの調査および開発、案件組成に取り組んでいく。
また、ASEAN諸国およびオーストラリアに向けたシステムの水平展開に関する検討も実施する。

2023年2月15日

三菱UFJ銀 中国子会社がグリーン発展連盟と提携

三菱UFJ銀行は2月13日、全額出資子会社のMUFGバンク(中国)有限公司(以下、MUFGバンク(中国))が、国家級経済技術開発区グリーン発展連盟(所在地:天津経済技術開発区、以下、グリーン発展連盟)との間で、中国におけるカーボンニュートラルの促進に関する業務協力協定を締結したと発表した。日本の金融機関がグリーン発展連盟と協定を結ぶのは初めて。

2023年2月15日

脱炭素で住化,丸善石油,三井化3社が連携の覚書

住友化学、丸善石油化学、三井化学の3社は2月13日、千葉県の京葉臨海コンビナート内で、カーボンニュートラルの実現に向けた検討を共同で進めるための覚書を締結したと発表した。3社が連携して温室効果ガス排出量削減を目指した原燃料転換などの」取り組みについて検討を開始する。この取り組みについては3社に限定することなく、千葉県が主導する「千葉臨海コンビナートカーボンニュートラル推進協議会」などを通じて、関連自治体や企業との連携も視野に入れ推進していく。

2023年2月15日

PPIH 海外事業仕入れ担当者と国内業者の世界商談会

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(本社:東京都目黒区、以下、PPIH)は2月13日、国内加工食品事業者を対象とする、日本食の積極的な振興を掲げる同社の海外店舗用仕入れ担当者との「世界商談会」を開くと発表した。同商談会への参加企業を募集する。一次受け付け〜締め切り:2月13日〜2月28日(3月商談予定)、二次受け付け〜締め切り:3月1日〜3月31日(4月商談予定)。

2023年2月15日

ルノーと日産自 インドで6億㌦投じ拠点輸出ハブに

ルノーと日産自動車は2月13日、インドで6億米ドル(約530億インドルピー)を投じ、拠点とするチェンナイを両社の国際的な輸出ハブへと高めていくなどの方針を発表した。
この骨子は①電気自動車(EV)2車種を含む6車種の新型車をインドで生産する②チェンナイのルノー日産テクノロジー&ビジネスセンターインディア社で最大2,000人の新規雇用を創出する③ルノー日産オートモーティブインディア社の工場は再生可能エネルギーの発電量を大幅に増やすことでカーボンニュートラル化していく。

2023年2月15日

三井不 宇宙産業育成へ新団体「クロスユー」設立

三井不動産(本社:東京都中央区)は2月13日、宇宙分野に力を入れる企業や有識者らが2022年9月に、産業育成する一般社団法人「クロスユー」を設立し、4月から活動を始めると発表した。4月にも新たな拠点「XーNIHONBASHI BASE(クロス・ニホンバシ・ベース)」を日本橋に開設する。宇宙航空研究開発機構(JAXA)とも協定を結び、産官学で取り組みを進める。

2023年2月14日

中国BYD インドで1月中にSUVモデルのEV340台納車

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、中国の電気自動車(EV)大手、BYDはインドで1月にスポーツ用多目的車(SUV)「アット3」の納車を開始し、同月中に340台以上を納車したと発表した。ショールーム価格は339万9,000ルピー(約543万8,400円)からとなっている。同社は2022年10月に予約受付を開始して以来、2,000件以上の予約があったとしている。同社がインドに投入するEVの車種は多目的車(MPV)「e6」に続き2つ目。
アット3の販売台数は、すでに全世界で25万2,251台に上るとしている。アット3の主な性能は、バッテリー性能が60.48kwh、50分間で0%から80%までの充電が可能、1回の充電での航続距離は480km。

2023年2月14日

資生堂 NARSを加えインドでのブランド展開を拡大

資生堂は2月10日、グローバルメイクアップブランドNARS Cosmetics(以下、NARS、本社:米国・ニューヨーク)を、インドで展開すると発表した。
資生堂アジアパシフィックを通じて、インドでプレミアム&ラグジュアリー大型百貨店や小売店舗を運営するShoppers Stop Limited(本社:インド・ムンバイ)の100%子会社、Global SS Beauty Brands Limitedと、グローバル戦略的パートナーシップを2023年1月に締結。プレステージ領域ににおけるスキンビューティーブランドのポートフォリオを強化し、アジアパシフィックでの成長を加速させる。

2023年2月13日

丸紅 フィリピンで森林再生通じたカーボンクレジット

丸紅(本社:東京都千代田区)は2月10日、フィリピン環境天然資源省、大手財閥グループDMCI Holdings Inc.の親会社、DACON Corporationおよびフィリピン大学森林天然資源学部と、森林再生を通じたカーボンクレジットプログラム開発プロジェクトを推進することに合意し、覚書を締結したと発表した。
フィリピンでは初めて産学官が協働し、森林再生を通じたカーボンクレジットプログラムを開発する取り組みとなる。生物多様性の回復、地域コミュニティにおける雇用を創出し、森林による炭素回収・固定を通じたカーボンクレジットプログラムの確立を目指す。

2023年2月13日

JERA フィリピンAboitiz Powerと脱炭素で共同検討

JERA(本社:東京都中央区)は2月10日、フィリピンの大手財閥グループAboitiz Equity Ventures Inc.の子会社、Aboitiz Power Corporation(以下、Aboitiz Power)と、脱炭素化に向けた石炭火力発電所におけるアンモニア混焼の共同研究を開始することで、来日中のマルコス大統領の立ち会いのもと、覚書を締結したと発表した。
両社は今後、石炭火力発電所におけるアンモニア混焼の実現可能性を検討していくとともに、アンモニア混焼の対象発電所やアンモニア混焼率などを検討していく。

2023年2月13日

豊田合成 インドで22億円投じエアバッグ生産増強

豊田合成(本社:愛知県清須市)は2月10日、豊田合成ミンダインディア(本社:インド・ラジャスタン州ニムラナ)のエアバッグの生産工場を約22億円を投じ拡張、生産能力を増強すると発表した。現在約2万1,000㎡の建屋を約3万5,000㎡に広げる。2024年9月に新体制で稼働予定。スズキやトヨタ自動車などに供給する予定。
同社はエアバッグ生産を、2025年度までに2021年比5割増の約1億個に引き上げる計画を掲げている。

2023年2月13日

パナソニック 中国にオートモーティブ事業統括法人

パナソニックオートモーティブシステムズ(本社:横浜市)は2月10日、中国におけるパナソニックのオートモーティブ事業を統括する「松下汽車電子系統有限公司」(所在地:上海市浦東新区)を設立し、運営を開始すると発表した。新会社の資本金は1.82億元で、松下電器(中国)有限公司が全額出資する。操業開始は4月1日。
新会社は同社グループの持つ幅広い車載商品群、技術基盤や調達力を強みとし、一方で開発販売機能を持つ中国オートモーティブ事業統括本社として、中国市場に最適な事業および商品の戦略立案機能と開発力を強化していく。

2023年2月13日

大塚製薬,豊田通商 ペットボトルのリサイクルで連携

大塚製薬(本社:東京都千代田区)、豊田通商(東京本社:東京都港区)、徳島県鳴門市の3者は2月10日、ペットボトルの水平リサイクル「ボトル to ボトル」を推進し、持続可能な社会を実現することで、9日に資源循環のための連携協定を締結したと発表した。
自治体から排出される使用済みペットボトルをリサイクルし樹脂として再生し、ペットボトルの原料として利用する水平リサイクルを進める。回収から製造、販売まで3者が包括的に連携し、資源の有効利用を推進することで、持続可能な環境、経済、社会の実現を目指す。

2023年2月13日

東急不など12社 営農型太陽光発電事業拡大で連携

東急不動産(本社:東京都渋谷区)など12社は2月10日、営農型の太陽光発電施設「ソーラーシェア」事業拡大で連携すると発表した。埼玉県東松山市でソーラーシェアを中心とした、農業と再生可能エネルギーを両立する実験施設『リエネソーラーファーム東松山』で実証実験を開始する。
このプロジェクトに参画するのは東急不動産ほか、リエネ(本社:東京都渋谷区)、エクシオグループ(本社:東京都渋谷区)、オムロンソーシアルソリューション(本社:東京都港区)、佐勇(本社:東京都港区)、ジンコソーラージャパン(本社:東京都中央区)、ふみさん農園(所在地:埼玉県東松山市)、丸紅メタル(本社:東京都千代田区)、ユー・シー・エル(本社:東京都渋谷区)、リニューアブル・ジャパン(本社:東京都港区)、JDSC(本社:東京都文京区)、Sungrow Japan(本社:東京都千代田区)の12社。
ソーラーシェアは、太陽光発電設備を設置した地面を農地として活用するもの。この事業を展開・普及するため、運営の手法の研究や、最適な発電量を確保するための検証、作物の収穫高や栽培品質に影響の少ない営農の実証など様々な実証実験行う。

2023年2月12日

日本製鉄 大型高炉実機用い高炉水素還元の実証実験

日本製鉄は2月9日、東日本製鉄所君津地区の第2高炉で製鉄所内発生水素をベースとした水素系ガス吹き込み技術の実証試験を開始すると発表した。2026年1月からの実証試験開始に向け、水素系吹き込み技術の実証設備導入に着手する。
4,500㎥の大型高炉実機を用いた高炉水素還元の実証試験は、世界的にみても初めての先進的な取り組みになるとしている。

2023年2月12日

西鉄 ディーゼルバスEVバスに改造 台湾RACの指導で

西日本鉄道は2月9日、既存のディーゼルバスのエンジンを外し、専用電池を取り付け電気自動車(EV)に改造する作業を公開した。改造は台湾の大手EVバスメーカー、RACの技術者を招き、西鉄車体技術(所在地:北九州市)で実施している。
改造費用は約2,700万円で、新車のEVバスを購入したり、海外でバスを改造するよりも割安という。改造後はフル充電で130kmほど運行できるという。
改造EVバスは走行試験の後、4月から福岡市内で運行する予定。西鉄では2030年までに保有するバスの2割程度にあたるおよそ600台をEVに転換することを目標にしている。

2023年2月12日

東急・青葉台駅でペロブスカイト太陽電池の実証

学校常人 桐蔭学園、東急、東急電鉄、横浜市の4者は2月9日、ペロブスカイト太陽電池の先行実証実験を、東急田園都市線・青葉台駅で11日に実施すると発表した。青葉台駅正面口改札前自由通路で、東芝が作製するペロブスカイト太陽電池による発電実証実験を行い、天窓下で直射日光がなく、人の往来が多い場所での発電性能を確認する。
商用化に向けて開発が進められている同電池が、一般の方々が身近に感じられる形で実証実験が行われる日本初の取り組みという。
ペロブスカイト太陽電池とは、ペロブスカイトと呼ばれる結晶構造の材料を用いた新しいタイプの太陽電池で、アメリカ国立再生可能エネルギー研究所の最新データでは、シリコン太陽電池に匹敵する高い変換効率(25.7%)が報告されている。
ペロブスカイト膜はスピンコート法やインクジェット法といった印刷技術で作製されるため、既存の太陽電池よりも低いコストで製造できる。さらに建築物の曲面や垂直面などシリコン太陽電池では困難なところにも設置することが可能になる。

2023年2月12日

ニプロ 中国子会社の北京事務所を移転 事業強化へ

医療機器販売大手のニプロ(本社:大阪市北区)は2月9日、連結子会社、尼普洛貿易(上海)有限公司の北京事務所を移転したと発表した。新事務所の所在地は北京市朝陽区。開設20年の節目を迎え、さらなる運営の安定化や増員対応のため。

2023年2月12日

国交省 訪日客消費25年に1人20万円目標案

国土交通省は2月9日、新たな「観光立国推進基本計画」を議論する有識者会議で、2025年までにインバウンド消費の1人あたり消費額を、新型コロナウイルス禍前の2019年の15万9,000円から4万1,000円引き上げ20万円とする目標案を示した。
示したのは2023〜2025年度までの計画素案で、インバウンド1人あたりの宿泊数を2025年までに1.5泊(三大都市圏除く)と2019年実績から1割増やす案を盛り込んでいる。訪日客の総数は2019年の3,188万人を超える水準を目指す。海外の富裕層を取り込み、滞在日数を延ばすなど観光政策の重点を「量」から「質」に転換する。

2023年2月12日

三井化学,旭化成 日本とタイで不織布統合事業 新会社

三井化学(本社:東京都港区)は2月8日、2023年10月2日を効力発行日として不織布事業の統合契約を締結したと発表した。不織布市場はアジアでの競合メーカーの設備増強により一段の競争激化が想定されることから、両社は共同で事業強化に向け事業を統合し、技術やノウハウを融合させ、シナジーの最大化を図り、持続的に成長が見込める事業へ変革する。
不織布関連製品はおむつやマスクなどの衛生材料向け、自動車内装材や建築資材、フィルや―などの産業資材向け、日用雑貨の生活資材向けなどが含まれる。

2023年2月11日

キューピー 食品残さでバイオガス発電,CO2削減

キューピー(本社:東京都渋谷区)は2月8日、国内4工場とグループのケイパックの製造過程で発生する食品残さをバイオガス発電に活用し、2022年度(2021年12月〜2022年11月)に、CO2排出量を年間約980トン削減したと発表した。
バイオガス発電は、養豚農家で出る家畜の排泄物と食品残さを混合してメタン発酵後、そこで生成されたバイオガスを利用して発電する仕組み。

2023年2月11日

早大.サステナジー 協生農法向けロボと新システム

早稲田大学(本部:東京都新宿区)とサステナジー(本社:東京都渋谷区)は2月8日、ソーラーパネル下での協生農法に実装可能な農業用ロボットと、その高効率な遠隔操縦システムを開発したと発表した。このロボットとシステム活用により、従来と比べ動作時間で49%、障害物との干渉率で50%それぞれ削減することに成功した。
耕作放棄地や砂漠化地域でもロボットの支援により、農作業が実現できる協生農法を地球規模で推進することで、カーボンニュートラル社会の実現に貢献する。

2023年2月11日

第一三共 ワクチン生産 年2,000万回分の体制整備へ

第一三共は、子会社の第一三共バイオテック(所在地:埼玉県北本市)の工場で、開発中の新型コロナウイルスワクチンの製造能力を増強し、2024年度までに年間2,000万回分を生産できる体制を整備する。新たな製造棟も建設する予定。
第一三共は1月に厚生労働省へ「メッセンジャーRNA(mRNA)」タイプのワクチン製造販売の承認申請を行い、年内の実用化を目指している。

2023年2月11日

くら寿司 3月上旬からAIで回転レーン監視へ

回転寿司大手のくら寿司(本社:大阪府堺市)は3月上旬をめどに、店内の回転レーンに流れる寿司などへの不審な行為を人工知能(AI)で監視するシステムを全店舗で導入する。寿司皿カバーの不審な開け閉めなどを検知できる仕組みを想定する。
はま寿司やスシロー店舗で、レーン上の寿司を一貫だけ直接箸で取ったり、レーンから取った寿司皿をもとに戻すなど、訴訟沙汰にになっている、迷惑行為を撮影した動画がSNS(交流サイト)上に相次いで投稿されたことを受けたもの。

2023年2月11日