パナソニックライフソリューションズ インド(本社:インド・マハラシュトラ州タネ)は4月21日、インド・アンドラプラデシュ州のスリシティ工業団地に建設していた配線器具の新工場が4月より稼働したと発表した。
インド国内で4カ所目の配線器具、電線、ブレーカーなどの電設資材工場で、初年度は8,000万個を生産する計画。2025年までに年間2億個の生産を目指す。2025年までに電路機器やIAQ機器など他の商品についても順次生産を開始する予定。
21年度関西企業の買収・出資691件で過去最多に
阪急阪神不動産 タイで6つの住宅分譲事業を推進
阪急阪神不動産(本社:大阪市北区)は4月21日、タイの不動産デベロッパー、セナ・デベロップメント(本社:バンコク、以下、セナ社)と共同で、タイで6つの住宅分譲プロジェクトを推進すると発表した。
「フレキシ タオブーン インターチェンジ」プロジェクトは約560戸のマンション、「バンブアトン」プロジェクトは約」770戸のマンションと約180戸のタウンハウス、「バンヤイ」プロジェクトは約310戸のタウンハウス、「テパラック2」プロジェクトは約1,400戸のマンションと約220戸のタウンハウス、約30戸のショップハウス、「スクサワット」プロジェクトは約490戸のマンション、「クローン1」プロジェクトは約1,570戸のマンションと約40戸のショップハウス。
これら6つのプロジェクトにより、同社のタイにおける住宅分譲事業は27プロジェクト、約2万2,010戸となる。またベトナム、フィリピン、インドネシア、マレーシアを合わせた海外における住宅分譲事業全体では42プロジェクト、約4万4,230戸となる。
ホンダ 東京都心部での自動運転でタクシー2社と協業で合意
ホンダは4月21日、日本におけるモビリティサービス事業運営子会社、ホンダモビリティソリューションズ(以下、HMS)が、ハイヤー・タクシーなどの交通事業を手掛ける帝都自動車交通ならびに国際自動車と、2020年代半ばの東京都心部での自動運転モビリティサービスの提供開始に向け、関連法令やサービス設計、事業者間の役割・責任分担の在り方などについて検討するための基本合意書を締結したと発表した。
ホンダは、GMクルーズホールディングスLLC、ゼネラルモーターズ、ホンダの3社が共同開発している自動運転モビリティサービス事業専用車両「クルーズ・オリジン」を活用した自動運転モビリティサービスを、2020年代半ばから日本国内で展開することを目指している。この事業運営を担うHMSは、新しいオンデマンド型無人移動サービスの提供により、都市部における様々な交通課題の解決や、顧客・社会に新しい形の利便性・新価値を提供することを目指している。
インドで5社の「日本式ものづくり学校」を認定
永守氏がCEO復帰 日本電産「ニデック」へ社名変更
丸紅,Proximar 国産陸上養殖サーモン販売で連携
丸紅(本社:東京都千代田区)は4月20日、Proximar Seafood ASが静岡県小山町で建設中の閉鎖循環式陸上養殖(以下、RAS:Recirculating Aquaculture System)の養殖場で生産するアトランティックサーモンを、2024年から10年間、丸紅が国内で独占販売することで合意したと発表した。
Proximarは、アトランティックサーモンの主要市場として年間約6万トンの需要がある日本で、静岡県小山町に日本最大級の陸上養殖場を建設している。2022年中にふ化施設から順次稼働を開始し、2023年に完工する予定。出荷初年となる2024年の出荷数量は約2,500トン、2027年のフル稼働時には約5,300トンの出荷を予定。
地理的制限を受けず、水質汚染や養殖魚の流失といった環境への負荷が低いRASは、水産物をサステナブルかつ安定的に供給する一つの手段として期待されている。
丸紅とProximarはこの取り組みを通じ、国産のサステナブルな水産物としてRASアトランティックサーモンのブランド構築を目指し、環境配慮型食料ビジネスを拡大するとともに、食の安定供給に貢献していく。
日本郵便 中国向けスピード郵便 一時停止 上海封鎖で
21年度薄型テレビ国内出荷8%減 巣ごもり需要薄れ
ホンダ 5月上旬鈴鹿製作所で5割減産 部品調達難で
JERA,九州電,中国電 水素・アンモニアの導入で協業の覚書
JERA、九州電力、中国電力の3社は4月20日、発電用燃料としての水素・アンモニアの導入に向けて、協業を検討することを定めた覚書を締結したと発表した。水素やアンモニアは燃焼時にCO2を排出しないため、化石燃料に代わる次世代燃料として期待されている。
この覚書は国内で大規模な火力発電所を運営する3社が、燃料用の水素・アンモニアのサプライチェーン構築・拡大に向け、①国内発電所向け水素・アンモニアの調達費用削減等を目的とした共同調達②水素・アンモニアの輸送・貯蔵手段の確立③水素・アンモニアに関する政策支援・ルール形成へ働きかけ④他の国内電力会社等に対する本協議への参画の打診-で協業の可能性を検討することを定めている。
ダイハツ 5月に滋賀・京都2工場停止,部品供給に支障
京セラ 鹿児島で625億円投じ半導体部品工場を拡張
出光興産 国内初の商業規模SAF製造へ NEDOに採択
双日G 在留外国人向け専用のクレジットカード事業
三菱商事とENEOS 航空機用再生燃料の製造で協力
日立 インド・デリーの病院に酸素工場を設置
丸紅 廃プラなど再資源化でインドネシア企業と覚書
マツダ 次世代リチウムイオン電池開発がNEDOに採択
マツダは4月19日、提案した「次世代高容量高入出力リチウムイオン電池の開発」が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から公募された「グリーンイノベーション基金事業/次世代蓄電池・次世代モーターの開発」の研究開発項目の一つ「高性能蓄電池・材料の研究開発」に採択されたと発表した。
今回同社が提案した事案は、カーボンニュートラルの実現に不可欠な電動車の普及に向けて、蓄電池・モータ-システムの性能向上・コスト低減などの技術的な課題解決を図ることで、将来的な自動車の電動化を支える基盤技術や地区衣電池・モーターの産業競争力強化窓を目指している。同事業でマツダは、高容量と高入出力を両立するリチウムイオン電池(LIB)の開発に取り組む。
商船三井など4社 バイオ燃料供給体制構築で覚書
商船三井(本社):東京都港区、100%出資のMOL CHEMICAL TANKERS PTE.LTD.(本社:シンガポール、以下、MOLCT)、大手資源商社のTrafigura Pte.Ltd.(本社:シンガポール、以下、Trafigura、トラフィギュラ)および同グループ船舶燃料供給会社、TFG Marine Pte Ltd(本社:シンガポール、以下、TFG Marine)の4社は4月19日、MOLCT運航船の世界各地の補油港における本格的なバイオディーゼル燃料(以下、BDF)供給について共同検討するための覚書を締結したと発表した。
これに基づき4社はMOLCT運航船隊のBDFの常用使用を可能とする、世界的なBDF供給体制の構築を目指し、検討を進めていく。共同検討の一環として、MOLCTが運航するケミカルタンカー、NISEKO GALAXYで、TFG Marineが供給したBDFを使用する試験航行実施、オランダ・ロッテルダム~揚地の米ガルフまでの大西洋上の航行に成功した。
21年近畿圏分譲マンション11.8%増の1.8万戸 3年ぶり増
京セラ 100億円投じ滋賀県でEV部品の生産能力増強
大阪ガス 産総研とメタンガス合成に250億円投じ共同研究
星野リゾート JR新今宮駅前の「OMO7」4/22開業
星野リゾートが企画・運営を担い、JR新今宮駅前に建設された新ホテル「OMO7(おもせぶん)大阪 by 星野リゾート」が4月22日に開業する。
新ホテルは地上14階建て、延床面積約3万7,000㎡の大規模施設で、8タイプ436室からなる。2階のレストランでは串カツ、どて焼きなど大阪を代表する料理をアレンジしたコースを提供する。1泊2人約11万円の「いどばたスイート」や同6万3,000円のコーナーツインなどの予約は2021年秋から受け付けており、すでに5月の大型連休まで全体の7割程度が埋まっているという。
新ホテルは大阪の観光地として知られる「新世界」や「通天閣」のほか、労働者の街として知られる「あいりん地区」にも近い。ディープな大阪を体感するにはもってこいの立地だ。
ユニ・チャーム 中国天津・江蘇両工場に再生可能電力導入
パナソニックHD 週休3日制 5,000人に今年度中に先行導入
21年度首都圏マンション価格平均6,360万円で過去最高
大林組 製造工程でのCO2排出80%削減コンクリート
大林組(本社:東京都港区)は4月18日、製造時のCO2排出量を最大80%削減するクリーンクリート(R)の技術をもとに、CO2排出量を実質ゼロ以下(カーボンネガティブ)と廃棄物削減を実現する「クリーンクリートN」を開発したと発表した。鉄筋コンクリートの材料として、2022年度中の工事適用を目指す。
クリンクリートは、セメントをCO2排出量が少ない高炉スラグ微粉末などに置き換えることで、製造時のCO2排出量を最大で80%削減するコンクリート。プレキャスト製品や現場打設のどちらにも使用できる。
今回クリーンクリートにCO2を吸収し固定化した炭酸カルシウムを主成分とする粉体を混ぜ合わせることで、その比率によってCO2排出量を差し引きゼロから、さらにマイナスにできる「クリーンクリートN」を開発した。
三菱パワー 欧州でボイラー燃料を石炭から天然ガスへ転換
鉄道会社 低利用路線のバス転換必要 国へ回答
国土交通省のアンケート調査によると、複数の鉄道会社が、利用者の少ない路線は廃止してバスなどの他の交通手段への転換を検討する必要があると考えていることが分かった。廃止を検討するケースとして、利用者の減少により大量輸送という鉄道の特性が発揮できなくなった線区を挙げる回答が目立った。JR各社や私鉄、第三セクターの計41社が回答し、4月18日開かれた国交省の有識者検討会で会社名を伏せて結果を明らかにした。
ローカル線を巡ってはJR西日本が4月11日、輸送密度2,000人未満の17路線30区間の収支が2017~2019年度平均ですべて赤字だったと明らかにしている。そして沿線自治体と存廃を含めた運営の在り方の協議を進めるとしている。