iPS細胞の自動培養装置開発 京大・パナソニック
京都大学とパナソニックのグループが、iPS細胞の自動培養装置を開発した。装置は高さと幅がそれぞれ2㍍余りで、専用のロボットアームを使ってiPS細胞が入った容器を傾けて培養液を傾けて培養液を交換したり、iPS細胞の増殖の状況を判別して適切なタイミングで細胞を取り出すなど、これまで人がやるしかなかった微妙な作業を自動で行うことができるという。
価格は1台およそ5000万円で、大学や研究機関などでの使用を想定している。
iPS細胞の自動培養装置開発 京大・パナソニック
京都大学とパナソニックのグループが、iPS細胞の自動培養装置を開発した。装置は高さと幅がそれぞれ2㍍余りで、専用のロボットアームを使ってiPS細胞が入った容器を傾けて培養液を傾けて培養液を交換したり、iPS細胞の増殖の状況を判別して適切なタイミングで細胞を取り出すなど、これまで人がやるしかなかった微妙な作業を自動で行うことができるという。
価格は1台およそ5000万円で、大学や研究機関などでの使用を想定している。
大阪地検 籠池夫妻を国の補助金詐取で起訴
大阪地検特捜部は8月21日、学校法人「森友学園」の補助金不正受給事件で、小学校の建設を巡り国の補助金をだまし取ったとして、前理事長の籠池泰典容疑者(64)と妻の諄子容疑者(60)を詐欺罪で起訴した。また、同特捜部は同学園が運営する「塚本幼稚園」の運営にあたり、籠池被告らが大阪府からも補助金をだまし取ったとして詐欺容疑で再逮捕した。
籠池被告らは大阪府豊中市で開校を計画していた小学校の校舎建設について、建設工事費を水増しするなどして2017年2月までに国の補助金5600万円余りをだまし取った容疑で逮捕されていた。また、幼稚園の運営で障害のある子供や専従の教員の数を水増しして大阪府の補助金合わせて9200万円余りをだまし取ったとみられている。
大阪・八軒家浜~枚方市結ぶ淀川観光船9月から運航
江戸時代、淀川でみられた水上交通をイメージした観光船の運航が9月からスタートすることになった。地域の活性化につなげようと枚方市、それに近畿地方整備局などが企画、大阪で水上バスを運行する会社が始める。
大阪市中央区・大川の八軒家浜と枚方市を結ぶ観光船で、「淀川浪漫(ろまん)紀行」と名付けられている。3時間をかけて片道およそ20㌔㍍を進む船旅だ。観光船は9月から第2日曜日や祝日をを中心に、1日1往復運航される予定。
水位に高低差があっても船を通過させられる装置がある「毛馬閘門(けまこうもん)」などの見どころがあるほか、船の上では語り部が淀川流域の歴史について解説してくれるという。
大阪~出雲・松江間のバス1日13往復に増便 9/16から
一畑バス(島根県松江市)は8月14日、阪急バス(大阪府豊中市)、中国ジェイアールバス(広島市)と共同運行している「出雲・松江~大阪線」(JR出雲市駅-JR松江駅-大阪・阪急三番街)を、9月16日から現在の1日8往復から13往復に増便すると発表した。
2013年以降、同路線は乗客数が年間14万人台と好調で、利便性向上により一段の利用増が見込めると判断した。また、増便を機に大阪発の夜行便の終点を、従来の出雲市駅から出雲大社まで延伸する。このほか、シーズン・曜日により変動する「曜日別運賃」と乗車日の5日前までに乗車券を購入した場合に適用する「早期購入割引(早売5)」を導入する。
大阪ガス 伊藤忠とLPG販売事業を統合へ
大阪ガス(大阪市中央区)は、大手商社の伊藤忠商事のグループ会社と共同で新会社を設立し、関西、関東、中部の3つの地域でLPガスの販売会社を統合する。
大阪ガスは伊藤忠エネクスと折半出資、10月1日付で新会社「エネアーク」を設立する。エネアークは関西、関東、中部の3つの地域で大阪ガスと伊藤忠エネクスのそれぞれの傘下のLP販売会社合わせて6社の株式を保有する。
大阪ガスによると、新会社の売上規模はおよそ480億円、小売りの契約数は28万件で、3地域でおよそ3%のシェアを持ち、今後地域ごとに販売会社を統合していくことで、コスト削減や事業基盤の強化につなげたいとしている。
関西空港で夏休み出国ラッシュ 行き先は韓国など東南ア
関西空港で8月11日、夏休みを海外で過ごす家族連れなどの出国ラッシュがピークを迎え、朝から国際線の出発ロビーは大勢の人たちで混雑した。同空港では同日、1日で過去最高の3万7000人以上が海外に出国したとみられる。
同空港の運営会社、関西エアポートによると、8月10日からお盆をはさみ20日までの11日間に同空港から海外へ出国する人はおよそ36万5400人に上るとみられ、この時期としては最も多くなる見込み。行き先別では最も多い韓国、次いで中国、東南アジアとなっている。同空港の帰国のピークは8月16日になる見通し。
大阪市が総合区の素案公表 都構想と並行して議論
大阪市は8月10日、大阪市を残したまま現在の24行政区を8区にまとめる総合区制度について、概略・素案を明らかにした。総合区の位置や市から総合区に移す権限、予算・職員数などを示したもの。
今回の素案は、総合区の導入に向けた具体案を示したもので、8総合区の区役所は現在の24区の区役所から①淀川②北③福島④城東⑤西⑥天王寺⑦住吉⑧平野-の各区役所を選んだ。
総合区の導入は公明党が、大阪市を廃止して特別区に分割する大阪都構想の対案として主張しており、市は都構想と並行して総合区の議論も進めている。
総合区は2016年の地方自治法改正施行で政令指定都市が導入できるようになった制度で、まだ導入した市はない。区長は現在は一般職だが、総合区では特別職となり、市議会の同意を得て市長が選ぶ。区長は市長に予算について意見する権利と、区職員の任免権が与えられる。
大阪府・咲洲庁舎にホテル入居 18年8月一部開業
大阪府は8月9日、56階建ての咲洲(さきしま)庁舎(大阪市住之江区)について、7~17階の全フロアにホテルの入居が決まったと発表した。主に外国人観光客の宿泊を想定。2018年8月に一部開業、2020年2月に全面開業する予定。
ホテルの名称は「さきしまコスモタワーホテル(仮称)」。全378室で最大756人が宿泊できる。自転車販売業で、ホテル事業にも進出しているリコジャパン(大阪府堺市)と、不動産会社の西辻工務店(大阪府和泉市)の共同事業で、両社が出資する新会社がホテルを運営する。
空きテナントが多い同庁舎だが、今回決まったホテルの入居で稼働率は約20%増えて84%になる。
吹田・豊中など大阪府の待機児童17%減 大阪市は増加
大阪府は8月4日、府内の保育所などに入所を希望する待機児童が4月1日時点で1,190人と2016年4月1日時点と比べ17%減少したと発表した。減少は3年ぶり。
府は府営住宅の空室に小規模保育所を設けるなど独自の施策を進めた結果、府内の保育施設は147カ所増えて1,837カ所になった。ただ、大阪市の待機児童は増え、市町村にばらつきがあることも明らかになった。
市町村別の待機児童は、吹田市が106人減の124人、豊中市が96人減の121人、東大阪市が21人減の106人などとなっている。これに対し、日々の暮らしの利便性などからマンション建設が進み、人口の都心回帰が着実に進行している大阪市は、共働き世帯の増加を反映して52人増の325人だった。
夜空彩る300㍍の大輪に歓声 なにわ淀川花火大会
今年で29回目を迎えた大阪の夏の風物詩「なにわ淀川花火大会」が8月5日夜、大阪の淀川・河川敷で行われた。会場には50万人近い人が集まり、迫力ある色とりどりの花火に見入っていた。
川に向かって放たれた花火が破裂し、川面を扇状に彩る「水中スターマイン」や、終盤の連発の「10号玉」がとりわけ印象的だった。10発ほど連続して打ち上げられ、直径およそ300㍍の大輪が圧巻。大輪が夜空に咲き広がると、地響きが起こりそうなほどの大音声(だいおんじょう)に、訪れた大勢の人たちの間でその都度、歓声が沸き起こっていた。
「百舌鳥・古市」世界遺産登録の経済効果1000億円
民間の調査研究機関「堺都市製作研究所」(宮本勝浩理事長)の試算によると、「百舌鳥・古市古墳群」が世界文化遺産に登録された場合、地元、堺市にもたらされる経済波及効果は年間で338億円余り、大阪府全体では1005億円余りに上るとみられる。
仁徳天皇陵とされる世界最大の前方後円墳を目当てに堺市を訪れる観光客の数は年間およそ1663万人、また40を超える様々な古墳群のある堺市や藤井寺市、羽曳野市の3つの市を訪れる観光客の数は年間2000万人を超えるとみている。
籠池前理事長夫妻 国の補助金詐欺容疑で逮捕
大阪地検特捜部は7月31日、学校法人「森友学園」の籠池泰典前理事長(64)と妻の諄子容疑者(60)を国の補助金5600万円余りをだまし取っていたとして詐欺の疑いで逮捕した。
同特捜部の調べによると、籠池前理事長らは小学校の建設工事で金額が異なる契約書を提出し、国の補助金5600万円余りをだまし取った疑いが持たれている。2人は設計会社の担当者と共謀して、小学校の建設事業費を8億円余りを水増し、補助金を申請していた疑いがあることが分かった。
大阪・南港ATCで恐竜の化石展「竜脚類」など200点
大阪・南港のATCホールで、巨大恐竜の化石の展示会が開かれており、夏休み中の子供ら大勢の家族連れでにぎわっている。9月3日まで。
会場では長い首と尾が特徴の草食恐竜、「竜脚類」の化石を中心におよそ200点が展示されている。このうち体半分の骨格が復元されている「トゥリアサウルス」は14年前、スペインで発見されたもので、全長が30㍍を超えたとみられている。1925年、アメリカユタ州で見つかった「カマラサウルス」の化石は、頭から尾の先までほぼ完全な姿で、発見当時のまま展示されている。
また、会場では竜脚類が巨大化した背景や経緯がパネルで説明され、もともと2本足だったものが進化の過程で4本足で歩くようになったことで、骨格を支えられるようになったことなどが説明され、理解を深められるようになっている。
上半期の関空の国際線利用者 初の1000万人超え
関西エアポートによると、今年の上半期に関西国際空港の国際線を利用した人は、1002万人に上り過去最高となった。半期の国際線の利用者数が1000万人を超えるのは、平成6年の開港以来初めてという。
LCC(格安航空会社)の便数の増加により中国、韓国、台湾などアジアからの外国人旅行者が増え続けていることが主な要因。
今年1~6月の上半期に関空を発着する国際線と国内線の旅客機を利用した人は前年同期比8%増の1332万人だった。このうち国際線の利用者は1002万人だった。
大阪への万博誘致へ個人会員募集中 PR強化
大阪府や経済団体などでつくる万博誘致委員会は、機運をさらに高めようと個人の会員を募集中だ。今年4月から公式ホームページなどで会員を募集しており、7月20日時点でその数はおよそ3000人に達した。一方、法人の会員数も7月に入りおよそ1200社に増えている。
ただ、大阪の強力ライバルと目されるフランス・パリ郊外は公式ホームページへの賛同者数が11万人を超えている。このため、大阪への誘致に向けた機運を高めるためには、個人の会員数を大幅に増やす必要があるとしてPRに力を入れていく。
森友学園へ近畿財務局が異例の分割払い提案
学校法人、森友学園に、国有地がごみの撤去費用などおよそ8億2000万円値引きし、1億3400万円で売却された問題で、近畿財務局が異例の分割払いの契約を学園側に提案していたことが分かった。
国有地の売買では代金の一括払いが原則だが、財務局と学園との間で結ばれた売買契約書では10年の分割払いという異例の形になっていた。大阪地検特捜部は、国有地の売買で国に損失を与えたとする背任容疑で告発を受理し、財務局の担当者から任意で事情を聴くなどして、なぜこうした売買契約が結ばれたのか、その経緯などを詳しく調べている。
1~6月531万人余と過去最高 大阪訪れた外国人旅行客
大阪観光局によると、今年1月から6月までの半年間に大阪を訪れた外国人旅行客は、推計で前年同期比18%増の531万3000人と、これまでで最も多くなり、このペースで伸び続ければ年間では1000万人を超えるとみている。
国や地域別でみると、中国が最も多く174万7000人、次いで韓国が121万4000人、台湾が71万5000人などとなっている。中でも韓国から大阪に来る旅行客は、東京に向かう人数をおよそ40%上回っている。
大阪観光局が中国インターネット旅行会社と連携協定
大阪観光局は、中国からの旅行客をさらに呼び込もうと、中国最大手のインターネット旅行会社、Ctrip(シートリップ)と連携協定を結び、観光情報の発信などを強化することになった。
連携協定には大阪観光局が運営する観光案内所の場所や、無線インターネットが無料利用できるポイントなどの情報を、Ctripを通じて旅行客に知らせること、中国からの旅行客に人気のスポットや滞在日数などのデータを共同で分析することなどが盛り込まれる。
協定の締結式は中国・上海で7月27日行われ、大阪市の吉村市長も出席する予定。大阪観光局によると、2016年1年間に大阪を訪れた中国人はおよそ370万人に達し、大阪を訪れる外国人旅行客全体の40%を占めている。
大阪大 iPS細胞で世界初の心臓病治療 学内審査委に申請
大阪大学の澤芳樹教授らの研究チームは7月21日、iPS細胞を使い心不全を治療する臨床研究の計画を学内の審査委員会に申請したと発表した。同細胞から作った心臓の細胞を患者に移植する。
計画によると、iPS細胞をもとに拍動する心筋細胞を作製。それをシート状にして2、3枚重ねて重症の心不全の患者の心臓に移植する。18歳以上75歳以下の3人を目標に実施する予定。
iPS細胞の再生医療の研究は実施中の目の病気、審査中の脊髄損傷に続く3件目で、心臓病では世界初。早ければ2018年前半にも1例目の手術を実施する。
ハウス食品G 吹田市のマロニーを傘下に
東京と東大阪市に本社を置くハウス食品グループ本社は、吹田市の食品メーカー、マロニーを傘下に収めることになった。マロニーの発行済み株式のすべてを8月下旬に取得し、完全子会社化する。
マロニーは、ジャガイモのでんぷんを原料にした、鍋物の具材やサラダ向けの”めん”を主力商品とし、年間売り上げがおよそ28億円の食品メーカー。
マロニーのめんはカロリーが控えめで、健康志向の高まりとともに需要があり、独特のテレビコマーシャルでも知られている。
関西3空港を効率運用へ懇談会で議論 松本関経連会長
関西経済連合会(関経連)の松本正義会長(住友電気工業会長)は7月18日、2018年4月に民営化予定の神戸空港について、規制を緩和すべきだとの考え方を示した。同空港は路線が国内線に限定され、発着便数にも制限がある。そこで、松本会長は関西国際と大阪国際(伊丹)を加えた「3空港の資産を有効に使うことが重要だ」と話した。
緩和の可否は関経連が事務局を務める「関西3空港懇談会」で議論する。同懇談会は地元自治体や経済団体の間で3空港の役割分担を調整するのが目的。
大阪万博の会場面積1.5倍の155㌶に拡大
2025年に大阪での開催を目指す国際博覧会(万博)の概要について、政府が9月に博覧会事務局(BIE)に示す提案書の原案が分かった。
会場予定地の人工島「夢洲(ゆめしま)」(おおさかし)の埋め立て前の水面を活用し、会場面積を従来の約1.5倍となる155㌶に拡大する。会場建設費は事業者負担などで増やさないとしている。今後関係機関と調整し計画を詰める。BIE側などから過去の万博と比べ狭いと指摘されていたことに対応したもの。
提案書原案によると、入場料は当日普通券を4800円(大人)に設定、前売りや各種割引も設ける。入城者数は2820万人、入場者売上額を約700億円と見込む。
東洋紡・富山大学 薬用植物「植物工場」で安定栽培へ
東洋紡(本社:大阪市北区)は富山大学と共同で、医薬品や健康食品などの原料となる薬用植物を、「植物工場」と呼ばれる屋内の施設で栽培する技術の研究に取り組み、将来的な事業化を目指すことになった。
両者は今後2年程度かけて医薬品や健康食品、化粧品などの原料となる薬用植物を植物工場で栽培する技術の研究に取り組み、その後事業化する計画だ。
薬用植物は、一般の野菜などと比べて高い価格で取り引きされ、健康志向の高まりで市場の拡大が期待されている。ただ、現時点では技術的にほぼ装置産業化が進んでいる植物工場における一般野菜の栽培と比べ、薬用植物は安定的な栽培が難しい。そのため、植物工場で薬用植物の栽培に取り組む事例は、国内ではまだ珍しいという。
大阪港開港150年記念式典 各種イベントがスタート
大阪港が開港して7月15日で150年を迎えるのを記念して14日、住之江区の大阪港のホテルで記念式典が行われた。これを機に、各種のイベントや催しがスタートする。
式典には大阪市の吉村市長はじめ、石井国土交通大臣、大阪府の松井知事ら関係者570人が出席した。主催者を代表して吉村市長が「大阪港はこの150年間で戦災や災害を乗り越え、関西の経済的な拠点となった。今後さらに豊かで安定した市民生活を支える港となるよう取り組んでいきたい」とあいさつした。
大阪港周辺では、来年にかけて開港150年を記念するスポーツや音楽のイベント、港内を巡るクルーズなど数多くの催しが開かれる予定。
大阪都構想で4区と6区の区割り原案判明
大阪市を廃止し特別区に分割する大阪都構想の議論を進めるため、大阪府と市が作成した区割り原案の内容が分かった。大阪市24区を4つと6つの特別区にする2通りの案で、人口や税収などを考慮して合区する。
両案ともに特別区の財政力に差がつかないように、税収の高い現在の北区、中央区、福島区、西区、天王寺区を分散させている。府市は区長らの意見を聞いたうえで、都構想の設計図を作る法定協議会に示し、法定協のメンバーの府市両議会の議員らがこの原案をもとに議論する。
榊原経団連会長など万博予定地・夢洲を視察 誘致へ一丸
経団連の榊原定征会長など経済団体の幹部が、2025年の万博の予定地となっている大阪・此花区の夢洲を視察し、経済界が一丸となって誘致に取り組む考えを示した。
視察したのは誘致委員会の会長を務める経団連の榊原会長など経団連の幹部と関経連(関西経済連合会)の幹部およそ20人。榊原会長はフランス、ロシア、アゼルバイジャンは大変強敵だが、2025年万博の開催地が決まる2018年11月には、何としても成功を勝ち取り、負の遺産と言われる夢洲をプラスの遺産に変えなければならないとし、経済界が一丸となって誘致に取り組む考えを示した。
大阪・梅田の「うめきたガーデン」で百日草が見ごろ
大阪・梅田のうめきたガーデンでいま、百日草が見ごろを迎えている。ビルに囲まれたこの庭園には、およそ10万株の様々な花が植えられていて、1000株ほどの百日草が見ごろだ。百日草は夏の間、およそ100日間崎続けることで、この名前が付いたといわれている。
花の色は赤、紫、白など園内には6種類の百日草が植えられており、6月上旬から少しずつ咲きはじめ、いまが満開だ。9月下旬まで楽しめるという。
2025年の万博誘致へ大阪府が生保3社と連携協定
大阪府は2025年の万博の大阪への誘致の周知・PRなどに連携して取り組むため、大手生命保険会社と包括的な協定を結んだ。まず日本生命、第一生命とそれぞれ協定書を取り交わし、健康・地域活性化・府政のPRなど7つの分野で連携を図る。
このうち府政のPRの分野では2025年の万博の大阪への誘致に向け機運を高めるため、生保はそれぞれの顧客に対して、チラシを配布するなどして、大阪万博の実現に一役買う。大阪府は近く、同じような協定を住友生命とも結ぶことにしている。
大阪・大川で青色LED5万個で浮かび上がる”天の川”
大阪市の中心部を流れる大川に七夕の7月7日の夜、約1㌔㍍にわたって水面に青く光る”天の川”が出現した。そんな幻想的な光景に、親子連れや男女のカップルらが足を止めて見入っていた。
これは一般社団法人「おしてるなにわ」主催のイベント「平成OSAKA天の川2017」のメーンイベントの一コマだ。今回で9回を数えた。
青色・天の川の正体は青色LED入りのプラスチック球(直径8.5㌢)で、約5万個を天満橋付近の5カ所から放流。やがて北浜まで青い光の帯ができ、さながら”天の川”が浮かび上がり、幻想的な光景をつくり出したのだ。
JTB西日本 関空で万博誘致のプロモーション
JTB西日本(本社:大阪市中央区)は2025日本万国博覧会誘致委員会のオフィシャルパートナーとして、大阪・関西への人流拡大と活性化を図ることを目的に、国際博覧会を大阪・関西へ誘致するプロモーション活動を関西国際空港で実施する。
旅客ターミナルビルと南北ウイング間を移動するために旅客が利用する関空ウイングシャトルでプロモーションを行う。このシャトル車両内に「2025国際博覧会を大阪・関西に!」と謳った広告を掲出し、車両外の側面に万博誘致ロゴマーク入りの応援メッセージを掲載する。実施は、車内ポスター掲出は7月1日から、車体ラッピングへのロゴ掲出は7月7日から。